1. 全国トップ
  2. 講座検索
新宿 哲学・思想・宗教・哲学・思想
検索条件を変更する

フリーワードで検索

※空白を入れずに入力ください

教室を選ぶ

カテゴリーを選ぶ

大カテゴリー 小カテゴリー

初回開講月を選ぶ

講座形態を選ぶ

閉じる

フリーワードで検索

※空白を入れずに入力ください

曜日

開催時間

format_list_bulletedその他の条件

73講座中 1〜20件を表示 

  • 新宿教室
  • オンライン開催

ラカン「エクリ」を読む
「ローマ講演」

arayadaisuke.jpg
  • 荒谷 大輔/慶応義塾大学教授
  • 2025/01/25 〜 2025/06/28
  • 11:00〜12:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  ラカンの『エクリ』は非常に難解な本として知られます。ですが、丁寧に読んでいくと、ときに物事の見え方を一変させる新しいことが見えてきます。それは、しばしば行き詰まりを感じさせる社会において、生きる力のようなものともなるでしょう。  この講座では『エクリ』の中から特に重要と思われる論文を取り上げ、できるだけわかりやすくお伝えすることを目指します。まず、概要を掴み、つぎに論点を掘り下げ、そして広がりを展望します。  今期は、「ローマ講演」を取り上げます。(講師・記) **** 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 第1回:概要を掴む 第2回:原文を読む:まえがき、序論 第3回:原文を読む:空虚なパロール、充溢したパロール 第4回:原文を読む:ランガージュ 第5回:原文を読む:分析家の役割 第6回:広がりを展望する ※お申し込みは6ヶ月単位ですが、途中からのご受講もいただけます。 写真・撮影:Ralph Spieler

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

ヴィトゲンシュタインを初歩の初歩から入門する
「論理哲学論考」を読む

okamoto3 20.jpg
  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2025/04/05 〜 2025/06/21
  • 18:30〜20:00
  • 全6回
  • 会員 21,780円 / 一般 25,080円
  • ★ご注意ください・完全オンライン形式の講座です★  ヴィトゲンシュタインといえば、興味があっても難しそうで敷居が高い。とくに、数学や論理学と関係がありそうで、いっそう手が出ない。そう思っている人はいませんか?この講座は、そんな人のために、ヴィトゲンシュタインの主要な本4冊を、最初の一歩から読んでいくことにします。あまり難しく身構えずに、ヴィトゲンシュタインって、どんなことを考えていたのか知りたい人に、ご参加いただきたいと思います。 テキストの4冊は年代に沿って読み進め、各期1冊を読み終えるスピードで、進んでいきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ★■4月期 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) ■7月期 【青色本】 使用テキスト 『青色本』(ちくま学芸文庫) ■10月期 【哲学探究】 使用テキスト 『哲学探究』(講談社)          ■2026年1月期 【確実性の問題】 使用テキスト  『確実性の問題』(大修館書店全集9)                     ※お申込みは3か月単位です   ※使用テキストは、各自ご準備ください。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

中世哲学の基礎概念 現代哲学との対話の中で

yamauchishirou.jpg
  • 山内 志朗/慶応義塾大学名誉教授
  • 2025/04/07 〜 2025/09/08
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円 / 一般 29,370円
  • 現代哲学では中世哲学から基本的枠組みを借りてきてそこから新しい思想を作り上げている場合が見られます。現象学、ドゥルーズ、言語学などにおいてそういった様子が見られます。今回の連続講座では、そういった中世哲学に由来する概念のなかから、「志向性」「超越論的」「中動態」「ハビトゥス」などを選んで考えていきます。現在哲学の問題を説明したうえで、その源泉が中世哲学においてどのように展開されていたのかを、中世哲学の重要なテキストに直接読むことで(日本語訳で)中世の現場と現代哲学の現場を結びつけて考えていきたいと思います。哲学的問題が源泉から湧出する姿を確認することをできると思います。それぞれの概念について、一回ごとで終わりにするのではなく、二回続けて考えて行くことでゆっくり進めて行きたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第1回:志向性と現象学1(トマスとフッサール) 第2回:志向性と現象学2(ドゥンス・スコトゥスとハイデガー) 第3回:超越概念と超越論的1(トマスとカント) 第4回:超越概念と超越論的2(ドゥンス・スコトゥスとドゥルーズ) 第5回:ハビトゥスと中動態1(トマスとバンヴェニスト) 第6回:ハビトゥスと中動態2(オッカムとメルロ=ポンティ)講師・記)  ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。   

