73講座中 1〜20件を表示
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新訳『プロレゴーメナ』から『純粋理性批判』を読み解く
カント「プロレゴーメナ」新訳刊行記念講座
- 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
- 2026/04/03金 〜 2026/06/19金
- 11:00〜12:30
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
カント『プロレゴーメナ』(岩波文庫・2026年2月新訳刊行)は、『純粋理性批判』の手引書であるとともに、科学や哲学についてカントがどのように考えているかを簡潔に示す資料でもある。2月に刊行されたばかりの新訳を用いて、カント哲学の核心にある思想を読み解いていく。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■2026年4月期 第1回 「プロレゴーメナ」とは何か 第2回 「第1部 純粋数学はどのようにして可能なのか」 第3回 「第2部 純粋自然科学はどのようにして可能なのか」 第4回 「第3部 形而上学一般はどのようにして可能なのか」 第5回 「学問としての形而上学はどのようにして可能なのか」 第6回 『ゲッティンゲン書評』への反論とカント哲学 ※途中からのご受講もいただけます。 ※各自ご準備ください。 ・カント『プロレゴーメナ』(岩波文庫・大橋容一郎訳)
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ヘーゲル「エンチクロペディ」を読む 自然哲学篇
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/04/09木 〜 2026/06/25木
- 19:00〜20:30
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
ヘーゲルといえば、たくさんの著作があり、そのどれも大きなものです。そのため、一つ読むだけでも大変です。しかも、一つ読んだだけでは、ヘーゲルが全体としてどんなことを考えていたのかは、想像もつきません。とすれば、ヘーゲル哲学の全体像をつかむにはどうすればいいのでしょうか。こうした希望にこたえるため、本講座では、ヘーゲルが学生用に講義した『エンチクロペディ―』を使って、ヘーゲル哲学の全体像に迫っていきます。もともと「百科辞典」ですから、それぞれの項目を読むように、簡単に説明しています。難しいところは、明確に説明しますので、この機会にぜひとも、ヘーゲルの全貌をつかみましょう! 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ・自然哲学篇 2026年4月期〜 ヘーゲルの「自然哲学」といえば、一般にはあまり評判がよくありません。独自の「論理」で、自然を歪めてしまった、と評価されることが多々あります。それに対し、社会哲学の方は、評価されてきました。しかし、ヘーゲルの哲学は、自然哲学抜きに理解できるのでしょうか。 本講座では、これまで『エンチクロペディ―』を使って、ヘーゲルの「論理学」を見てきましたが、これから第2部になる「自然哲学」を取り扱います。ヘーゲルの自然哲学が使いものにならないのかどうか、自分の目で確かめてはいかがでしょうか?(講師・記)
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音楽と哲学
ヨハンシュトラウス、ニーチェ、マーラー
- 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
- 2026/04/10金 〜 2026/06/26金
- 11:00〜12:30
- 全3回
- 会員 10,989円 / 一般 12,639円
