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85講座中 1〜20件を表示 

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ニーチェ入門・ニーチェかく語りき
「悦ばしき知恵」

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  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2024/07/04 〜 2024/09/19
  • 15:30〜17:00
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  • ニーチェが亡くなって、すでに120年以上もたっています。それなのに、いまだに世界中でたくさんの人がニーチェを求めています。いったいどこに、その魅力があるのでしょうか?ぜひとも、自分の眼で確かめてみましょう。 ニーチェには興味があるが、まだ読んだことのない方。いざ読んでみるとよく分からなかった。わずか数ページで挫折してしまった!それでも、ニーチェへの興味は尽きない。・・・この講座は、そのような人に向けて、「ご一緒にニーチェを読んでみましょう!」という、お誘いです。 『悲劇の誕生』『悦ばしき知恵』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』という代表作を、毎回レジュメを参考にしていただきながら、それぞれ6回ほどに分けて、ゆっくりと読んでいきます。 4月期は『悲劇の誕生』のディオニュソスとアポロン、7月期は『悦ばしき知恵』のニヒリズムと神の殺害、10月期は『ツァラトゥストラはこう言った』の権力への意志と永遠回帰、来年1月期は『善悪の彼岸』の道徳とキリスト教、といったニーチェ思想のキーワードも考えます。(講師・記) 【取り上げる著作】※状況によって変更することもございます。 ■4月期 『悲劇の誕生』 ★■7月期 『悦ばしき知恵』 ■10月期 『ツァラトゥストラはかく語りき』 ■1月期 『善悪の彼岸』             ※お申込みは3か月単位です。

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カント哲学概説『判断力批判』第2部「目的論的判断力」編

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  • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
  • 2024/07/05 〜 2024/09/20
  • 11:00〜12:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  カントの第三の主著である『判断力批判』は、近年になってさまざまな方面から再発見されるようになってきました。今回はその後半部分にあたる第2部 「目的論的判断力の批判」について。現代におけるその意義を考えてみたいと思います。2024年4月期に前半を、2024年7月期に後半を読んでいきます。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第7回  自然の合目的性と有機的存在(生物) 第8回  判断力のアンチノミーとその解決 第9回  自然の技巧technicaについて 第10回 機械論と目的論 第11回 自然の最終目的 第12回 神の道徳的証明と実践的信仰

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スピノザ「エチカ」を読む

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  • 江川 隆男/哲学者
  • 2024/07/06 〜 2024/09/14
  • 18:00〜19:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  • 本講座では、17世紀のオランダの哲学者、スピノザの『エチカ』を丁寧に読んで解説していきます。この講座は、2016年から対面で開講してきました。今年度の4月期の講座からオンラインでの受講も可能になりましたので、途中からでもぜひご参加ください。『エチカ』は、最初から順番に読んでわかるものではありません。どこから読み始めても、同じ難解さに直面します。重要なことは、哲学上のスタイルなど関係なく、『エチカ』に内在しつつ、考えることです。本講座では、『エチカ』を構成するスピノザのそれぞれの言説が、あるいはその言表作用がいかなる哲学上の意義をもつのかを講義形式も取り入れて十全に展開したいと思っています。今月期は、引き続き、第三部「感情の起源および本性について」における身体の変様と精神の受動感情との間の並行論の意義を十分に考えていきます。感情は、第一に物の認識の仕方であることが明確に理解されるようになるでしょう。こうした本質的問題を通して、現代哲学としての、人類にとってもっとも重要な書物としての『エチカ』の意義、その反道徳主義的な倫理学の画期的な思考を、なるべく分かりやすく提示するつもりです。奮ってご参加ください。(講師記) <各回テーマ> 第1回  感情の葛藤:愛はどのように憎しみに変化するのか 第2回  感情の葛藤:欲望と欲望以外の感情との関係 第3回  感情の葛藤:悪の潜在的な増大化 *使用テキスト:スピノザ『エチカ』畠中尚志訳、岩波文庫、上・下巻(各自で用意してください)                      