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

ヘーゲル「論理学」を読み直す
『本質論』、『概念論』導入

okamoto3 20.jpg
  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2025/04/10 〜 2025/06/26
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 21,780円 / 一般 25,080円
  •  いわゆる「大論理学」は、ヘーゲルの主著なのですが、かつては「天地創造以前の絶対者の叙述」といった、おとぎ話のような解釈が施されていました。そのため、今日ではすっかり信用を無くしています。時代錯誤的な過去の遺物と呼ばれ、すっかり投げ棄てられている状況です。  しかし、「論理学」の理解なくして、ヘーゲル哲学の意義を捉えることはできません。古びていたのは、ヘーゲル「論理学」ではなく、昔ながらの解釈です。本講座では、論理学を神や絶対者といった神話的な読み方ではなく、人間にそなわった言語の意味の展開として、あらためて読み直すことにします。  ヘーゲルの論理学は決して、時代遅れにはなっていませんし、過去の遺物というわけでもありません。従来の読み方にとらわれない新たな読み方をしますので、ぜひともご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第1期 (7月期)        『存在論』 第2期 (10月期)     『存在論』、『本質論』導入 第3期 (2025年1月期)  『本質論』、『概念論』導入 ★第4期( 2025年4月期)  『概念論』 参考図書: メインは、 知泉書館 ヘーゲル全集第10巻1客観的論理学:存在論(第1版1812) を使用します。 すでに他の版をお持ちでしたら、それをご利用ください。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む

maedahideki.jpg
  • 前田 英樹/批評家
  • 2025/04/14 〜 2025/06/23
  • 18:30〜20:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  この講座では、フランスの哲学アンリ・ベルクソン(1859―1941)の四番目の、そして最後の主著となった『道徳と宗教の二源泉』(1932)を、一行ずつ丁寧に読み進めます。ベルクソンは、この著作のために二十五年の歳月を費やしました。この間、ヨーロッパでは酸鼻を極めた第一次大戦が起こり、一応の終結は見たものの、人類の未来に対する大きな不安と動揺が世界中に渦巻きました。この情勢に対し、ベルクソンは、自身の比類ない、<持続>の哲学をたずさえて立ち向かっています。私たちの道徳とは何か、宗教と呼ばれるもののほんとうの性質とは何か、結局のところ、人類はこれからも生き続けるに値するのか、そうであるなら、私たちのなかの何が、根本から立ち直らねばならないのか。この著作でベルクソンが、生のすべての力を傾けて答えようとした問いは、こうしたものです。ここにあるのは、ほかでもない現在の私たちが、いよいよさしせまって直面している問題ではないでしょうか。本書は、今、この時代にこそ、すみずみまで注意を払って熟読され、精神の食物とも、支えともされるべきものだと、私は信じています。受講に際しては、哲学の予備知識は、まったく不用です。 (講師・記)  ※本講座は2024年1月に開講。じっくり読み進めます。 【各回のテーマ】(テーマは変更になる場合がございます。ご了承ください。) 1、創造的努力としての「正義」がある 2、新しい「感情」が創造されること 3、偉大な人物への憧憬はなぜ生まれるのか 4、「愛」という正義の形 5、カントの道徳説にある錯覚 6、道徳の「力」はなぜ、どこから来る ★「アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む」初回のみの体験受講をご用意しています★  4/14 月曜 18:30〜20:00 [「アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む【初回のみ】」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7871974)

