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新宿 歴史・日本の歴史(古代)
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64講座中 1〜20件を表示 

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入門日本古代史
第X期

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  • 仁藤 敦史/国立歴史民俗博物館名誉教授
  • 2025/04/02 〜 2025/06/04
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  第W期の継体期の動乱に引き続き、第X期では欽明期をとりあげる。五世紀後半から六世紀前半にかけては、古代国家の形成過程において大きな転換期に位置していた。従来の「外向き」の体制から内政の充実に大きく変化する時期に相当する。国造制・ミヤケ制・部民制などの検討により、どのようにして構造的矛盾の克服をおこなったかを考えてみたい。(講師・記) ※2024年4月開講 【カリキュラム】 @4/2(水) 「欽明期の王権1−国造制−」 A5/7(水) 「欽明期の王権2−ミヤケ制−」 B6/4(水) 「欽明期の王権3−部民制−」

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古事記講読 神話篇

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  • 三浦 佑之/千葉大学名誉教授
  • 2025/04/03 〜 2025/06/05
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  『古事記』上巻「神がみの物語(神話)」を、冒頭から丁寧に読み進めます。それぞれの神話にはどのような背景や歴史があるか、神の名や神話にこめられた意味は何か、『日本書紀』など共通する神話や伝承との共通性や相違について、など多面的に『古事記』の神話を考察します。『古事記』の原文は日本化された漢文で記述されていますが、その原文と現代語訳とを並べた自作テキストに基づき、はじめて『古事記』を読む人にも、何度も読んでいる人にも楽しめる講座を心がけます。どこの大学に行っても聴けない『古事記』講座です。(講師・記/2024年10月開講) 〈テキスト〉 プリントを配布します。今期は「高天原」から読み進めます。 〈参考書〉※なくてもかまいませんが、持っていると予習復習に好都合です。 三浦佑之『口語訳古事記 神代篇』(文春文庫) 倉野憲司『古事記』(岩波文庫)あるいはその他の古事記テキスト

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奈良時代を読み直す 「続日本紀」新講

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  • 遠山 美都男/学習院大学講師
  • 2025/04/03 〜 2025/06/19
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  天武天皇のキサキ持統天皇の手で完成された律令制国家は、天武・持統の孫にあたる文武天皇に受け継がれました。いわゆる天武系の支配する奈良時代の開幕です。しかし、この時代は本当に天武系の時代と考えてよいのでしょうか?この疑問を主軸にしながら、『続日本紀』の講読を通じて奈良時代の歴史を見つめ直していきます。  今期も恭仁京の造営に続き、国分寺・国分尼寺の建立、廬舎那仏造立に取り組む40代の聖武天皇の奮闘の歳月をたどります。(講師・記) ※2008年1月開講。

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「続日本紀」を精読する 八世紀史再考

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  • 佐藤 信/東京大学名誉教授
  • 2025/04/08 〜 2025/06/24
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  奈良時代史の正史である『続日本紀』を、しっかり読解して、精確に歴史像を再構成します。古代史料の読み方、調べ方、史料批判の方法を身につけ、分析視角をみがくことをめざします。冒頭からはじめ、校訂・訓読などの基本的なことから、論考の進め方にまで及びたいと考えます。(講師・記) 2020年10月開講。

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中国史書から見る古代日本

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  • 河内 春人/関東学院大学教授
  • 2025/04/08 〜 2025/06/10
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  •  日本古代史を考える時に必要な史料は日本で作られたものばかりではありません。中国で日本について記録された史料は、外部から見た日本史として日本国内の史料とは異なる貴重な証言を含んでいます。特に中国の歴代史書に掲載された倭国伝・日本伝はそのなかでも基軸的な位置を占めます。それらはどのような経緯で作られた史料であり、その記述はどのように読み取るべきでしょうか。記紀や六国史を中心として語られがちな日本古代史について、別の視角から日本史を考えることができる中国史料の性質と内容を考えます。(講師:記) 4月 漢書地理志と倭の出現 5月 魏志倭人伝と卑弥呼 6月 宋書倭国伝と倭の五王 【今後の予定】 7月 隋書倭国伝と遣隋使 8月 旧唐書倭国伝と日本伝 9月 新唐書日本伝と王年代紀