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スピノザ「エチカ」を読む ユース学生会員

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  • 江川 隆男/哲学者
  • 2024/07/06 〜 2024/09/14
  • 18:00〜19:30
  • 全3回
  • 会員 5,445円
  • 本講座では、17世紀のオランダの哲学者、スピノザの『エチカ』を丁寧に読んで解説していきます。この講座は、2016年から対面で開講してきました。今年度の4月期の講座からオンラインでの受講も可能になりましたので、途中からでもぜひご参加ください。『エチカ』は、最初から順番に読んでわかるものではありません。どこから読み始めても、同じ難解さに直面します。重要なことは、哲学上のスタイルなど関係なく、『エチカ』に内在しつつ、考えることです。本講座では、『エチカ』を構成するスピノザのそれぞれの言説が、あるいはその言表作用がいかなる哲学上の意義をもつのかを講義形式も取り入れて十全に展開したいと思っています。今月期は、引き続き、第三部「感情の起源および本性について」における身体の変様と精神の受動感情との間の並行論の意義を十分に考えていきます。感情は、第一に物の認識の仕方であることが明確に理解されるようになるでしょう。こうした本質的問題を通して、現代哲学としての、人類にとってもっとも重要な書物としての『エチカ』の意義、その反道徳主義的な倫理学の画期的な思考を、なるべく分かりやすく提示するつもりです。奮ってご参加ください。(講師記) <各回テーマ> 第1回  感情の葛藤:愛はどのように憎しみに変化するのか 第2回  感情の葛藤:欲望と欲望以外の感情との関係 第3回  感情の葛藤:悪の潜在的な増大化 使用テキスト:スピノザ『エチカ』畠中尚志訳、岩波文庫、上・下巻(各自で用意してください)                   

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アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む

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  • 前田 英樹/批評家
  • 2024/07/08 〜 2024/09/23
  • 18:30〜20:00
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  •  この講座では、フランスの哲学アンリ・ベルクソン(1859―1941)の四番目の、そして最後の主著となった『道徳と宗教の二源泉』(1932)を、一行ずつ丁寧に読み進めます。ベルクソンは、この著作のために二十五年の歳月を費やしました。この間、ヨーロッパでは酸鼻を極めた第一次大戦が起こり、一応の終結は見たものの、人類の未来に対する大きな不安と動揺が世界中に渦巻きました。この情勢に対し、ベルクソンは、自身の比類ない、<持続>の哲学をたずさえて立ち向かっています。私たちの道徳とは何か、宗教と呼ばれるもののほんとうの性質とは何か、結局のところ、人類はこれからも生き続けるに値するのか、そうであるなら、私たちのなかの何が、根本から立ち直らねばならないのか。この著作でベルクソンが、生のすべての力を傾けて答えようとした問いは、こうしたものです。ここにあるのは、ほかでもない現在の私たちが、いよいよさしせまって直面している問題ではないでしょうか。本書は、今、この時代にこそ、すみずみまで注意を払って熟読され、精神の食物とも、支えともされるべきものだと、私は信じています。受講に際しては、哲学の予備知識は、まったく不用です。 (講師・記)  ※本講座は2024年1月に開講。じっくり読み進めます。 【各回のテーマ】(テーマは変更になる場合がございます。ご了承ください。)  1、魂が開かれているとは  2、魂に情動が生まれること  3、創造の力としての情動  4、魂の最も深くから来る情動  5、批判する知性と発明する知性  6、情動が言葉に結晶する

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ヘーゲル「エンチュクロペディー」を読む
「精神哲学」(「主観的精神」)

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  • 山 守/東京大学名誉教授
  • 2024/07/08 〜 2024/09/23
  • 18:30〜20:00
  • 全5回
  • 会員 16,500円 / 一般 19,250円
  •  『エンチュクロペディー(哲学的諸学のエンチュクロペディー(百科全書)綱要)』とは、ヘーゲルが自らの壮大な哲学体系を簡便にまとめ上げた書物で、それは、「論理学」「自然哲学」「精神哲学」の三部構成になっています。この三部全体を、二年をかけて読み通したいと思いますが、今期はこのうちの第三篇「精神哲学」の前半三分の一ほど(「緒論」から第一部「主観的精神」の「B 精神の現象学 意識」まで)を講読します。ヘーゲルの「精神哲学」は、ヘーゲル哲学において、「論理学」とともに、充実した内容が展開される箇所ですが、今期取り上げる箇所は、「心」そして「意識」がテーマです。私たちにとってこのうえなく大切な「心」とは、また「意識」とは何なのかを、ヘーゲルとともに考えたいと思います。(講師:記) 第1回 「緒論」「第一部 主観的精神」「A 人間学」「心」 第2回 「第一部 主観的精神」「A 人間学」「a 自然的な心」 第3回 「第一部 主観的精神」「A 人間学」「b 感ずる心」 第4回 「第一部 主観的精神」「A 人間学」「b 感ずる心」「c 現実的な心」 第5回 「第一部 主観的精神」「B 精神の現象学」 <参考文献> 『エンチュクロペディ 哲学諸学綱要』 河出書房新社