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

ヘーゲル哲学という古典
「I 哲学の性格」 その1

hegel.jpg
  • 山 守/東京大学名誉教授
  • 2025/04/21 〜 2025/06/30
  • 18:30〜20:00
  • 全5回
  • 会員 18,150円 / 一般 20,900円
  •  ヘーゲル哲学が現在、アメリカを中心とした哲学界で注目を集めていますが、そうしたなかであらためて重要なことは、ヘーゲル哲学というすでに古典となっている哲学を、きちんと掌握することであろうと思います。伝統的に培われてきたヘーゲル哲学という重要思想の捉え方を踏まえてこそ、新たな展望も意味あるものとなりうるでしょう。ついては今回は、こうした古典哲学としてのヘーゲル哲学を包括的に取り上げ、ヘーゲル哲学の重要箇所をとりまとめたものを皆さんとともに講読したいと思います。テクストは、廣松渉編『世界の思想家 12 ヘーゲル』(平凡社)で、ここに収録されたヘーゲル自身の論議を、とりわけ最初は、丁寧にゆっくりと読み進んでいきたいと考えています(テクストは毎回プリントでも配布いたします)。 **各回の予定** 1. ヘーゲルおよびヘーゲル哲学の紹介・「I 哲学の性格」導入 2. 「I 哲学の性格」「第一節 時代の嫡子」(1) 3. 「I 哲学の性格」「第一節 時代の嫡子」(2) 4. 「I 哲学の性格」「第二節 二元の超克」(1) 5. 「I 哲学の性格」「第二節 二元の超克」(2)

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

マルクスの友人 フリードリヒ・エンゲルスについて考える

w.jpeg
  • 的場 昭弘/哲学者
  • 2025/04/21 〜 2025/06/23
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  マルクスの友人エンゲルスについて考えて見たいと思います。エンゲルスといえばマルクスと一体の人物のように見られ、マルクスといったらエンゲルスと考えられていました。しかし、エンゲルスについてはほとんど知られていません。マルクスとエンゲルスはどこが違うのか、なぜマルクス=エンゲルスになったのかを、エンゲルスという人物に即して考えます。いわばエンゲルスの生涯をたどることになります。(講師・記) 2025年4月開講 各回テーマ <2025年4〜6月> 1.4/21 エンゲルスとはだれであるか 2.5/19 マルクスとの出会い 3.6/23 『イギリスにおける動労者階級の状態』 <今後の予定> 4.マルクスとの共著『聖家族』と『ドイツ・イデオロギー』 5.エンゲルスの活動 6.1848年革命とエンゲルス 7.『革命と反革命』 8.『ドイツ農民戦争』 9.マンチェスターの20年 10.『資本論』とエンゲルス 11.ロンドンの転居 12.第一インターとエンゲルス 13.マルクスとエンゲルスの施行の差異 14.『反デユ―リンク論』と「空想から科学へ」 15.『自然弁証法』と『フォイエルバッハ論』 15.マルクス死後 『資本論』二巻、三巻の編集 16.第二インターアナショナル 17.マルクス主義の創設者としてのエンゲルス 18.エンゲルスの死とその影響 

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン(事前選択講座)

【オンライン受講】哲学の巨人たち 『メルロ=ポンティ哲学者事典』を手がかりに

2021y10m19d_231025768.jpg
  • 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
  • 2025/04/23 〜 2025/06/25
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  • 本年度は、メルロ=ポンティの視点を手がかりにしながら、古典から現代思想にいたるまで、哲学史全般の大きな流れをたどってみることにいたしましょう。個々の哲学者の特徴を生かしながらも、時代精神の全体を把握できるよう努めてみたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により、変更することがございます。 2025年1月期・終了 導入. 「哲学とは世界をとらえなおすこと」 ― 哲学・哲学史・哲学者列伝をめぐって 1.  東洋への視線 ― ブッダ、ナンマルヴァール、荀子、荘子 2.  西洋哲学のパースペクティヴ ― ハイデガー、ニーチェの視点 3.  「起源の消滅」と「イデア論」 ― ソクラテス、プラトン、アリストテレス 🌟2025年4月期 4.  「エピクロス派」と「ストア派」 5.  哲学と宗教 ― ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 6.  デカルトの系譜 ― マルブランシュ、スピノザ、ライプニッツ 2025年7月期 7.  イギリス経験論 ― ロック、バークリー、ヒューム 8.  カントとドイツ観念論 ― シェリング、ヘーゲル 9.  世紀末の転換点 ― ニーチェ、マルクス、フロイト 2025年10月期 10.  実存主義と現象学 ― ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ 11.  構造主義と言語学 ― レヴィ=ストロース、フーコー、ソシュール 12.  現代哲学の二大巨頭 ― デリダ、ドゥルーズ