西洋のクラシック音楽は、古代ギリシアから中世、ルネサンス期、近現代にいたるまで、つねにその時代の思想や哲学と切り離すことができません。この連続講座では、西洋音楽の歴史的な変遷をたどりながら、その背後にある時代精神や哲学的な世界観を明らかにしていきます。音楽作品を聞くのにも、また芸術を通じて各時代の思想を理解するのにも役に立つ講座を目ざします。(講師・記) ※8期24講を予定しています。 【カリキュラム】※状況により、変更することもございます。 2026年1月期 【第5チクルス】 19世紀後半のいわゆる個別化の時代に、民族主義や人種主義が台頭するなかで音楽が世界観とどう関わるようになったのかを見ていきます、ヴェルディとイタリアの民族主義、ヨハン・シュトラウスU世とプロイセンの大ドイツ主義との関係などは、切っても切れないものでしょう。 ※テーマ変更があります。 1 ヴェルディと大イタリア主義 (19世紀半ば) 2 ブラームスと19世紀音楽美学 (19世紀後半) 3 ドヴォルザークと民族主義の思想 (19世紀後半) 2026年4月期 【第6チクルス】 ※4月期はヨハンシュトラウス、ニーチェ、マーラーに変更になります。 19世紀の世紀末が近づき、それまでの近代ヨーロッパのあり方が反省され足り批判されたりする時期に、ドイツやオーストリアの作曲家(哲学者ニーチェは作曲家でもありました)、指揮者を中心に、それぞれの音楽がどのように同時代の人々や思想とかかわっていったのかを振り返ります。 1 ヨハン・シュトラウスと大ドイツ主義 (19世紀後半) 2 ニーチェの音楽と超人哲学 (19世紀後半) 3 マーラーとウィーンの進歩派思想 (19世紀末) 2026年7月期 【第7チクルス】 19世紀末から20世紀初頭にかけて、音楽などの芸術がヨーロッパだけでなく東洋とも関係した時代、またヨーロッパでは自分たちの歴史を振り返ってみることが重視された時代の音楽家の作品を見ていきます。日本で活躍した哲学者ケーベルはチャイコフスキーの弟子でもありました。 1 ケーベルの音楽と無意識の哲学 (19世紀末) 2 ドビュッシーと印象主義 (19世紀末) 3 リヒャルト・シュトラウスと世紀末の思想 (20世紀初頭) 2026年10月期 【第8チクルス】 連続講座の最終期となる今回のチクルスでは、20世紀前半の音楽家を取り上げ、近代的な理性に対する反発がだんだんとふえていった時代の音楽家の作品を取り上げ、同時代の思想や芸術との関係をふりかえるとともに、源田の音楽とは何かについても考えていきます。 1 シベリウスと北欧神秘思想 (20世紀初頭) 2 ストラヴィンスキーと表現主義 (20世紀前半) 3 シェーンベルクと批判主義の哲学 (20世紀前半) ※お申込みは3か月単位です。途中からのご受講もいただけます。
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中国哲学講義
- 中島 隆博/東京大学教授
- 2026/04/11土 〜 2026/08/08土
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 18,150円 / 一般 20,900円
中国哲学の重要なトピックを取り上げて、それを講義形式でお届けしたいと思います。トピックは10を考えていて、「人はいかにして人間的になるのか」、「日常のただ中にある神秘」、「悪に抗する」、「歴史とは何か」、「情を表現する」、「独我論」、「聖人について」、「宗教と科学」、「ジェンダーについて」、「民の方へ」を論じてみたいと思います。これらは、拙作『中国哲学史』(中公新書、二〇二二年)で十分展開しきれなかった諸概念を深掘りするもので、いわば中国哲学を十の概念の平面で切り取った十面体のようなものとなります。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 ■2026年4月〜8月 第一講 情と礼――人はいかにして人間的になるのか 第二講 神秘――日常のただ中にあるもの 第三講 性善――悪に抗して 第四講 歴史――反復と時 第五講 詩と文――情を表現する ※お申し込みは6か月単位です。 途中からのご受講もいただけます。 ■2026年10月〜2027年2月 第六講 独我論――思考の砥石 第七講 聖人――不可能な経験 第八講 宗教と科学――弱い人格概念に向けて 第九講 ジェンダー――過ちを改める 第十講 地の普遍性――民の方へ ※お申し込みは6か月単位です。 途中からのご受講もいただけます。 参考テキスト:[『中国哲学史』中島隆博・著(中公新書、二〇二二年)](https://www.chuko.co.jp/shinsho/2022/02/102686.html)
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アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む
- 前田 英樹/批評家
- 2026/04/13月 〜 2026/06/22月
- 18:30〜20:00
- 全6回
