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ルジャンドル「テクストとしての社会」を読む�A
- 西谷 修/東京外国語大学名誉教授
- 2026/07/09木 〜 2026/12/10木
- 19:00〜20:30
- 全5回
- 会員 19,250円 / 一般 24,750円
世の中が、生活の足元から政治レベルまで、デジタルIT化によって混沌としてきました。生の現実とフェイクとの境界がなくなり、まるでチープなマルチワールドの映画の世界に住まわされているような状況です。この混沌の世界で〈理性〉を確保し、人間としての生を保つにはどうすればよいのか、ルジャンドルの「ドグマ人類学」を読みながら考えます。(講師・記) 2026年1月開講。途中からのご受講もいただけます。 [テクスト] P・ルジャンドル『テクストとしての社会』の訳稿を一章ずつ配布して読み進めます。 他に『ルジャンドルとの対話』(みすず書房)、『西洋が西洋についてみないでいること』、『同一性の謎』、『西洋をエンジンテストする』(以上、以文社)などを参照します。 *各回の内容は多少の変更がありますが、その都度授業資料として配布します。
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じっくり学ぶ中世哲学
中世哲学を巡礼する
- 山内 志朗/慶応義塾大学名誉教授
- 2026/07/21火 〜 2026/12/15火
- 18:30〜20:30
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
中世哲学の時代は1000年近くにも及び、長く、登場人物も多く、内容も豊かである。2年間をかけて、その流れをじっくり学んでいきたい。テキストはリーゼンフーバー『中世思想』でかなり厚い本だ。ゆっくり読み進める。思想家のテキストをまじえ思想家の息遣いを思いながら、中世哲学を巡礼の旅のように味わっていきたい。(講師・記) 2026年1月開講。 ※各自ご準備ください:リーゼンフーバー『中世思想史』(平凡社ライブラリー) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 (2026年は、リーゼンフーバー『中世思想史』第I部,第II部,第III部に対応します) ■2026年1月〜6月 1 中世・ルネサンス・近世 2 キリスト教とグノーシス主義 3 アレクサンドレイアの学風 4 修道院と三位一体 5 カルケドン公会議以降 6 西方ラテン教父(アンブロシウスとアウグスティヌス) ■2026年7月〜12月 7 修道院の成立 8 カロリング・ルネサンス 9 修道院改革 10 哲学と神学 11 初期スコラ学の展開 12 12世紀ルネサンス ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。 2027年予定 (2027年は、リーゼンフーバー『中世思想史』IV,V,VI,VIIに対応します)
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ハイデガーの「ニーチェ講義」を読む
ハイデガーのニーチェ批判
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/10/01木 〜 2026/12/03木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
ハイデガーは、1930年代の後半に一連の「ニーチェ講義」をおこなっているが、この講義の中でニーチェ理解とともに、西洋形而上学に対する態度をも根底から転覆することになった。いわゆる「ハイデガーの後期思想」は、この講義になかで準備されたと言える。 この講座では、その講義録を受けて、ハイデガーが論文の形でニーチェとの対決を遂行したもの(『ニーチェ�V』)を、取り上げます。講義の中で悪戦苦闘しながら取り組んだニーチェとの対決が、すっきりした形で論述されています。この講座は、テキストなしでも理解できるように進めていきますので、ハイデガーに興味ある方も、ニーチェについて理解したい方も、構えずにご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 1.ニーチェの形而上学 2.ニヒリズムの存在史的規定 3.形而上学としての存在の歴史
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戦後民主主義はなぜ批判された? 丸山真男批判
大熊信行、江藤淳、高坂正堯
- 田中 久文/日本女子大学名誉教授
- 2026/10/01木 〜 2026/12/03木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 14,520円