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室(事前選択講座)

【教室受講】哲学の巨人たち 『メルロ=ポンティ哲学者事典』を手がかりに

2021y10m19d_231025768.jpg
  • 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
  • 2025/04/23 〜 2025/06/25
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  • 本年度は、メルロ=ポンティの視点を手がかりにしながら、古典から現代思想にいたるまで、哲学史全般の大きな流れをたどってみることにいたしましょう。個々の哲学者の特徴を生かしながらも、時代精神の全体を把握できるよう努めてみたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により、変更することがございます。 2025年1月期・終了 導入. 「哲学とは世界をとらえなおすこと」 ― 哲学・哲学史・哲学者列伝をめぐって 1.  東洋への視線 ― ブッダ、ナンマルヴァール、荀子、荘子 2.  西洋哲学のパースペクティヴ ― ハイデガー、ニーチェの視点 3.  「起源の消滅」と「イデア論」 ― ソクラテス、プラトン、アリストテレス 🌟2025年4月期 4.  「エピクロス派」と「ストア派」 5.  哲学と宗教 ― ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 6.  デカルトの系譜 ― マルブランシュ、スピノザ、ライプニッツ 2025年7月期 7.  イギリス経験論 ― ロック、バークリー、ヒューム 8.  カントとドイツ観念論 ― シェリング、ヘーゲル 9.  世紀末の転換点 ― ニーチェ、マルクス、フロイト 2025年10月期 10.  実存主義と現象学 ― ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ 11.  構造主義と言語学 ― レヴィ=ストロース、フーコー、ソシュール 12.  現代哲学の二大巨頭 ― デリダ、ドゥルーズ

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

いつもそこにライプニッツがいた
ライプニッツ哲学と現代的諸問題

mkurosaki-min.JPG
  • 黒崎 政男/東京女子大学名誉教授
  • 2025/04/23 〜 2025/06/25
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  約三百年前、ライプニッツは現代のデジタル技術の基礎となった二進法を確立しつつあった。「すべての数を0と1とによって表わす驚くべき表記法」(1696)を書き「数についての新しい学問試論」(1701)を王立科学アカデミーに提出した。しかし反応は、なんら実用的でない、というまったくの無理解で、学会誌にも掲載されなかった。ライプニッツは、これが「誰も予想しなかったような最も卓越した用途」があるはずで「深い思索のために考案されたもの」だ、と記した。ある先駆的な哲学者の<思想>が三百年の年月を経て<実現化>する。深い思索にテクノロジーは三百年かかって追いついたのである。                             私がさまざまな現代的問題を哲学という視点から考察しようとするとき、考察の先にはいつもライプニッツがいる。◎デジタル・コンピュータを考えていくと、ライプニッツの「二進法思索」に行き当たる。◎人工知能問題に入り込んでいったとき、チューリング、マッカーシーらAIにおける計算主義を追いかけていくと「心の働きはすべて計算である」というライプニッツの「普遍記号学」に出会う。◎原理的には決定されているのに遠い将来における状態が予測不可能だという<決定論的カオス>の問題。カオスの予測不能性を<認識の欠陥(スピノザ)>に還元する発想がもはや限界に達したときに、「分解は無限に進む」というライプニッツの「偶然的真理の思想」に出会う。講義では、このようなライプニッツ哲学の広く深い射程を、現代的諸問題のうちに見出してみたいと思う。(講師・記) ****下記の通り講義の順番を一部変更いたしました。 【変更前の順番】 @ デジタル・コンピュータとライプニッツの二進法思索 A 人工知能とライプニッツの普遍記号学 B 決定論的カオスと偶然性の問題 【変更後の順番】 @ デジタル・コンピュータとライプニッツの二進法思索 A 決定論的カオスと偶然性の問題 B 人工知能とライプニッツの普遍記号学 講義内容自体に変更はございません。 受講の際は、お間違いのないようご確認をお願いいたします。