- 会員 23,100円
この講座では、フランスの哲学アンリ・ベルクソン(1859―1941)の四番目の、そして最後の主著となった『道徳と宗教の二源泉』(1932)を、一行ずつ丁寧に読み進めます。ベルクソンは、この著作のために二十五年の歳月を費やしました。この間、ヨーロッパでは酸鼻を極めた第一次大戦が起こり、一応の終結は見たものの、人類の未来に対する大きな不安と動揺が世界中に渦巻きました。この情勢に対し、ベルクソンは、自身の比類ない、<持続>の哲学をたずさえて立ち向かっています。私たちの道徳とは何か、宗教と呼ばれるもののほんとうの性質とは何か、結局のところ、人類はこれからも生き続けるに値するのか、そうであるなら、私たちのなかの何が、根本から立ち直らねばならないのか。この著作でベルクソンが、生のすべての力を傾けて答えようとした問いは、こうしたものです。ここにあるのは、ほかでもない現在の私たちが、いよいよさしせまって直面している問題ではないでしょうか。本書は、今、この時代にこそ、すみずみまで注意を払って熟読され、精神の食物とも、支えともされるべきものだと、私は信じています。受講に際しては、哲学の予備知識は、まったく不用です。 (講師・記) ※本講座は2024年1月に開講。じっくり読み進めます。 【各回のテーマ】(テーマは変更になる場合がございます。ご了承ください。) 1、動物は「死」を知っているか 2、人を襲う「死の観念」と意気消沈 3、死者は生きている、という想い 4、死者の映像と宗教の発生 5、「霊魂」から「精霊」への発展 6、予見不能に立ち向かう本能と知性の協力 ★「アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む」 お試し初回1回のみでの受講が可能です★ 2026年4月13日(月)18:30〜20:00 レギュラー講座とともに受講となります。 [「アンリ・ベルクソン「道徳と宗教の二源泉」を読む」【初回のみ】](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8821086)
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10回で読み切る!ハイデガー『カントと形而上学の問題』精読
カントから始める「存在の問い」
- 齋藤 元紀/高千穂大学学長・人間科学部教授
- 2026/04/15水 〜 2026/06/17水
- 19:00〜20:30
- 全5回
- 会員 18,150円
※本講座は 『カントと形而上学の問題』を4月から半年かけて精読する講座の前編(前半5回)となります。 『存在と時間』(1927年)の登場により、現代哲学の地勢図は一気に塗り替えられたと言っていいでしょう。新カント学派、生の哲学、現象学、実存哲学といったさまざまな潮流は、ハイデガーの「存在の問い」のもとに換骨奪胎され、再編されたのです。しかし、古代哲学以来の「存在の問い」を再点火するという『存在と時間』のプロジェクトは、そこで終わるものではありませんでした。『存在と時間』刊行から二年後、ハイデガーは『カントと形而上学の問題』(『カント書』)において、近代哲学の中心地たるカントの『純粋理性批判』を正面切って解釈することで、「存在の問い」を再点火するという大勝負に打って出たのです。それゆえ『カント書』は、現存在の存在の意味のみならず、存在一般の意味の究明を掲げた『存在と時間』の本丸をなす作品と言ってよいでしょう。 本講座では、六か月・10回にわたって『カント書』を丁寧に精読します。そうした精読作業をとおして、カントの超越論哲学の基本構成とともに、ハイデガーの「存在の問い」の理解を深めることが本講座の狙いです。(講師・記) 【4月期】 1 『純粋理性批判』解釈としての根拠づけ 2 発端における形而上学の根拠づけ 2+ 根拠づけの出発点と『純粋理性批判』としての根拠づけ 3 遂行における形而上学の根拠づけ 4 第一段階:純粋認識の要素/第二段階:純粋認識の本質的一性 5 第三段階/第四段階:超越論的演繹と図式論 【7月期】 6 第五段階:超越の本質規定 7 第三の根本能力:二つの幹の根としての超越論的構想力 8 超越論的構想力と時間性 9 反復における形而上学の根拠づけ — 人間学と有限性の問題 10 基礎存在論としての現在在の形而上学
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ハイデガーの「ニーチェ講義」を読む
入門 ニーチェ ハイデガー