戦後民主主義の理論的中心人物として丸山真男がいる。しかし、彼はさまざまな立場の人から多くの批判を受けてもいる。前回は、吉本隆明、福田恒存、竹内好を取り上げたが、今回は大熊信行、江藤淳、高坂正堯について考える。 第1回は、丸山が民主主義によって国家権力を統制できるとしたのに対して、それだけでは「国家悪」は克服できないとした大熊信行を、第2回は、丸山が説いた戦後民主主義を占領軍によって作られたものと批判した江藤淳を、第3回は、丸山が理想的な平和論を説いたのに対して、国際政治のリアルな姿を捉えるべきだとした高坂正堯を取り上げる。 民主主義の危機が叫ばれる今日、これらの論争を通して改めて民主主義とは何かを考えてみたい。(講師・記) ※哲学、思想の初心者の方も歓迎です。 1.大熊信行 「国家悪」をどう克服するか 2.江藤淳 占領軍による民主主義の欺瞞 3.高坂正堯 リアルな国際政治を直視せよ
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『実践理性批判』とカントの実践哲学
- 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
- 2026/10/02金 〜 2026/12/18金
- 11:00〜12:30
- 全6回
- 会員 22,440円 / 一般 25,740円
カントの道�コといえば、「なすべきことをせよ」という厳格な義務の道徳論を思い起こす方も多いでしょう。しかしカントの実践哲学は、自然の問題から社会や国家、芸術や宗教論までをふくむ、とても広い視野と射程をもっています。この講座では、彼の実践哲学についての代表的著作である『実践理性批判』を中心として、『道徳形而上学の基礎づけ』『道徳形而上学・徳論』なども振り返りながら、実践哲学の全体としてカントが何を目ざしていたのかを考えて行きます。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により、変更することもございます。 7月期(7-9月) 1) オリエンテーションと『道徳形而上学の基礎づけ』前半 2) 『道徳形而上学の基礎づけ』後半 3) 『実践理性批判』第1回 4) 『実践理性批判』第2回 5) 『実践理性批判』第3回 6) 『実践理性批判』 第4回 ■10月期(10-12月) 7)『実践理性批判』第5回 8)『実践理性批判』第6回 9)『道�コ形而上学・徳論』第1回 10)『道徳形而上学・徳論』第2回 11)『道徳形而上学・徳論』第3回 12)(終わり) まとめ・カントの実践哲学が目ざすもの 参考図書: 『道徳形而上学の基礎づけ』大橋容一郎訳、岩波文庫(新訳) 『実践理性批判』波多野・篠田訳、岩波文庫 『人倫の形而上学第二部 徳論の形而上学的原理』宮村悠介訳、岩波文庫(新訳)
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「共感」の思想史
ヒューム、スミスから現代へ
- 坂本 達哉/慶應義塾大学名誉教授
- 2026/10/03土 〜 2026/12/05土
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
本年2026年はイギリス最大の哲学者D.ヒュームの没後250年とともに、盟友アダム・スミスの『国富論』出版250年に当たります。今日では「経済学の父」として知られるスミスですが、本来はグラスゴウ大学の道徳哲学教授として著した『道徳感情論』(1759年)によって思想家としての名声を確立しました。本講座では、10月期と来年1月期の計6回をつうじて、「共感」論を軸とするヒューム、スミスによる近代道徳論の画期的転換の意義を概観します。「共感(シンパシー・エンパシー)」は現代の認知科学、心理学、倫理学から社会学、経済学、文明論にいたる各分野で参照されるキイワードですが、その原点はヒューム、スミスにありました。私の近著『「共感」の思想史――ヒューム、スミスから現代へ』(岩波新書)を参照しながら、そこでは十分に論じきれなかった諸論点(ルソー、カント、ロールズ、福沢諭吉との関係等々)も加えつつ、ヒューム、スミスの思想的挑戦を掘り下げます。 その目標は、私たちが生きる近代社会(資本主義社会)ははたして弱肉強食のエゴイストの楽園に過ぎないのか?と問い直すことにあります。戦争とテロリズムに明け暮れる現代社会の危機を乗り越える可能性を探る絶好の機会となれば幸いです。(講師・記) **今期テーマ** 「「共感」の思想史�@――利己心から共感へ」 自己利益の最大化と自己責任原理を柱とする近代社会という常識(物語り)は18世紀の啓蒙主義から現代の新自由主義まで、私たちの価値観と思考方法を支配しています。今期は、こうした常識を根本から見直す作業の手始めとして、「共感」論の生成過程をホッブズからヒュームまでの時期を中心に追跡します。 第1回 エゴイストの思想史を超えて――いまなぜ「共感」か? 第2回 利己心か利他心か――ホッブズと闘うハチソン、ルソー 第3回 共感から正義へ――ヒュ−ム共感論の現代的意義