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ヘーゲル「論理学」を読み直す!

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  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2024/07/11 〜 2024/09/26
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  いわゆる「大論理学」は、ヘーゲルの主著なのですが、かつては「天地創造以前の絶対者の叙述」といった、おとぎ話のような解釈が施されていました。そのため、今日ではすっかり信用を無くしています。時代錯誤的な過去の遺物と呼ばれ、すっかり投げ棄てられている状況です。  しかし、「論理学」の理解なくして、ヘーゲル哲学の意義を捉えることはできません。古びていたのは、ヘーゲル「論理学」ではなく、昔ながらの解釈です。本講座では、論理学を神や絶対者といった神話的な読み方ではなく、人間にそなわった言語の意味の展開として、あらためて読み直すことにします。  ヘーゲルの論理学は決して、時代遅れにはなっていませんし、過去の遺物というわけでもありません。従来の読み方にとらわれない新たな読み方をしますので、ぜひともご参加ください。 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ★第1期 (7月期)     『存在論』 第2期 (10月期)     『存在論』、『本質論』導入 第3期 (2025年1月期) 『本質論』、『概念論』導入 第4期( 2025年4月期) 『概念論』 参考図書: メインは、 知泉書館 ヘーゲル全集第10巻1客観的論理学:存在論(第1版1812) を使用します。 すでに他の版をお持ちでしたら、それをご利用ください。

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現代フランス哲学入門
9月アルチュセール+ラカン、10月フーコー、11月ドゥルーズ、12月デリダ

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  • 渡名喜 庸哲/立教大学教授
  • 2024/07/12 〜 2024/12/13
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  「フーコー、ドゥルーズ、デリダ」をはじめフランス現代思想が二〇世紀後半のさまざまな分野に大きな影響を与えたことはよく知られています。しかしそれらの思想は時にきわめて難解で、なかなか「わかった」と言えない場合があります。本講座では、サルトルの実存主義からはじまり、構造主義、ポスト構造主義と言われる思想が実際にどのようなものだったのか、実際のテクスト(既刊邦訳書の抜粋を配布します)に適宜触れつつも、全体の流れをつかみながら、噛み砕いて理解することを目指します。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。 1) 実存主義(サルトル+ボーヴォワール) 2) 構造主義1(レヴィ=ストロース+バルト) 3) 構造主義2(アルチュセール+ラカン) 4) ポスト構造主義1(フーコーと「知の考古学」) 5) ポスト構造主義2(ドゥルーズと「生成」) 6) ポスト構造主義3(デリダと「脱構築」)   ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。

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アーレント「カント政治哲学講義」を読む

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  • 百木 漠/関西大学准教授
  • 2024/07/13 〜 2024/09/28
  • 11:00〜12:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  カント生誕300年の夏に、アーレントの『カント政治哲学講義』を読みます。この講義録は、アーレントの「判断」論を知るうえで最重要なテキストです。「活動者actor」の立場から「観察者spectator」の立場へと目線を移すことによって、晩年のアーレントはどのような政治哲学を語ろうとしていたのか。カントの美的判断論をどのように独自の政治哲学へと読み替えたのか。『人間の条件』と『精神の生活』を繋ぐキーポイントを探ります。(講師・記) 写真:晩年のアーレント(1975年) Wikipediaより