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/04/16木 〜 2026/06/18木
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
ハイデガーの「講義」は、著作に比べると分かりやすく、面白い。これは、公然の秘密(?)になっています!その講義録のなかで、最良と評されるものが、今回取り上げるニーチェ講義です。これを読むと、まさにハイデガーのニーチェ講義に出席しているかのような錯覚を覚えるでしょう。 ニーチェの文章は、グダグダ説明せず、短く言い切るのですが、そのぶん背景知識がないとうまく理解できません。ハイデガーはニーチェが言いたかったこと、言えなかったことを抉り出して、見事に定式化しています。これを読むと、最良のニーチェ解説に出会えます。と同時に、この書でハイデガーは、ニーチェの口を借りてみずからの哲学を語っていますので、ハイデガーの思想を具体的に知るには、最適の書と言えるでしょう。 ハイデガーのニーチェ読解は、古代ギリシアから人類の未来へと視線を広げていますので、哲学を学ぶ者にとっては最善の入門書と言えるでしょう。 昨年から、<ハイデガーの「ニーチェ講義」を読む>を、始めました。その中には、4つの講義が入っていますが、@「芸術としての権力への意志論」とA「永遠回帰論」の二つが終わりました。この二つは、きわめて興味深いもので、読みながらいつもハッとさせられました。これから、残りの二つの講義B「認識としての権力への意志論」C「ニヒリズム論」を取り上げ、解明することにしています。 この機会に、ぜひとも、この貴重なハイデガーのニーチェ講義に、参加してみませんか。 各自ご準備ください。 テキスト ハイデガー『ニーチェ』T、U (平凡社ライブラリー)
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近代右翼の誕生と発展
右翼と原爆投下、トランプ政権、在日米軍
- 古谷 経衡/作家・評論家
- 2026/04/17金 〜 2026/06/19金
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
右翼、保守という言葉が現在ほど揺らいでいる時代はありません。昨今の政治家は「保守」を自称し、右翼と保守の境目は限りなく曖昧になりつつあります。明治維新による天皇制国家の形成期において、天皇を中心とした上からの国民国家を擁護する立場を採った近代右翼は、敗戦を境に親米・反共に舵を切ります。戦前の右翼と、現代の右翼は何が異なり、そして何が共通しているのでしょうか。昨今の「保守」業界の最新事情を踏まえつつ、横断的な解説を加えていく講座になります。(講師・記) **今期の予定** 4月 右翼は原爆投下をどう捉えているのか −被爆者はアメリカを許しているという嘘、スミソニアンのエノラ・ゲイ展の衝撃、親米右翼の蹉跌、あれは原爆では無かった?トンデモ説、米民主党悪玉論ほか 5月 トランプ政権と日本の右翼 −星条旗を振る日本の右翼、右翼の本命はトランプでは無くマルコ・ルビオだった、マイケル・ムーア/サンダース旋風・反グローバリズムの熱狂、トランプ抱きつき論とDS(ディープ・ステート)敵視ほか 6月 在日米軍と右翼 −沖縄自民党の懊悩、被害者の少女が悪い論、在日米軍を応援するネット右翼の勝手連、基地解放デーに群がるネット右翼、石原慎太郎の横田基地共用構想、反共右翼の矛盾ほか
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ヴィトゲンシュタインを初歩から入門する
「哲学探究」を読む
- 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
- 2026/04/18土 〜 2026/06/20土
- 18:30〜20:00
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