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ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を初歩から入門する
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/10/03土 〜 2026/12/19土
- 18:30〜20:00
- 全6回
- 会員 22,440円 / 一般 25,740円
今年度はヴィトゲンシュタインの主要な書物の2冊を取り上げて、たんに読むだけでなく、そこに含まれる問題や解釈などにも気を配って、あらためて初歩から入門したいと考えています。全体は、初歩の初歩でしたが、今回は「初歩から入門」ということで、前回ふれなかった問題を積極的に論じることにします。重複しませんので、前回の方々も、セカンド・ステップとしてぜひご参加ください。 『論理哲学論考』は、哲学に少しでも興味がある人であれば、一度は読み通したいと考える本だ。分量もコンパクトだし、解説書にしても、少なくはない。ところが、いざ手に取ってみると、なかなか先に読み進めず、たいてい途中で投げ出してしまう。「哲学の問題は根本的に解決した」とか、「語りえないものは、沈黙しなくてはならない」というフレーズはカッコいいが、「いざその意味は何?」と言われると心もとない。 そんな人たちと一緒に、この神秘的な書籍に入門しようというのが、この講座の目的です。この機会に、ぜひともあの「トラクタトゥス」(論考)を、一緒に読んでみませんか? ヴィトゲンシュタインの生涯や思想の変遷や、後期の名著『哲学探究』との違いもあきらかになるはずです。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ■2026年10月〜 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) 2026年10月期 ・「語りえるもの」について、その内容を確認します。(6回) 2027年1月期 ・「語りえない」ものとはどんなものか、考えます。(4回) ・『論理哲学論考』の問題点は何か、あらためて問い直します。(2回) ※お申込みは3か月単位です ※使用テキストは、各自ご準備ください。
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続・ギリシア哲学史
ローマのエピクロス哲学
- 納富 信留/東京大学教授
- 2026/10/05月 〜 2026/12/07月
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
古代ギリシア哲学は初期・古典期以後、ヘレニズム期・古代後期にそれまでとは異なる新たな思索と活動を展開します。本講座ではギリシア哲学史の後半部を、時代と哲学者ごとに検討していきます。今期はルクレティウスと、フィロデモスを検討します。 拙著『ギリシア哲学史』(筑摩書房)の続編となります。哲学史や歴史についての予備知識は必要ありません。質疑応答を通じて理解を深めていきます。(講師・記)
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10回で読み切る!ハイデガー『形而上学の根本諸概念 世界-有限性-孤独』精読
「深い退屈」から「世界」の謎へ
- 齋藤 元紀/高千穂大学学長・人間科学部教授
- 2026/10/07水 〜 2026/12/02水
- 19:00〜20:30
- 全5回
- 会員 18,700円
※本講座はハイデッガー全集29/30 『形而上学の根本諸概念 世界-有限性-孤独』(1929/30年冬学期講義)を10月から半年かけて精読する講座の前編(前半5回)となります。 ハイデガーは『存在と時間』(1927年)から『カントと形而上学の問題』(1929年)に至る歩みのなかで「存在の問い」の再点火に挑んだわけですが、その試みはそこで終わるものではありませんでした。1929年から30年にかけての冬学期、ハイデガーはフライブルク大学で『形而上学の根本諸概念』と題する講義をおこないます。ここでハイデガーが手がかりとしたのは、「退屈」という誰もが経験しながら見過ごしてきた気分でした。この気分を「根本気分」へと徹底的に分析することを通じて、ハイデガーは「世界とは何か」「有限性とは何か」「孤独とは何か」という三つの形而上学的問いを引き出します。とりわけ「石は世界を持たず、動物は世界に乏しく、人間は世界を形成する」という三つのテーゼをめぐる比較考察は、生物学者ユクスキュルの環境世界論を引き受けつつ展開され、後にデリダやアガンベンら現代思想における「動物論」「生の哲学」の重要な参照点ともなりました。 