    • 見逃し配信あり
    • 残りわずか
  • 新宿教室
  • オンライン開催

21世紀人の西洋哲学史 第5期・20世紀の哲学
ヴィトゲンシュタイン、フッサール、ハイデッガー

oohashiyouichirou.jpg
  • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
  • 2025/04/24 〜 2025/06/26
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 10,890円 / 一般 12,540円
  •  西洋の有名な哲学は、それぞれに独自の世界像を示していますが、その哲学の基盤に置かれている理念と、原理を展開する方法は、現代でも有意義な示唆に富んでいます。産業革命以来の機械論的世界観に対して、見直しの声が高まっている現代の世界観と、古典的な哲学との対話を目ざします。  古代ギリシアから21世紀にまでおよぶ哲学の歴史をひもときながら、現代世界に生じているさまざまな課題について、あらためて古典的な哲学がもつ多様で豊穣な世界観に学んでいきます。本講座は2023年1月から全36回を予定している長大なものですが、「古代・中世・近世・現代」の区分をもつ西洋哲学史の概観を知り、頭の中に西洋思想史全体の大きな地図を描くことを目ざします。 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 2023年1月期・・・終了 総論 古典思想に学ぶ現代 ■【第1期 古代中世と人文主義】  1)プラトン 2)アリストテレス 3)プロティノス 2023年4月期・・・終了  4)アウグスティヌス 5)トマス・アクィナス 6)人文主義概論 ■【第2期 近代科学と哲学】 2023年7月期・・・終了  7)パラケルスス 8)ガリレイ 9)ベーコン 2023年10月期・・・終了  10)ホッブズ 11)デカルト 12)スピノザ ■【第3期 経験と形而上学】 2024年1月期・・・終了  13)パスカル 14)ロック 15)ライプニッツ 2024年4月期・・・終了  16)ヒューム 17)ルソー 18)カント ■【第4期 19世紀世界と哲学】 2024年7月期・・・終了  19)19世紀哲学概論 20)ショーペンハウアー 21)ヘーゲル 2024年10月期・・・終了  22)ベンサムとミル 23)コント 24)ニーチェ ★■【第5期 20世紀の哲学】 2025年1月期・・・終了  25)20世紀哲学概論 26)ディルタイ 27)文化価値の哲学 ★2025年4月期  28)ヴィトゲンシュタイン 29)フッサール 30)ハイデッガー ■【第6期 21世紀の哲学】 2025年7月期  31)ポストモダニズム 32)市民と対話の哲学 33)認識の自然化と社会化 2025年10月期  34)人工知能と心の哲学 35)量子論の哲学 36)ケアと身体の哲学                             ※お申込みは3か月単位です。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

マルクス「資本論」第3巻を読む

sasakiryuji.jpg
  • 佐々木 隆治/立教大学教授
  • 2025/04/25 〜 2025/06/27
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,890円 / 一般 12,540円
  •  不平等の拡大、気候危機の深まり、インフレによる実質賃金の低下。経済システムに対する批判が高まりつつある今も、資本主義はますます強固になっているように見えます。人々を支配する権力関係が発生するのはなぜでしょうか。混沌とした状況を解き明かすには「儲け」のメカニズムを徹底的に分析したマルクスの『資本論』第3巻が鍵となります。本講座では、未完に終わったこの難読の書を拙著『マルクス 資本論第3巻』(角川選書)にもとづいて読み解いていきます。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 2024年4月期 1.イントロダクション:『資本論』第3巻はどういう著作か 2.第1章「利潤」論を読む@:形象化の出発点 3.第2章「利潤」論を読むA:資本による人間と自然の浪費 2024年7月期 4.第2章「平均利潤」論を読む@:生産価格の謎 5.第2章「平均利潤」論を読むA:マルクス均衡とは何か 6.第3章「利潤率低下法則」論を読む@:利潤率低下の根本原因は何か 2024年10月期 7.第3章「利潤率低下法則」論を読むA:恐慌はなぜ起こるのか 8.第4章「商業資本」論を読む:商業の専門化による利潤の取得 9.第5章「利子生み資本」論を読む@:利子とは何か 2025年1月期 10.第5章「利子生み資本」論を読むA:銀行と金融市場 11.第5章「利子生み資本」論を読むB:資本主義と金融システム 12.第6章「地代」論を読む@:独占による経済的収奪 ★2025年4月期 13.第6章「地代」論を読むA:コモンの独占に抗するために 14.第7章「収入とその諸源泉」を読む@:人々はなぜ「資本主義リアリズム」に陥るのか 15.第7章「収入とその諸源泉」を読むA:「自由の国」にむけての新たな階級闘争のビジョン                   ※お申込みは3か月単位です ※各自お求めください。テキスト:『マルクス資本論第3巻』(佐々木隆治・著/角川選書)