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古代日中関係の展開と行方
―遣隋使・遣唐使から日宋通交へ―

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  • 森 公章/東洋大学教授
  • 2025/04/09 〜 2025/06/04
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  日本と中国の関係は紀元前1世紀頃からのもので、朝鮮諸国との関係ともども古代国家形成に国際的要因が及ぼした影響は大きかったことがわかっています。日中関係といえば、遣隋使・遣唐使が思い浮かび、留学生が東西文化を融合させて世界帝国の首都で活動する華やかな様子も強調されるところです。  では、当時の日中関係の実際の姿や変遷はどうだったのでしょうか。  7世紀には戦争による通交途絶の時期もありました。日本は対等外交を展開したといわれますが、本当でしょうか。遣唐使はどのようにして文物移入を行ったのでしょうか。阿倍仲麻呂の唐での活躍ぶりは如何。遣唐使は「廃止」されたのでしょうか。「遣唐使」以後の日中関係はどのように推移していくのでしょうか。平氏は日宋貿易を経済基盤としたのでしょうか。  この講座では7〜12世紀を視野に、遣隋使・遣唐使の時代から近年研究が進展している日宋関係の様相などを、最新の研究成果に基づいてお話しする予定です。 (講師・記) ■2025年4月期 「遣唐使」以後(10〜12世紀) 第19回 呉越国との通交 第20回 「然の入宋 第21回 寂照と藤原道長

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東大教室1 日本史

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  • 野島 博之/学研プライムゼミ特任講師
  • 2025/04/09 〜 2025/06/25
  • 18:30〜20:20
  • 全6回
  • 会員 27,340円 / 一般 33,940円
  •  いよいよ東大日本史研究を本格的に開始します。東大教室➀で扱うのは、古代・中世を中心とする問題群。重量感のある基本的な論述問題(過去問+予想問題)をズラリとそろえる予定です。  この時期はまだ、自信が持てないのは当たり前。たどたどしくても予習を敢行し、覚悟を決めて授業に臨んでください。  もしかすると、サンドバッグになって茫然としてしまうかもしれない。でも、今なら許されます。“大切な何か”を享受・会得するとは、そうした苦闘の過程を歩んでいくこととほぼ同義なのです。(講師・記) ※note(https://note.com/nojimagurasan)にて、『東大日本史過去問題集』を順次公開します。 ※来春に受験の有無と合否調査をさせて頂きますのでご了承ください。(回答は任意です)

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渡来人来訪
特別展「古代DNA―日本人のきた道―」によせて

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  • 藤尾 慎一郎/国立歴史民俗博物館名誉教授
  • 2025/04/10 〜 2025/06/12
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  3万8千年前に後期旧石器時代人が日本列島に登場以来、縄文時代、弥生時代、古墳時代をつうじて大陸・朝鮮半島から多くの人々、いわゆる渡来人がやって来ました。最初に現れた後期旧石器時代人はどんな人だったのか、縄文時代の九州北部と朝鮮半島南部の人々はどのような交流をしていたのか。弥生時代に2度にわたって渡来した人びととその文化は?古墳時代の渡来人と持ち込んだ文化は?縄文人や弥生人はどんな食料を食べていたのか、などの諸問題を分子人類学や炭素・窒素同位体比分析など最新科学の助けを借りて3回に分けて解き明かします。  1回目は、旧石器時代と縄文時代、2回目は弥生時代、3回目は古墳時代を対象とします。(講師・記) <特別展情報> 「古代DNA―日本人のきた道―」 会場:国立科学博物館(東京・上野公園) 会期:2025年3月15日(土)〜6月15日(日) 開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで) [詳しくは公式サイトへ](https://ancientdna2025.jp/)