しかもこの講義は、そこで完結したわけではありません。ハイデガー自身は後年この講義に対する再解釈を随所で行い、例えば未公刊草稿(全集第103巻)のなかでは、この退屈論を「私のこれまでの退屈の解釈とその改作」と呼んで、自己批判とともに書き直していました。本講座では、この講義そのものを精読するとともに、この「改作」をも視野に収め、ハイデガー自身の思考がどう変容していったかまでを追います。 本講座では、六か月・10回にわたって、この浩瀚な講義録を丁寧に精読します。「退屈」という身近な気分の分析から出発し、動物と人間の存在の違い、そして「世界」概念そのものの根源的な解明へと至るハイデガー思想のダイナミズムを、原典に即してたどることが本講座の狙いです。 【26年10月期】 1)イントロダクション――『形而上学の根本諸概念』講義全体の見取り図 2)哲学の本質をめぐる基礎的解明(§1–§15) 3)根本気分の覚醒と退屈の第一・第二形式(§16–§28) 4)深い退屈とその時間性(§29–§38) 5)三つの形而上学的問いと三つのテーゼの提示(§39–§44) 【27年1月期】 6)テーゼ間の関係と「世界の貧しさ」の問題圏(§45–§50) 7)動物の「世界の貧しさ」の存在論的解明(§51–§61) 8)世界問題の主題的解明(一)(§62–§69) 9)世界問題の主題的解明(二)(§70–§76) 10)総括と展開――ハイデガー自身による再検討
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ヘーゲル「エンチクロペディ」を読む 自然哲学篇
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/10/08木 〜 2026/12/24木
- 19:00〜20:30
- 全6回
- 会員 22,440円 / 一般 25,740円
ヘーゲルといえば、たくさんの著作があり、そのどれも大きなものです。そのため、一つ読むだけでも大変です。しかも、一つ読んだだけでは、ヘーゲルが全体としてどんなことを考えていたのかは、想像もつきません。とすれば、ヘーゲル哲学の全体像をつかむにはどうすればいいのでしょうか。こうした希望にこたえるため、本講座では、ヘーゲルが学生用に講義した『エンチクロペディ―』を使って、ヘーゲル哲学の全体像に迫っていきます。もともと「百科辞典」ですから、それぞれの項目を読むように、簡単に説明しています。難しいところは、明確に説明しますので、この機会にぜひとも、ヘーゲルの全貌をつかみましょう! 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ・自然哲学篇 2026年4月期〜 ヘーゲルの「自然哲学」といえば、一般にはあまり評判がよくありません。独自の「論理」で、自然を歪めてしまった、と評価されることが多々あります。それに対し、社会哲学の方は、評価されてきました。しかし、ヘーゲルの哲学は、自然哲学抜きに理解できるのでしょうか。 本講座では、これまで『エンチクロペディ―』を使って、ヘーゲルの「論理学」を見てきましたが、これから第2部になる「自然哲学」を取り扱います。ヘーゲルの自然哲学が使いものにならないのかどうか、自分の目で確かめてはいかがでしょうか?(講師・記)
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ベルクソン『物質と記憶』を読む
- 平井 靖史/慶應義塾大学教授
- 2026/10/08木 〜 2026/12/10木
- 18:30〜20:00
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
昨今の研究の爆発的な進展と、それに即した出版ラッシュによって、巷ではにわかにベルクソン・ブームが沸き起こっています。ですが、ある哲学者について解説書の類を読むことと、その哲学者自身の言葉に触れることは、別物です。多くの人は、それをせずに通り過ぎていってしまうかもしれません。この講座は、それにチャレンジされる方のためのものです。テクストは、ベルクソンの四大主著の中でも最も形而上学的にして難解と言われる『物質と記憶』です。才気あふれる哲学的精神の最も輝かしい瞬間に綴られた奇跡のようなテクストを、一文一文丁寧に、わかりやすい解説を交えながら読み進めていきます。分量としてはほとんど進まないかもしれません。それでも、彼の思索の魂に直接その手で触れる経験は、かけがえのない時間になるでしょう。哲学的予備知識は不要です。今期はいよいよ「要約と結論」です。時間をかけて解説をしますので、初めての方もお気軽にどうぞ。(講師・記) �@10月 8日 その場で知覚すること、感受すること(命題I〜IV) �A11月12日 記憶と意識の諸平面(命題V〜VIII) �B12月10日 心身の壁を時間で超える(命題IX)