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マルクスからみた国際社会

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  • 的場 昭弘/哲学者
  • 2024/07/15 〜 2024/09/16
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  本講座は、マルクスを学ぶ講座ではなく、マルクスから現在の国際社会を読み込む講座です。今現在世界は、コロナ、ウクライナ戦争、ガザ戦争により、第三次世界大戦の可能性を秘めつつ進んでいます。いつ大戦争が始まっても不思議ではない状況です。なぜこうした世界が出現したのか、それをマルクス経済学の視点から見ることにします。世界経済の勢力変化の原因をマルクスの理論をもとに考えて見たいと思います。(講師記) ★参考図書として、『資本主義全史』(SB新書、2022年)をお読み頂くことを、推奨いたします。  予定カリキュラム: 7月15日 マルクスが見た一九世紀後半の世界の布置 8月19日 二〇世紀の世界の布置 9月16日 二一世紀の世界はどうなるのか

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ヨーロッパのオカルト思想
ヘルメス主義

「ヘルメス・トリスメギストス」(シエナ大聖堂).jpg
  • 伊藤 博明/専修大学教授
  • 2024/07/15 〜 2024/09/16
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  ヘルメスとはギリシア神話に登場する言葉と学問、雄弁と商業の神ですが、エジプトではトト神と習合して「トリスメギストス」(三倍に偉大な)という異名をもちました。このヘルメスの名前を冠した著作が紀元前3世紀〜後3世紀にアレクサンドリアで多数生み出され、その対象は占星術・錬金術から宗教・思想まで及び、内容もプラトン主義やストア派からエジプトの密儀宗教まで多様でした。本講座では、ヘレニズム時代の代表的なオカルト思想であるヘルメス主義を概説するとともに、ルネサンス期における復活についても図像を交えて紹介します。(講師記) ※図版は「ジョヴァンニ・ダ・ステーファノ《ヘルメス・トリスメギストス》1488年 シエナ大聖堂」 ※8/19休講、補講は9/2(同曜日、同時間)に行います。(8/17)   【7月期・ヘルメス主義】  @ヘレニズム時代におけるヘルメスとヘルメス主義 Aヘルメス文書の成立とその思想  Bルネサンスにおけるヘルメス主義の再生 ※10月期以降のスケジュール 【10月期・数秘術】   @古代ギリシアにおける数秘術 A中世キリスト教時代における数秘術 Bルネサンスにおける数秘術 【2025年1月期・降霊術】 @古代ギリシアとヘレニズム時代における降霊術 A中世キリスト教時代における降霊術 Bルネサンスにおける降霊術

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ハイデガー存在論の深層究明
主要諸概念から読み解く中後期思想

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  • 齋藤 元紀/高千穂大学教授
  • 2024/07/16 〜 2024/09/17
  • 19:00〜20:30
  • 全5回
  • 会員 16,500円
  • ハイデガーの主著と言えば『存在と時間』を思い浮かべるひとがほとんどでしょう。なるほど『存在と時間』は現代の古典と呼ぶに相応しい重厚な思想を展開していますが、しかし『存在と時間』だけでハイデガーの思想を代表させるというわけにもいきません。未完の書物に終わったという事実は、『存在と時間』がその後のハイデガーの思想のいわば「序論」に過ぎなかったということを意味しています。1930年代以降繰り返し『存在と時間』との対決に挑んだハイデガーにとって『存在と時間』は克服されるべき思想であったのです。 本講座では、『存在と時間』の克服を企ててつつ展開されてゆく中後期ハイデガーの存在論思想を、彼独自の主要諸概念の形成と変遷に焦点をあてて読み解いていきます。1930年代以降の主要刊行著作や講義群の思想を、いわばその「舞台裏」にあたる「黒ノート」を含む遺稿断片群から光をあてることで、従来顧みられることのなかったハイデガー存在論の深層に切り込みます。しばしば「神秘的」とも称される中後期思想の内実を整合的に読み解き、21世紀におけるその可能性を大胆に究明します。 第2期は、1930年代後半に焦点をあて、ヘルダーリンの詩作を導きとしながら、ニーチェ、シェリング、ヘーゲルとの対決と形而上学批判をとおして存在の出来事(Ereignis)へと歩みを進めるハイデガーの思考を読み解きます。同時期の『存在と時間』への自己批判も吟味します。  2024年4月期開講(講師・記) 7月16日「形而上学」との対決 7月23日「自由」と「悪」への問い――シェリングとの対決 8月27日 「美」への問い――プラトンとニーチェの間 9月 3日「存在の出来事」への問い――『存在と時間』との対決と別な原初へ 9月17日「意志」と「時間」への問い――ニーチェとの対決