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一橋大教室1 日本史

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  • 野島 博之/学研プライムゼミ特任講師
  • 2025/04/11 〜 2025/06/27
  • 18:30〜20:20
  • 全6回
  • 会員 27,340円 / 一般 33,940円
  •  いよいよ一橋大日本史研究を本格的に開始します。一橋大教室➀で扱うのは、前近代史(古代・中世・近世)を中心とする問題群。独特のやりにくさをもつ一橋大型論述問題(過去問+予想問題)をズラリとそろえる予定です。  ほとんどの場合、論述問題で問われるのは基本的な理解度。後回しにしてよい性格のものではありません。たどたどしくても予習を敢行し、覚悟を決めて授業に臨んでください。  またいうまでもなく、一橋大教室➀は一橋大日本史の第1問対策講座になります。例年、一橋大学ではこの第1問で大きな差がついています。出題割合は低いけれど合否を決する重みをもつ、ここにいきなり集中しましょう。(講師・記) ※note(https://note.com/nojimagurasan)にて、『東大日本史過去問題集』を順次公開します。 ※来春に受験の有無と合否調査をさせて頂きますのでご了承ください。(回答は任意です)

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海外交流の古代史

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  • 佐藤 信/東京大学名誉教授
  • 2025/04/11 〜 2025/06/20
  • 13:30〜15:00
  • 全2回
  • 会員 7,590円 / 一般 9,790円
  •  最近の研究の進展によって大きく変貌した古代史像の代表格は、東ユーラシアの国際的な環境のなかで日本列島の古代史が展開した様子が明らかになってきたことです。「グローバルな世界」は、古代にもあったといえるでしょう。海外交流をめぐるそうした最新の研究状況を紹介しながら、対外的な交流のなかで日本の国家や文化の形が現れてくる姿を、全24講座で総体的・具体的に検証したいと思います。 (講師・記) <講座スケジュール> 2025年 4月 遣隋使 2025年 6月 白村江の戦い 2025年 7月 渡来人と列島の社会 2025年 9月 大宰府と鴻臚館 2025年10月 宗像・沖ノ島と対外交流 2025年12月 古代の大臣外交 2026年 1月 遣唐使 2026年 3月 吉備真備と玄ム 2026年 4月 鑑真の渡日 2026年 6月 渤海と日本 2026年 7月 藤原仲麻呂の新羅侵攻計画 2026年 9月 正倉院宝物 2026年10月 唐風文化と国風文化、唐物 2026年12月 平泉文化と東アジア

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天皇と天皇陵の探求「日本書紀」を読み解く

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  • 遠山 美都男/学習院大学講師
  • 2025/04/11 〜 2025/06/27
  • 13:30〜15:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  奈良時代の初め、中国の史書にならい日本王朝の正史として編纂された『日本書紀』。その精読を通じて天皇とその歴史について理解を深めます。さらに歴代の天皇陵と周辺の史跡にも目を配りたいと思います。  今期も引き続き、持統天皇による国家形成のプロセスを読み解いていきます。(講師・記)

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「魏志倭人伝」を徹底的に読む
卑弥呼と邪馬台国の謎を解く

  • 安本 美典/元産業能率大学教授
  • 2025/04/12 〜 2025/06/14
  • 10:00〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  •  「魏志倭人伝」は、西暦284年ごろ、いまから1700年以上まえに書かれた。中国の西晋時代の歴史家、陳寿の著作『三国志』の一部をなす。「魏志倭人伝」は、わが国のことをかなりくわしく記したもっとも古い文献である。「魏志倭人伝」は、2000字たらずの文章であるが、現代の日本文になおすと、およそ400字づめ原稿用紙20枚程度の分量となる。  この講座では、「魏志倭人伝」を他の諸資料を参考にしながら読み進め、古代日本の姿を総合的に探究する。とくに、女王卑弥呼は、どのような人物なのか、邪馬台国はどこにあったのか、などに焦点をあてる。「魏志倭人伝」の記述内容は、『古事記』『日本書紀』などの日本がわの文献の記述内容と、どのような関係をもつのか。邪馬台国問題は、なぜ解けないのか。これまでの諸説を整理する。  総合的に探究し、構造をもち、ストーリーとして理解できるような答えが必要である。そのためには、考古学的データ、中国・朝鮮の文献データ、日本がわの文献データ、民俗学的なデータなど、諸データによる情報を総合的に検討する必要がある。私は、そのようにすれば、邪馬台国問題は、現代の科学技術の範囲で解ける問題であると考える。とくに、文献学と考古学とは問題を解くための車の両輪である。日本がわ文献などを排除し、考古学の範囲内で解こう、などとするから情報不足で解けなくなるのである。(講師・記) ※2024年4月開講。 ※授業開始20分前程から受講者による発表(テーマ自由)を行います。(希望者のみ)