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インドの歴史と思想と宗教
- 赤松 明彦/京都大学名誉教授
- 2026/10/09金 〜 2027/03/12金
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 22,440円 / 一般 25,740円
古代から現代に至るインドの歴史を見ると、宗教のあり方が大きく変化する時期があります。 本講座では、「ヴェーダの時代」(前1500年から前500年)、「新しい宗教(仏教とジャイナ教)の時代」(前500年から後500年)、「中世ヒンドゥー教の時代」(500年から1500年)、「イスラーム支配の時代」(1200年から1757年)、そして「英国植民地下の時代」(1757年から1947年)という視点から、それぞれの時代に現れてくるインドの宗教の特徴と、時代を超えてそこに在る「インド」の考え方や精神性を探ります。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 ■2026年10月〜2027年3月 第1回 ヴェーダの時代(バラモン教) 第2回 新しい宗教の時代(仏教) 第3回 新しい宗教の時代(ジャイナ教) 第4回 中世ヒンドゥー教の時代(ヴィシュヌ教とシヴァ教) 第5回 イスラーム支配の時代(一神教と多神教) 第6回 英国植民地下の時代(ヒンドゥー教とキリスト教) ※6ヶ月の講座ですが、途中からのご受講もいただけます。
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中国哲学講義
- 中島 隆博/東京大学教授
- 2026/10/10土 〜 2027/02/13土
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 18,700円 / 一般 21,450円
中国哲学の重要なトピックを取り上げて、それを講義形式でお届けしたいと思います。トピックは10を考えていて、「人はいかにして人間的になるのか」、「日常のただ中にある神秘」、「悪に抗する」、「歴史とは何か」、「情を表現する」、「独我論」、「聖人について」、「宗教と科学」、「ジェンダーについて」、「民の方へ」を論じてみたいと思います。これらは、拙作『中国哲学史』(中公新書、二〇二二年)で十分展開しきれなかった諸概念を深掘りするもので、いわば中国哲学を十の概念の平面で切り取った十面体のようなものとなります。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 ■2026年4月〜8月 第一講 情と礼――人はいかにして人間的になるのか 第二講 神秘――日常のただ中にあるもの 第三講 性善――悪に抗して 第四講 歴史――反復と時 第五講 詩と文――情を表現する ■2026年10月〜2027年2月 第六講 独我論――思考の砥石 第七講 聖人――不可能な経験 第八講 宗教と科学――弱い人格概念に向けて 第九講 ジェンダー――過ちを改める 第十講 地の普遍性――民の方へ ※お申し込みは6か月単位です。 途中からのご受講もいただけます。 参考テキスト:[『中国哲学史』中島隆博・著(中公新書、二〇二二年)](https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/02/102686.html)
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アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む
- 前田 英樹/批評家
- 2026/10/12月 〜 2026/12/14月
- 18:30〜20:00
- 全5回
- 会員 19,250円
この講座では、フランスの哲学アンリ・ベルクソン(1859―1941)の四番目の、そして最後の主著となった『道徳と宗教の二源泉』(1932)を、一行ずつ丁寧に読み進めます。ベルクソンは、この著作のために二十五年の歳月を費やしました。この間、ヨーロッパでは酸鼻を極めた第一次大戦が起こり、一応の終結は見たものの、人類の未来に対する大きな不安と動揺が世界中に渦巻きました。この情勢に対し、ベルクソンは、自身の比類ない、<持続>の哲学をたずさえて立ち向かっています。私たちの道徳とは何か、宗教と呼ばれるもののほんとうの性質とは何か、結局のところ、人類はこれからも生き続けるに値するのか、そうであるなら、私たちのなかの何が、根本から立ち直らねばならないのか。この著作でベルクソンが、生のすべての力を傾けて答えようとした問いは、こうしたものです。ここにあるのは、ほかでもない現在の私たちが、いよいよさしせまって直面している問題ではないでしょうか。本書は、今、この時代にこそ、すみずみまで注意を払って熟読され、精神の食物とも、支えともされるべきものだと、私は信じています。受講に際しては、哲学の予備知識は、まったく不用です。 (講師・記) ※本講座は2024年1月に開講。じっくり読み進めます。 【各回のテーマ】(テーマは変更になる場合がございます。ご了承ください。) 1. 原始人にも自然法則は学ばれている 2. 原始人に信仰が発生する瞬間 3. 「偶然」と人が呼ぶもの 4. 文明人の内なる原始のこころ 5. 「意図」が自然のなかに導入される時