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スピノザをめぐるドゥルーズとレヴィナス
ドゥルーズのスピノザ講義を中心に

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  • 合田 正人/明治大学教授
  • 2024/07/17 〜 2024/09/18
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  これまで、「スピノザのアクチュアリティ」と題した講座を2年以上続けてきた。いわゆる「汎神論論争」、ゲーテからドゥルーズ、ゲルー、マトロンまで様々な思想家たちのスピノザ解釈を取り上げてきたが、今回の講義はその暫定的なまとめの意味を込めたものとなる。一方では、「スピノザと「68年5月」の続編として、1978ー81年度にドゥルーズがパリ第8大学で行ったスピノザ講義を取り上げる。これはいまだ書物としては出版されていない講義であるが、ウェブページで100ページを超える実に充実した資料で、永遠性や無限性など『スピノザと表現の問題』では必ずしも十全に論じられていない数々の論点が取り上げられている。未邦訳の講義なので、重要な箇所の邦訳を試みつつ講義する。  その一方で、講師がスピノザと深く係るきっかけとなったレヴィナスのスピノザ批判を改めて取り上げ、表現、無限、自己(se)などの観念に着目しつつ、レヴィナスのスピノザ理解について新たな解釈を提示するとともにドゥルーズのそれとの対比をおこなう。それをもって2年余にわたる講義の暫定的まとめとしたい。(講師・記) 第一回:「スピノザと「68年5月」」の復習。ドゥルーズのスピノザ講義の概要。 第二回:ドゥルーズのスピノザ講義読解 第三回:ドゥルーズのスピノザ講義読解(続) 第四回:ドゥルーズのスピノザ講義(続) 第五回:スピノザをめぐるドゥルーズとレヴィナス 第六回:スピノザをめぐるドゥルーズとレヴィナス(続)

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非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義
デール・カーネギー『人を動かす』を読む

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  • 酒井 泰斗/ルーマン・フォーラム管理人(socio-logic.jp)
  • 吉川 浩満/文筆家
  • 2024/07/17 〜 2024/09/18
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  朝日カルチャーセンターでは一線の哲学研究者たちによるバラエティに富んだ多数の哲学講義が開催されていますが、本講座は、それらとはまったく異なる性格を持っています。本講座は、哲学に関心のある非専門家たちが集まって、非専門家である講師二人とともに、哲学との「大人のつきあい方」について相談しあうための互助会であることを目指しているからです。   2021年4月からは、過去の講座で要望の多かった文献講読講義を、自己啓発書の古典を使って開始しました。課題は二つ:手続きを踏んで形式的にテクストを読む訓練と、我々自身の通俗性について反省的に検討することです。  自己啓発は、哲学のライバルプログラムとしてすでに私たちの思考に深く大きな影響を与えていますが、それだけでなく私たちが帯びざるを得ない通俗性を反映してもいます。これから1?2年ほどの時間をかけて、自己啓発の一つの起源だと言われる「ニューソート」へと歴史をたどり・調べながら、私たち自身の通俗性について考えてみたいと思います。その作業は、自己啓発書の愛好者にも嫌悪者にも無関心な人にも、そしてなにより、哲学とのつきあい方に苦慮している私たち皆にとって 有意義なもの──「自分自身を知ること」に関わるもの──になるはずです。なお、本講座の受講にあたっては、哲学に関する特別な知識も過去の講座の受講経験もまったく必要ありません。(講師・記) ■2024年4月から[デール・カーネギー『完全版 人を動かす』(東条健一、新潮社、2016年)](https://www.shinchosha.co.jp/book/506653/)を読んでいます。

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21世紀人の西洋哲学史 第4期・19世紀世界と哲学
19世紀哲学概論、ショーペンハウアー、ヘーゲル