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

音楽と哲学 
デカルトの音楽論、大バッハとキリスト教思想、ルソーの音楽と感情主義の哲学

oohashiyouichirou.jpg
  • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
  • 2025/04/25 〜 2025/06/27
  • 11:00〜12:30
  • 全3回
  • 会員 10,989円 / 一般 12,639円
  •  西洋のクラシック音楽は、古代ギリシアから中世、ルネサンス期、近現代にいたるまで、つねにその時代の思想や哲学と切り離すことができません。この連続講座では、西洋音楽の歴史的な変遷をたどりながら、その背後にある時代精神や哲学的な世界観を明らかにしていきます。音楽作品を聞くのにも、また芸術を通じて各時代の思想を理解するのにも役に立つ講座を目ざします。(講師・記) ※8期24講を予定しています。   【カリキュラム】※状況により、変更することもございます。 2025年1月期 【第1チクルス】  西洋クラシック音楽の出発点である古代ギリシアの宇宙観から、グレゴリオ聖歌の発達と中世キリスト教の思想や典礼、またいわゆるルネサンス音楽の諸派と当時の思想である人文主義の考え方など、近代合理主義の夜明け前までの音楽と思想をたどります。  1 ピュタゴラス派の音楽と古代宇宙論 (紀元前)  2 グレゴリオ聖歌と中世キリスト教 (9−13世紀)  3 ルネサンス音楽と人文主義思想 (14−16世紀) ★2025年4月期 【第2チクルス】  1600年代の近代合理主義の始まりから啓蒙主義前期まで、音楽では近代のいわゆるバロック音楽の時代を扱います。デカルの処女作『音楽提要』の和声論、バッハとプロテスタントキリスト教の精神、啓蒙主義者ルソーの自由な感情表現の音楽と思想などをたずねます。  1 デカルトの音楽論と近代合理主義 (17世紀前半)  2 大バッハとキリスト教思想 (18世紀前半)  3 ルソーの音楽と感情主義の哲学 (18世紀半ば) 2025年7月期 【第3チクルス】  音楽では古典主義からロマン主義の出現までの時代、哲学思想的には啓蒙主義の時代を扱います。師弟関係にあるハイドン、モーツァルト、ベートーベンの作品は、いずれも啓蒙的な世界観を示しており、ベート−ベンは古典主義からロマン主義への移行のあり方をよく表しています。  1 ハイドンと啓蒙主義 (18世紀後半)  2 モーツァルトとフリーメーソンの思想 (18世紀後半)  3 ベートーベンとドイツ観念論 (19世紀初頭) 2025年10月期  【第4チクルス】  19世紀の、いわゆるロマン主義時代の音楽と、そこに見られるヨーロッパの思想的関係を明らかにします。ドイツ・ロマン主義の神秘と怪奇を表しているウェーバーのオペラ、ユダヤ人であったメンデルスゾーンの世界観、そしてワーグナーが古ゲルマン主義に傾倒した理由を考えていきます。  1 ウェーバーとロマン主義 (19世紀前半)  2 メンデルスゾーンとケルト思想 (19世紀前半)  3 ワーグナーと古ゲルマン主義 (19世紀半ば)            ※お申込みは3か月単位です