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戦乱でたどる古代史
全24 講

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  • 佐藤 信 ほか/東京大学名誉教授
  • 2025/04/12 〜 2025/06/24
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円 / 一般 29,370円
  •  日本の古代史は、多くの戦乱に彩られています。国際戦争、皇位継承をめぐる変乱、国家に対する反乱や蝦夷と律令国家との戦いなど、多様な戦乱は、その時代の歴史的背景を明らかにしてくれます。それぞれの戦乱の実像とその背景から、古代社会の変遷をたどりたいと思います。(佐藤信講師記) ■2024年10月開講、24講の予定 ■※マーク=講師は新宿教室で講義 ◇マーク=講師はオンラインで講義、教室ではモニター投影します。 【今期のカリキュラム】*数字は通し番号です 13)4/12(土) 「伊治呰麻呂の乱」※  講師:吉野 武氏(多賀城跡調査研究所所長) 14)4/22(火) 「三十八年戦争―律令国家の対蝦夷戦争」◇  講師:鈴木 拓也氏(近畿大学教授) 15)5/13(火) 「アテルイの戦い」◇  講師:永田 英明氏(東北学院大学教授) 16)5/20(火) 「平城太上天皇の変」※  講師:佐藤 信氏(東京大学名誉教授) 17)6/9(月) 「承和の変」※  講師:仁藤 智子氏(国士舘大学教授) 18)6/24(火) 「応天門の変」※  講師:大高 広和氏(大正大学専任講師) 【2024.10月スタート・全24講カリキュラム】※カリキュラムは変更になることがあります。ご了承ください。 ■2024年10月期(終了) 1)「倭国大乱」 2)「広開土王碑と倭」 3)「武蔵国造の乱」 4)「磐井の乱」 5)「乙巳の変」 6)「白村江の戦い」 ■2025年1月期(終了) 7)壬申の乱 8)隼人と律令国家の戦い 9)長屋王の変 10)藤原広嗣の乱 11)橘奈良麻呂の変  12)恵美押勝の乱 ■2025年4月期(今期) 13)伊治呰麻呂の乱 14)三十八年戦争―律令国家の対蝦夷戦争 15)アテルイの戦い 16)平城太上天皇の変 17)承和の変 18)応天門の変 ■2025年7月期(予定) 19)元慶の乱 20)安和の変 21)長徳の変 中関白家の没落  22)刀伊の襲来 23)前九年合戦 24)後三年合戦 

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検証・平安時代の皇位継承

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  • 遠山 美都男/学習院大学講師
  • 2025/04/14 〜 2025/06/23
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  従来の天皇とは全く異なる官僚出身の桓武天皇によって開幕した平安京の時代。  その後、天皇の地位と権力はどのように受け継がれていったのでしょうか。また天皇の正当性はいかなる点に求められていったのでしょう。平安時代の天皇を一代一回で読み解いていきます。(講師・記) *2024年4月開講 【カリキュラム】 1)後三条天皇 2)白河天皇 3)堀河天皇 4)鳥羽天皇 5)崇徳天皇 6)近衛天皇

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基礎から学ぶ縄文時代

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  • 山田 康弘/東京都立大学教授
  • 2025/04/15 〜 2025/06/17
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  近年、さまざまな媒体によって縄文時代が取り上げられるようになってきており、「縄文ブーム」と呼ばれるようになって久しい。しかしながら、その一方で確かな研究成果に基づくことのない、表層的な理解による縄文時代像が一人歩きするという残念な状況に出くわすことも多くなっている。そのような時期だからこそ、今一度縄文時代の社会(生業形態・居住形態・集団構造。精神文化)について、基礎からその本質を学び、考えることが必要である。今回の講座では、縄文時代について基礎的な知識を学ぶとともに、現在における縄文時代研究の状況を3回にわたってお話する。(講師・記) 【カリキュラム】 1)縄文時代・文化の枠組み 2)縄文時代の社会その1(生業形態・居住形態) 3)縄文時代の社会その2(集団構造・精神文化)