今年度はヴィトゲンシュタインの主要な書物の2冊を取り上げて、たんに読むだけでなく、そこに含まれる問題や解釈などにも気を配って、あらためて初歩から入門したいと考えています。全体は、初歩の初歩でしたが、今回は「初歩から入門」ということで、前回ふれなかった問題を積極的に論じることにします。重複しませんので、前回の方々も、セカンド・ステップとしてぜひご参加ください。 ヴィトゲンシュタインの『哲学探究』は、彼の後期哲学の重要な著作として、高く評価されていますが、いざ内容に踏み込んでみると、いったい何を語ろうとしているのかさえ、議論が分かれます。「言語ゲーム」という言葉は有名ですが、その内実については必ずしも明確ではありません。また、初期の『論理哲学論考』と対比されますが、そもそも二つの著作の関係がどうなっているのか、研究者の間でも明確とは言えません。 本講座では、『哲学探究』が論じたさまざまな問題を取り上げ、それに関する解釈なども確認しつつ、ヴィトゲンシュタインの再入門を行ないたいと思います。昨年度も、この著作を取り上げましたが、昨年は初歩の初歩ということで、本の流れに従って内容理解に努めましたが、今年の講座では、それぞれの問題ごとに、議論を再構成したいと考えています。 (講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 ■2026年4月〜 【哲学探究】 使用テキスト 『哲学探究』(講談社) ■2026年10月〜 【論理哲学論考】 使用テキスト 『論理哲学論考』(岩波文庫) ※お申込みは3か月単位です ※使用テキストは、各自ご準備ください。
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- オンライン(事前選択講座)
【オンライン受講】哲学の大問題
デカルト主義(カルテジアニスム)の問題圏
- 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
- 2026/04/22水 〜 2026/06/24水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
哲学の世界には、ある問題意識を中心として、四方八方に広がる問題圏というものが見られます。たとえばプラトンの思想は、古代ギリシアの世界にとどまらず、現代思想の淵源であるニーチェにもハイデガーにも影響を及ぼし、今なお新たな思索へと私たちを誘っているのです。今年度は、こうした思索の広がりを四つの問題圏からたどってみたいと思います。そんな手探りの旅に、皆さんもぜひご同行下さい。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 ■2026年1月期 プラトニスムの問題圏 1、プラトンとイデア論 2、ニーチェによるプラトニスムの逆転 3、ハイデガー的展開 ■2026年4月期 デカルト主義(カルテジアニスム)の問題圏 1、デカルトのコギト 2、『情念論』の方へ 3、デカルト信奉者たちの展開 ■2026年7月期 ベルクソン主義(ベルクソニスム)の問題圏 1、ベルクソンとその時代 2、四冊の主著をめぐって 3、ベルクソンの影響力 ■2026年10月期 現象学の問題圏 1、フッサール思想の展開 2、ハイデガー、シェーラー、サルトル 3、メルロ=ポンティの現象学 ※お申し込みは3か月単位です。
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【教室受講】哲学の大問題
デカルト主義(カルテジアニスム)の問題圏
- 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
- 2026/04/22水 〜 2026/06/24水
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
哲学の世界には、ある問題意識を中心として、四方八方に広がる問題圏というものが見られます。たとえばプラトンの思想は、古代ギリシアの世界にとどまらず、現代思想の淵源であるニーチェにもハイデガーにも影響を及ぼし、今なお新たな思索へと私たちを誘っているのです。今年度は、こうした思索の広がりを四つの問題圏からたどってみたいと思います。そんな手探りの旅に、皆さんもぜひご同行下さい。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況によって変更することもございます。 ■2026年1月期 プラトニスムの問題圏 1、プラトンとイデア論 2、ニーチェによるプラトニスムの逆転 3、ハイデガー的展開 ■2026年4月期 デカルト主義(カルテジアニスム)の問題圏 1、デカルトのコギト 2、『情念論』の方へ 3、デカルト信奉者たちの展開 ■2026年7月期 ベルクソン主義(ベルクソニスム)の問題圏 1、ベルクソンとその時代 2、四冊の主著をめぐって 3、ベルクソンの影響力 ■2026年10月期 現象学の問題圏 1、フッサール思想の展開 2、ハイデガー、シェーラー、サルトル 3、メルロ=ポンティの現象学 ※お申し込みは3か月単位です。