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

ドゥルーズ=ガタリの哲学
「千のプラトー」講義

江川先生.jpg
  • 江川 隆男/哲学者
  • 2025/04/26 〜 2025/06/28
  • 18:00〜19:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  • 本講座では、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリが二人で書いた、画期的な書物『千のプラトー』についての講義をおこないます。この講座は、2022年から対面で開講してきました。2024年の4月期の講座からオンラインでの受講も可能になりましたので、途中からでもぜひご参加ください。今回は、このきわめて特異な著作における新た哲学を抽出しつつ、その絶対的な脱領土化の思考の意義を、とくに「リトルネロ」という観点から考察したいと思います。全一五章からなる大著ですが、各章の内容(現在は第11章)を何回かに分けて分かりやすく解説し論じますので、奮って参加してください(以下の各回のテーマは、進捗度合によって、前後する場合があります)。(講師記)   第1回  「11 一八三七年――リトルネロについて」(カオスとリズム) 第2回  「11 一八三七年――リトルネロについて」(領土と作動配列) 第3回  「11 一八三七年――リトルネロについて」(リトルネロと作動配列)

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

ドゥルーズ=ガタリの哲学 ユース学生会員
「千のプラトー」講義

egawatakao.jpg
  • 江川 隆男/哲学者
  • 2025/04/26 〜 2025/06/28
  • 18:00〜19:30
  • 全3回
  • 会員 5,445円
  • 本講座では、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリが二人で書いた、画期的な書物『千のプラトー』についての講義をおこないます。この講座は、2022年から対面で開講してきました。2024年の4月期の講座からオンラインでの受講も可能になりましたので、途中からでもぜひご参加ください。今回は、このきわめて特異な著作における新た哲学を抽出しつつ、その絶対的な脱領土化の思考の意義を、とくに「リトルネロ」という観点から考察したいと思います。全一五章からなる大著ですが、各章の内容(現在は第11章)を何回かに分けて分かりやすく解説し論じますので、奮って参加してください(以下の各回のテーマは、進捗度合によって、前後する場合があります)。(講師記)   第1回  「11 一八三七年――リトルネロについて」(カオスとリズム) 第2回  「11 一八三七年――リトルネロについて」(領土と作動配列) 第3回  「11 一八三七年――リトルネロについて」(リトルネロと作動配列)

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室開催

人生はたった一度かぎりか
植島啓司・人類学講義

植島啓司さん.png
  • 植島 啓司/宗教人類学者
  • 2025/04/26 〜 2025/06/28
  • 18:30〜20:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  ぼくらは長いあいだ、それも数千年以上もかけて、「現実を現実たらしめている認識そのものが実は虚構かもしれない」と考えてきた。近代に入ってそうした考え方は科学的ではないと否定されるようになったが、それでも人々の信仰はゆるぎなく現在まで続いている。では、人生が一度かぎりではないとすれば、あなたはどのように振る舞うことになるのだろうか。(講師・記) @4月26日 ケン・グリムウッド『リプレイ』(新潮文庫) A5月24日 複数の人生を生きる B6月28日 井原西鶴『西鶴置土産』(小学館ライブラリー)

  • 新宿教室
  • オンライン開催

美学講義「実存主義」の美学
ヤスパース美学3

hikasa.jpg
  • 樋笠 勝士/慶応義塾大学言語文化研究所所員
  • 2025/04/27 〜 2025/06/29
  • 10:00〜11:30
  • 全3回
  • 会員 10,890円 / 一般 12,540円
  • <今期の予定> 今期で「ヤスパースの美学」の講義を終えます。その内容は、悲劇論、理性論、ダヴィンチ論、哲学論となります。これらをめぐって人生美学、芸術論や感性論、自然思想や自然美の思想を紹介します。 以前より続いている講座ですが、新規のご受講を歓迎致します。講師がこれまでの講義概要をわかりやすく解説します。(講師・記) ★全体の狙いは下記のとおりです★  哲学の分野の一つ、「美学」は、学問としては18世紀に誕生しましたが、その学的営為そのものは古代ギリシャ哲学の時代からありました。哲学史を見ていきますと、そこに多くの美学的理論を発見できます。哲学者たちは、例えば「善」を探究する倫理学と同様に、「美」をも探究していたのです。その問題意識の中では、美とは何か、美と善はどのように異なるのか、精神的な美とは何かといった問いが中心を占めており、現代人の我々が「美学」という言葉から想像する「芸術」への問いとは異なっています。もちろん、現代の理解においては、「美学」の探究領域として「美と芸術と感性」の三者があるとされていますが、本講座では歴史的に重要な課題とされてきた「美」の問題を中心に考えていきます。 さて、「美」そのものを問うことも重要ですが、他方で、対立する「醜」とは何か、それと関わる「悪」とは何か、と問うことも重要です。そこで倫理学と問題を共有することになるでしょう。更には、「美」に関係することとして、「崇高」や「いき」のような美意識はどのようなものか、「美的な」ものを生み出す想像力や創造力はどのようなものか、センス(感性)は理性と違ってどのような認識過程をもつのか、そして、感性が対象とするもの、例えば芸術美とはどのようなものかなどが問われてきます。これらは存在論的且つ認識論的な問いでもあり、また宗教思想的且つ人間学的な側面もあります。哲学的営為としての「美学」の実相について、具体的な事象を取り上げながら様々な美学理論を紹介し、明快な解説を心がけます。(講師・記) ・・・・・