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平安時代の日記(古記録)を楽しむ

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  • 倉本 一宏/国際日本文化研究センター名誉教授
  • 2025/04/21 〜 2025/06/16
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,890円 / 一般 12,540円
  •  日本には、宇多・醍醐・村上天皇の三代御記以来、多くの貴族や天皇の日記(古記録)が残されています。これは世界史的に見ても、日本だけの特別な現象です。 『栄花物語』や『大鏡』などの「歴史物語」、『今昔物語集』などの説話集とは違って、古記録は事実のみを記録した第一級の歴史史料です。 この講座では、これまでごく限られた専門家のみが読んできた代表的な古記録のなかから、比較的読みやすく、また面白い記事を選んで、これを原文・読み下し文・現代語訳で示し、解説していきます。 専門的な知識や漢文の素養がなくても大丈夫です。(講師・記/1年全12講。25年4月開講) 〈スケジュール〉 4/21 はじめに 古記録とは何か 5/19 三代御記1.『宇多天皇御記』と宇多天皇 6/16 三代御記2.『醍醐天皇御記』と醍醐天皇

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遺跡発掘史からみた縄文考古学
その2 戦後考古学の光と影

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  • 小林 謙一/中央大学教授
  • 2025/04/23 〜 2025/06/25
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  • 1)戦後考古学の黎明 戦後になり、皇国史観による戦前の歴史教育からの反動として、考古学に注目が集まった。国民的な話題を呼んだ登呂遺跡の発掘や、岩宿遺跡の発見から、考古学的な遺跡の価値が高まり、文化財保存の気運も高まり、千葉市加曽利貝塚の保存なども行われるようになった。そうした中で、日本初の集落全面調査として、和島誠一による南堀貝塚の全面的把握、三殿台遺跡における全面発掘へと進み、先史時代研究による歴史解明への期待が高まった。 2)先史時代研究の展開−住居調査から大規模開発の時代へ 水野集落論、原位置論、井戸尻編年、破棄パターン論など1960年代には考古学的な調査方法や研究方法の新たな動きが相次いだ。同時期に1970年代にかけて経済成長に伴う大規模発掘調査への時代へと進む。三内丸山遺跡、あらたな集落研究方法としての新地平編年の研究まで、大きな転機を迎える。大規模化する発掘方法による成果が積み重なるとともに、多様な解釈が生まれ混乱を招いていき、縄紋集落研究は漂流していると評価されるようになった。 3)前期旧石器ねつ造事件と現在の考古学研究 2000年に前期旧石器ねつ造事件が露見する。日本考古学最大のスキャンダルとされる本事件の発生は、考古学の信頼が大きく揺らぎ、考古学内部でもねつ造を見抜けなかったという一点において、その方法論に対するする懐疑が相次いだ。今こそ、旧石器ねつ造事件を客観的に見つめ直し、今後の考古学的研究方向の展望を探る必要がある。(講師・記)

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律令国家の成立に邁進した天皇たち

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  • 森田 喜久男/淑徳大学教授
  • 2025/04/23 〜 2025/06/25
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  •  7世紀の倭国は、中国の王朝である隋や唐から「進んだ文明」としての制度を導入し、ソフト面では律令という法にもとづく支配の仕組みが調えられ、ハード面では、中国の都城にならった飛鳥京・藤原京・平城京が造営されて、律令国家の形成が加速化します。このような時期に強力なリーダーシップをとったのが、敏達天皇の皇子、押坂彦人大兄皇子の流れを汲む押坂王家の天皇たちでした。  今回の講座では、これまで注目されてきたようで、意外にその業績が明らかではない天皇たちの歩みを振り返ります。この講座に参加された後、飛鳥の地を歩くと、今までとは違った風景が見えるかもしれません。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 皇極(斉明)天皇の治世  女帝である皇極天皇については、どのような印象をお持ちですか?かつては、大化改新の際には目の前で蘇我入鹿を殺害されてまごまごし、斉明天皇として重祚してからは、かつての金権政治家に負けずとも劣らぬ土木工事にうつつを抜かした天皇というイメージがありました。しかし、大土木工事は、皇極というよりも実は押坂王家の「お家芸」だったのです。彼女が目指したものは何か。今までのイメージを一新させたいと思います。  第2回 天智天皇の治世  天智天皇というとどのようなイメージをお持ちですか?大化改新の主導者である反面、妻の父である右大臣蘇我石川麻呂を死に追いやり、孝徳天皇を見捨てた男というイメージがあるのではないでしょうか。かつては天智天皇によって制定された近江令についてはその存在が疑問視されたこともありました。しかし、白村江の敗戦という危機的状況の中、この天皇のもとで実は国家形成の基礎となる部分が構築され、天武天皇へと引き継がれたのです。 第3回 天武・持統天皇の治世  壬申の乱を勝ち抜いた天武・持統両天皇の治世は、律令国家成立直前の段階となります。この段階のハード面の成果と言えば、真っ先に藤原京が思い浮かびますよね。ところがこの藤原京、随分、無理をして造った都でした。中国において理想型と思われた都だったのですが、あくまでも理想型なのであって、全く現実的ではなかったのです。そうすると、なぜ無理をしてまで、そんな都を造る必要があったのか、この点を明らかにする必要があ   りますよね。