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デジタル時代を哲学で読み解く
「デジタルを哲学する」から25年後の現在
- 黒崎 政男/東京女子大学名誉教授
- 2026/04/22水 〜 2026/06/24水
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
1990年代、私たちは物事や社会の急速なデジタル化を目の当たりにした。その渦中で、私が考察を重ねた論考は、2002年に『デジタルを哲学する──時代のテンポに翻弄される<私>』として一冊にまとめられた。これらの論考から、「デジタルに埋没する写真」「ネットが崩す公私の境」「チェスでヒトは敗れたのか」「自動機械が問う<生命>」など、10編以上が高校の『国語』や『現代文』の教科書に掲載され、今日に至るまで多くの高校生に読み継がれている。 本講座では、あらゆる側面でデジタル化が「完成」したかのように見える現代を、四半世紀前の「黎明期」の視点から深く照射することで、その本質を浮き彫りにする試みである。今や当然とされているデジタル時代の事態が、一体どのようにして成立し、何と引き換えに形作られたのかを、古典的・現代的な哲学的思考を手がかりに、改めて深く探求する。(講師・記) *****予定テーマと哲学的視座(全六回) 本講座では、デジタル化の核心に迫る以下のテーマについて、示唆に富む哲学者たちの視座を通じて多角的に考察する。(順不同) <2026年4月期> 4 ネットが崩す公私の境:著者からネットの発信者へ * 哲学的視座:フリードリヒ・ニーチェと「著者性の崩壊」 5 チェスでヒトは敗れたのか:人間の直観力とアルファ碁 * 哲学的視座:ブレーズ・パスカルと「繊細の精神」 6 「環境にやさしい」の裏側:隠蔽された「人間中心主義」 * 哲学的視座: マルティン・ハイデッガーと「世界像の時代」 <2026年1月期>終了 1 超監視社会と私:パノプティコンと身体の行方 * 哲学的視座:ミシェル・フーコーと「パノプティコン」 2 写真のデジタル化:「決定的瞬間」の喪失 * 哲学的視座:ヴァルター・ベンヤミンと「アウラの喪失」 3 「知」の情報化:屹立する<私>から情報資本主義の一コマへ * 哲学的視座:テオドール・W・アドルノと「啓蒙の弁証法」
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ドイツ古典哲学史 カントからヘーゲルへ(実践哲学を中心に)
- 大河内 泰樹/京都大学教授
- 2026/04/22水 〜 2026/06/24水
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
1781年のカントの『純粋理性批判』の刊行以降、その圧倒的な影響力のもと19世紀中ばにいたるまで、ドイツ哲学はめまぐるしい発展を遂げました。この時期のドイツの哲学は、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルといった名前とともに「ドイツ観念論」として知られていますが、最近では「ドイツ古典哲学」と呼ばれるようになっています。それは、この時期に登場したさまざまな哲学的立場が、「観念論」ではくくることのできない多様なものであったことがかかわっています。 今回は、実践哲学を中心にカントの道徳哲学の継承・発展・批判という観点からドイツ古典哲学史を検討していきたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ■2026年4月期 4/22 カント『純粋理性批判』〜フィヒテ『全知識学の基礎』まで(概要) 5/27 カントの実践哲学 6/24 若きヘーゲルのイエス論とカント批判 ---------------------- ■2026年7月期 7/22 フィヒテの実践哲学(『自然法の基礎』と『道徳論の体系』) 8/26 ヘーゲルのフィヒテ批判(『差異論文』・「信仰と知」・「自然法論文」) 9/23 ヘーゲル『精神現象学』の誕生 ※お申し込みは、3か月単位です。途中からのご受講もいただけます。
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非哲学者による非哲学者のための(非)哲学の講義
ナポレオン・ヒル著『巨富を築く思考法 THINK AND GROW RICH』