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絵画を観る、読む――ヨーロッパ図像学入門
《ラオコーン》《聖母の死》《イエズス会の伝道の寓意》
- 伊藤 博明/埼玉大学名誉教授
- 2026/10/14水 〜 2026/12/09水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
私たちが絵画を鑑賞するときの感動は、まずは構図の素晴らしさ、色彩の鮮やかさ、そして卓越した画家の技量によってもたらされ、そこに「驚き」や「発見」が加わることもあるでしょう。しかし、絵画の様式や主題だけではなく、それが描かれた文化的・思想的な背景を知ることは、作品の理解を深めることになり、私たちの感動は増すことになるで しょう。今期は、バロック時代を代表する画家、エル・グレコとカラヴァッジョの代表作、そしてイエズス会聖堂の天井装飾(アンドレア・ポッツィ)を取り上げてお話しします。 �@10月14日 エル・グレコ《ラオコーン》 �A11月11日 カラヴァッジョ《聖母の死》 �B12月 9日 アンドレア・ポッツィ《イエズス会の伝道の寓意》 図版キャプション エル・グレコ《ラオコーン》 1610-14年 ワシントン ナショナル・ギャラリー
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アメリカの現代思想
アメリカ思想の現在地 連続講義・リベラル左派 vs.テック右派
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/10/15木 〜 2027/03/18木
- 15:30〜17:00
- 全7回
- 会員 26,180円 / 一般 30,030円
この講座では、20世紀後半のリベラリズムから始め、その後アメリカの思想が21世紀にかけてどのように変わっていったのかを、それぞれの重要な思想家たちにスポットを当てながら展望します。 そのイントロダクションとして、初回は、現代アメリカのトランプ大統領、ヴァンス副大統領、ピーター・ティール、イーロン・マスクといったテック右派に影響を与えるカーティス・ヤーヴィンの思想を解説しつつ、リベラリズムとテック右派の関係を概観します。([この回のみの受講も可](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9062089&p=a7bc4b381982c4f64acbf8d3bc4f8e42d7f1e33c46a7973f36b5b753c0218160)) 20世紀後半、アメリカで始まったリベラリズム革命は、グローバリゼーションの進展とともに、アメリカ思想を世界の中心地にした。その後、情報通信革命を牽引するシリコンバレーのテック業界は、人々の生活のみならず、思想にまで大きな影響を与え、「カルフォルニアン・イデオロギー」と呼ばれるようになった。 21世紀になると、情報通信革命の申し子たちが続々と登場し、従来の正統的な思想のあり方を根底から変更していった。これまでリベラリズムや左派の思想が前提にしたものは、根こそぎ掘り崩され、今やシリコンバレーのテック業界を中心に、思想的な潮流が形成されるようになっている。イントロダクションに続く、各回で丁寧に見ていきます。 (講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することがございます。 ■2026年10月期〜2027年1月期 ・イントロダクション・アメリカ思想の現在地 テック右派とリベラリズムを概観する ([この回のみの受講も可](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=9062089&p=a7bc4b381982c4f64acbf8d3bc4f8e42d7f1e33c46a7973f36b5b753c0218160)) ・ロールズから始まったリベラリズム革命 ・ロ―ティのプラグマティズム的転回とは何か? ・ヒッピーからカルフォルニアン・イデオロギーへ ・ニック・ランド(「暗黒啓蒙」)とカーチス・ヤービン(「新君主制) ・アメリカの左派は死んだのか? ・テック右派は、電脳「リバイアサン」の夢を見るか? ★お申し込みは6か月です。途中からのご受講いただけます。