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

南方熊楠の生物曼荼羅
生物学と宗教のはざまで

2024.4.22_南方熊楠の生物曼荼羅.jpg
  • 志村 真幸/慶應義塾大学准教授
  • 2025/04/28 〜 2025/06/23
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  南方熊楠という人物は、その複雑さこそが魅力となっている。南方マンダラに代表される熊楠の宗教観は生物への知見に基づいており、一方で生きものたちへの眼差しには仏教やキリスト教の影響が認められる。生物と宗教のからまりあった独自の世界観を、熊楠の暮らした熊野という土地から読み解いていく。(講師・記) <各回テーマ> 4/28 変形菌と淡水藻−微小な生きものを見つめる 5/26 生物の絶滅と保護と多様性保全 6/23 熊野という宇宙 ****

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

「世界史」の哲学

大澤真幸 新井卓撮影2024HP用.jpg
  • 大澤 真幸/社会学者
  • 2025/05/29 〜 2025/06/26
  • 19:00〜20:30
  • 全2回
  • 会員 7,590円 / 一般 9,790円
  •  2009年より『群像』誌上で連載しており、現在も継続中の「〈世界史〉の哲学」は、私のライフワークです。現在まで、以下が、講談社より単行本として出版されています。   『〈世界史〉の哲学 古代篇』* (10月〜)   『中世篇』*    『東洋篇』*    『イスラーム篇』*   『近世篇』   『近代篇1 〈主体〉の誕生』   『近代篇2 資本主義の父殺し』   『現代篇1 精神分析からファシズムへ』   『現代篇2 アメリカ』近刊 *が付いている巻に関しては、文芸文庫版もあり。  この講座では各巻のモチーフ、あるいはその巻の中心的な章について論じます。                    September 06, 2024 講師・記 ■4月からは「イスラーム篇」を解説します。順次、続刊について解説を進めていく予定です。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

西田幾多郎『善の研究』をゆっくり読む
実在(リアル)とは何か

DSC_ookumakousi.jpg
  • 大熊 玄/立教大学教授
  • 2025/06/26 〜 2025/10/23
  • 13:30〜15:00
  • 全5回
  • 会員 18,975円 / 一般 24,475円
  •  西田幾多郎の『善の研究』は、1911年の出版から百年を過ぎながら、今でも国内外で広く読まれている哲学書です。日本(東洋)の伝統思想に基づきつつ、西洋の哲学・宗教をふまえたその思索は、出版のすぐ後に「明治以後に日本人が書いた最初で唯一の哲学書」と言われました。よく読まれながら、その内容が難解で最後まで通読できないとも言われますが、著者の西田本人は、読者に出来るだけ理解してもらおうと当時としては珍しく哲学書を口語体で書き、ごまかしなく語りかけてきます。この講座では、西田自身が勧めるように難解な第一編「純粋経験」は省略し、第二編「実在」から、可能な限りわかりやすく解説しながらゆっくりと読み進めていきます。(講師・記)※2025年1月開講 @ 6月26日 リアル(実在)はただ一つだけ A 7月24日 リアルは、「二」に分化し「多」へと発展する B 8月28日 「自然」は、リアルであり、そこには自己がある C 9月25日 「精神」は、リアルから抽出された統一作用である D10月23日 「神」とは、究極のリアリティである

    • 見逃し配信あり