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  • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
  • 2024/07/18 〜 2024/09/26
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  西洋の有名な哲学は、それぞれに独自の世界像を示していますが、その哲学の基盤に置かれている理念と、原理を展開する方法は、現代でも有意義な示唆に富んでいます。産業革命以来の機械論的世界観に対して、見直しの声が高まっている現代の世界観と、古典的な哲学との対話を目ざします。  古代ギリシアから21世紀にまでおよぶ哲学の歴史をひもときながら、現代世界に生じているさまざまな課題について、あらためて古典的な哲学がもつ多様で豊穣な世界観に学んでいきます。本講座は2023年1月から全36回を予定している長大なものですが、「古代・中世・近世・現代」の区分をもつ西洋哲学史の概観を知り、頭の中に西洋思想史全体の大きな地図を描くことを目ざします。 【第4期 19世紀世界と哲学】 ロマン主義的世界から産業革命によって現代につづく「技術文明社会に移り変わっていく、大きな文明の変革期が19世紀です。第4期はその全体像と、前半期の哲学としてショーペンハウアーとヘーゲルを取り上げます。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 2023年1月期・・・終了 総論 古典思想に学ぶ現代 ■【第1期 古代中世と人文主義】  1)プラトン 2)アリストテレス 3)プロティノス 2023年4月期・・・終了  4)アウグスティヌス 5)トマス・アクィナス 6)人文主義概論 ■【第2期 近代科学と哲学】 2023年7月期・・・終了  7)パラケルスス 8)ガリレイ 9)ベーコン 2023年10月期・・・終了  10)ホッブズ 11)デカルト 12)スピノザ ■【第3期 経験と形而上学】 2024年1月期・・・終了  13)パスカル 14)ロック 15)ライプニッツ 2024年4月期・・・終了  16)ヒューム 17)ルソー 18)カント ★■【第4期 19世紀世界と哲学】 ★2024年7月期  19)19世紀哲学概論 20)ショーペンハウアー 21)ヘーゲル 2024年10月期  22)ベンサムとミル 23)コント 24)ニーチェ ■【第5期 20世紀の哲学】 2025年1月期  25)20世紀哲学概論 26)ディルタイ 27)文化価値の哲学 2025年4月期  28)ヴィトゲンシュタイン 29)フッサール 30)ハイデッガー ■【第6期 21世紀の哲学】 2025年7月期  31)ポストモダニズム 32)市民と対話の哲学 33)認識の自然化と社会化 2025年10月期  34)人工知能と心の哲学 35)量子論の哲学 36)ケアと身体の哲学                             ※お申込みは3か月単位です。

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現代の〈時間意識〉について

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  • 西谷 修/東京外国語大学名誉教授
  • 2024/07/18 〜 2024/12/12
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円 / 一般 27,390円
  •  かつては「ポスト・モダン」などと言われましたが、今はいったいどうなっているのでしょうか?「人新世」だそうです。つまり人類の破滅は近い、しかし地球(宇宙)時間は続いてゆく。時間の檻を加速で逃げろ、といった話もあります。今とは何なのか?そろそろ時間意識について考えてみましょう。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。 ●現代の〈時間意識〉について、T 1)生きることと時間意識――死の彼方に時間はない 2)〈モダン(近代)〉という時間意識――〈今〉の更新 3)〈終りの日は近い〉という時間意識――終末論 ●現代の〈時間意識〉について、U 4)科学的時間とはどういうものか?――終わってもあり続ける? 5)小説『すばらしい新世界』の〈未来〉 6)時間と生命――『バガバット・ギータ』の〈カーラ〉

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近代右翼の誕生と発展
近代右翼・戦後編/笹川良一、児玉誉士夫、中曽根康弘

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  • 古谷 経衡/作家
  • 2024/07/19 〜 2024/09/20
  • 18:30〜20:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  • 後期水戸学を源流とした右翼は、討幕の思想的支柱になり、近代右翼へと接続します。「ネット右翼」「岩盤保守」が隆盛する昨今、日本の右翼の歴史と源流を探ります。 講師は、新著「シニア右翼〜日本の中高年はなぜ右傾化するのか」などの著作がある評論家・作家の古谷経衡さん。 7月期は、近代右翼戦後編として、笹川良一、児玉誉士夫、中曽根康弘を取り上げます。 スケジュール 7月19日 笹川良一とは何か〜ムッソリーニと飛行機大好き右翼の戦後史 8月30日 児玉誉士夫の研究〜戦時中、反社は何をしていたのか 9月20日 中曽根康弘〜内に秘めた対米自立の野望と核武装