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文庫でよむ近代日本の思想
- 苅部 直/東京大学教授
- 2026/10/15木 〜 2026/12/17木
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
近代の日本人は、秩序と人間をめぐってどう考えてきたのか。政治・経済・社会をどのように論じてきたのか。そのことを知ることのできる思想史の古典が、いまは文庫本でいくつも読むことができます。一緒に読み、議論しながら、さまざまな問題について考えましょう。(講師・記) ■ 取り扱う書籍および範囲は前月末にHPにアップします。 ▼ 〈スケジュール〉※随時更新します。前月末に毎回決定。 10月15日=丸山眞男『超国家主義の論理と心理 他八篇』(岩波文庫)より「超国家主義の論理と心理」 11月19日=同書より「日本ファシズムの思想と運動」 12月=未定
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近代右翼の誕生と発展
ドイツの極右政党AfD、右翼と新右翼ほか
- 古谷 経衡/作家・評論家
- 2026/10/16金 〜 2026/12/18金
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
右翼、保守という言葉が現在ほど揺らいでいる時代はありません。昨今の政治家は「保守」を自称し、右翼と保守の境目は限りなく曖昧になりつつあります。明治維新による天皇制国家の形成期において、天皇を中心とした上からの国民国家を擁護する立場を採った近代右翼は、敗戦を境に親米・反共に舵を切ります。戦前の右翼と、現代の右翼は何が異なり、そして何が共通しているのでしょうか。昨今の「保守」業界の最新事情を踏まえつつ、横断的な解説を加えていく講座になります。(講師・記) **今期の予定** 10月 ドイツの極右政党AfD(ドイツのための選択肢)とは何か AfD支持者は「我が闘争」を読んでいるか/「イタリアの同胞」との違いは/日本にネオナチは居るのか?/AfDと参政党 11月 被差別部落解放運動と近代右翼 天皇の名で出された「解放令」/天皇を讃えた明治初期の被差別部落/水平社の分裂と一君万民論 12月 新右翼とは何か 右翼と新右翼/一水会の歴史的評価/現代の民族系右派組織(政治団体)概説/「維新と興亜」を読む
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アーレントのマルクス再論
労働と仕事から考える
- 百木 漠/関西大学准教授
- 2026/10/17土 〜 2026/12/19土
- 11:00〜12:30
- 全3回
- 会員 11,220円 / 一般 12,870円
『全体主義の起源』を発表したのち、アーレントはマルクス研究に没頭しました。とりわけ彼女が注目したのがマルクスの労働論でした。近代以前には「労働」は軽蔑と忌避の対象とされてきたのに対し、近代では「労働」の地位が急上昇し、人間の本質を表すものと見なされるようになります。この変化を象徴するのがマルクスでした。その結果として、近代人は〈労働する動物〉となり、「活動」や「複数性」の意義は損なわれていった。こうした議論は『人間の条件』に組み込まれることになりました。アーレントはマルクスをどのように批判し、そこからどのように自身の思想を構築したのか。最新の研究成果も踏まえて、読み解きます。(講師・記)
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オカルト思想と芸術――多様な側面
- 伊藤 博明/埼玉大学名誉教授
- 2026/10/19月 〜 2026/12/21月
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
ヨーロッパのオカルト思想(占星術、錬金術、降霊術、数秘術、カバラ、タロットなど)は、多くの場合、様々なイメージを伴って語られます。しばしば、テクストと図像が相互に補うことによって意味が明らかになり、理解が深まります。イメージはオカルト思想の図解として機能する場合が多いですが、また、芸術作品の中にオカルト思想が表現される場合もあります。講座では、オカルト思想とイメージ(芸術)の関連について、各々の思想の概略を説明したあとでスライドを用いて、多様なイメージの解読をします。10月期はオカルト思想の多様な側面についてお話しします。 �@10月19日 降霊術 �A11月16日 数秘術 �B12月21日 カバラ 図版キャプション 盲目のイサクと「生命の樹」
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