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日本古代の漢文を読む

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  • 沖森 卓也/立教大学名誉教授
  • 2025/04/24 〜 2025/05/22
  • 15:30〜17:00
  • 全2回
  • 会員 7,590円 / 一般 9,790円
  •  日本人が書いた漢文(古代中国古典語で書かれた文章)、すなわち日本漢文には母語である日本語の影響が避けがたく、その不自然さ、誤用の程度は、ネイティブの中国人が書く漢文(純漢文)に近いものから中国人には理解不能な漢字文に至るまで、実にさまざまである。それは、漢文を書く人、漢文で書かれる対象(内容)、書かれる状況・背景などによって,漢字の使い方に大きな差異が生じるからで、日本語を基盤とした文章は漢文との逕庭がはなはだしい。そこで、古代日本の漢文(漢字)資料を原文に基づいて丁寧に読み進めながら、漢字に込められた古代人の言語観や文学性、そして日本語との葛藤を浮き彫りにしていくことにする。 ●今期:日本漢文の源流をたどる 日本では5世紀から本格的に漢字の使用が始まるが、「稲荷山古墳鉄剣銘」「江田船山古墳太刀銘」「隅田八幡宮人物画像鏡銘」後の、6,7世紀における日本漢文を読み進め、漢文の作成に日本語がどのような影響を与えていったか検証していく。 @6、7世紀の日本漢文 A和文への流れ ー宣命と祝詞ー <今後の予定> 夏学期:記紀を読む 秋学期:万葉集の漢文を読む 冬学期:上代撰述の風土記を読む ・・・・・

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「稲と米の日本」の歴史と民俗
「政治の米・経済の米・文化の米」

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  • 新谷 尚紀/国立歴史民俗博物館名誉教授
  • 2025/04/25 〜 2025/06/27
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  歴史学・考古学・民俗学、それに自然科学の4つの分野の学際的協業による先端的な広義の歴史学創生をめざして、井上光貞先生が創設されたのが国立歴史民俗博物館の出発であり、長い間その共同研究に従事し参加させていただいてきたおかげで、それぞれの分野の一流の研究者の方々から数多くの教示をいただくことができました。その学際協業による研究成果の一つとして、このたび拙著『政治の米・経済の米・文化の米−稲と米で読む日本史』(山川出版社)を刊行していただけました。 日本という国と社会をつくってきたのは「稲と米」です。それが貨幣の機能も果たしてきていること、つまり稲と米と貨幣は人間の身体でいえば血液のような役割を果たしているものであり、なくてはならないものであることを歴史と民俗の中に紹介しながら、日本の政治と経済と文化を、その3つの要素に注目して、根本から考え直してみることにしたい と思います。(講師・記) 【4月期】 @4月25日 水田稲作の定着と古墳        A5月23日 「稲の王」としての天皇 B6月27日 稲の収穫と米飯食の伝統 【7月期以降予定】 C稲と米が生んだ武家政権  D兵粮米の必要と産業経済の発展 E貨幣の誕生 中国銭は円形方孔・小判は稲俵  F幕藩制と石高制 米を食える都市・食えない農村    G地租改正・地主制・米騒動 H戦後食糧難から高度経済成長へ I農村と農業の現代史               J年中行事の構造と神社祭祀 K田植神事と御神穀祭                        

    • 見逃し配信あり