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公共哲学と共生思想
その歴史と現代的意義

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  • 山脇 直司/東京大学名誉教授
  • 2024/07/19 〜 2024/09/20
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  公共哲学と共生思想は、知的背景が異なるものの、「善い社会」ないし「公正な社会」をめざすという意図においては一致している。本講義では、それぞれの歴史や諸潮流を紹介・解説しながら現代的意義を考え、最後に双方の統合によって「より善き公正な共生社会」への道を探ってみたい。(講師・記) <7月期> C宗教的共生思想の歴史  ピコ、エラスムス、スピノザ、マテオ・リッチ、レッシング、タゴール、ガンジーなど D現代の共生思想の試み  仏教の共生(ともいき)、イリイチのコンヴィヴィアリティ、花崎皋平の共生哲学など E公共哲学と共生思想の統合による「より善き公正な共生社会」への道

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入門・「メディアとしての人間」の哲学史
イエスというメディア、スコラ哲学の戦略、ルネサンス

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  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2024/07/20 〜 2024/09/21
  • 18:30〜20:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  20世紀の哲学は、一般に「言語論的転回」と呼ばれましたが、21世紀の哲学はどうなるのでしょうか。この講座では、言語も含め、人間の相互関係であるコミュニケーション活動に場面を広げ、その条件となっている物質的・技術的媒体(メディア)に光を当て、哲学史をあらためて読み直します。哲学説の単なる羅列ではなく、それぞれの哲学思想がなぜ・どのように生まれたのか、その背景となる伝達媒体(メディア)を通して理解していきます。哲学史を広い観点から考え直しますので、哲学の入門講座としてお気軽にご参加ください。 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ■4月期(終了) 第1講  メディアって何だろうか?―― マクルーハンとキトラーから考える 第2講  音声言語(パロール)と文字言語(エクリチュール)をめぐって―― プラトン とデリダ 第3講  意味と記号の系譜学―― アリストテレスとストア派の論理学 ★■7月期 第4講  イエスというメディア――キリスト教のテクノロジー 第5講  メディアとしての大学――スコラ哲学の戦略 第6講  グーテンベルクの銀河系?――ルネサンスの人文主義 ■10月期 第7講  普遍記号学の構想――経験主義と理性主義のはざまで 第8講  岐路に立つ理性――カントからヘーゲルへの転換 第9講  技術メディアの衝撃――マルクス、ニーチェ、フロイト ■2025年1月期 第10講 複製技術論とファシズムーーベンヤミンとアドルノの芸術論 第11講 人間学と社会学――ゲーレンとルーマンの人間・社会論 第12講 人間と機械の未来――ハイデガーとウィーナーのサイバネティクス論                    ※お申込みは3か月単位です

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南方熊楠の生物曼荼羅
〜生物学と宗教のはざまで〜

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  • 志村 真幸/慶應義塾大学准教授
  • 2024/07/22 〜 2024/09/23
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  南方熊楠という人物は、その複雑さこそが魅力となっている。南方マンダラに代表される熊楠の宗教観は生物への知見に基づいており、一方で生きものたちへの眼差しには仏教やキリスト教の影響が認められる。生物と宗教のからまりあった独自の世界観を、熊楠の暮らした熊野という土地から読み解いていく。(講師・記) <各回テーマ> 1.南方マンダラの生物学 2.「蟻のマンダラ」−その発見と最新の研究成果から 3.高野山と熊野三山−出家の願望と宗教嫌い ≪今後のスケジュール≫ 2024年10月期 4.「蛇に関する民俗と伝説」−毒蛇と大蛇 5.地獄と極楽の動物たち 6.牛と馬の民俗学 2025年1月期 7.動物に復讐される民話−キリスト教と六道輪廻 8.菌類図譜の世界−秩序と混沌 9.貝殻の博物学−ありふれた種類と珍しい種類 2025年4月期 10.変形菌と淡水藻−微小な生きものを見つめる 11.生物の絶滅と保護と多様性保全 12.熊野という宇宙 ****

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