- 酒井 泰斗/ルーマン・フォーラム管理人(socio-logic.jp)
- 吉川 浩満/文筆家
- 2026/04/22水 〜 2026/06/24水
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
朝日カルチャーセンターでは一線の哲学研究者たちによるバラエティに富んだ多数の哲学講義が開催されていますが、本講座は、それらとはまったく異なる性格を持っています。本講座は、哲学に関心のある非専門家たちが集まって、非専門家である講師二人とともに、哲学との「大人のつきあい方」について相談しあうための互助会であることを目指しているからです。 2021年4月からは、過去の講座で要望の多かった文献講読講義を、自己啓発書の古典を使って開始しました。課題は二つ:手続きを踏んで形式的にテクストを読む訓練と、我々自身の通俗性について反省的に検討することです。 自己啓発は、哲学のライバルプログラムとしてすでに私たちの思考に深く大きな影響を与えていますが、それだけでなく私たちが帯びざるを得ない通俗性を反映してもいます。これから1〜2年ほどの時間をかけて、自己啓発の一つの起源だと言われる「ニューソート」へと歴史をたどり・調べながら、私たち自身の通俗性について考えてみたいと思います。その作業は、自己啓発書の愛好者にも嫌悪者にも無関心な人にも、そしてなにより、哲学とのつきあい方に苦慮している私たち皆にとって 有意義なもの──「自分自身を知ること」に関わるもの──になるはずです。なお、本講座の受講にあたっては、哲学に関する特別な知識も過去の講座の受講経験もまったく必要ありません。(講師・記) ■2月より、ナポレオン・ヒル著『巨富を築く思考法 THINK AND GROW RICH』アチーブメント出版、2025年を読みます。
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ラカン「エクリ」を読む カントとサドの射程
「カントとサド」を読む
- 荒谷 大輔/慶応義塾大学教授
- 2026/04/23木 〜 2026/06/25木
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
いっさいの人間性が欠如しているかのような悪に出会うことがあります。無慈悲な殺戮、他者の身体の物としての使用、傲慢な自己正当化。そうした事例を目の当たりにすると、もはや人間を信じられない気持ちにもなるでしょう。あるいは信じられる人だけを「人間」に数えて、それ以外を「サイコパス」などのラベルを付けて排除する傾向も生まれます。しかし、それで本当にいいのでしょうか。サドは、上述の非人間性すべてを象徴する人物ですが、その分析を通じて、悪と呼ばれるものの救済可能性を検討します。悪は罰せられるべきものですが、その罪はどうやって贖いうるのでしょうか。なるべく平易に、じっくりとラカンの論文「カントとサド」を読み進めます。(講師・記) 【各期カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 ■7月期 4回 導入回 「カントとサド 悪を生む欲望について」(1回) + カントとサド(1):「精神分析における攻撃性」(3回) + 第1回:概要を掴む + 第2回:論点を掘り下げる + 第3回:広がりを展望する ■10月期 + カントとサド(2):カントと根源悪(3回) + 第1回:カントの道徳法則と、フロイトによるその精神分析 + 第2回:「悪の至高存在」について + 第3回:一神教と悪 ■2026年1月期 + カントとサド(3):イロニーとフモール(3回) + 第1回:キルケゴールにおけるイロニーとフモール + 第2回:ドゥルーズにおけるイロニーとフモール + 第3回:サドのイロニーとマゾッホのフモール ■2026年4月期 + カントとサド(4):「カントとサド」を読む(3回) + 第1回:概要を掴む + 第2回:論点を掘り下げる + 第3回:広がりを展望する 写真・撮影:Ralph Spieler
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文庫でよむ近代日本の思想
- 苅部 直/東京大学教授
- 2026/04/23木 〜 2026/06/18木
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
近代の日本人は、秩序と人間をめぐってどう考えてきたのか。政治・経済・社会をどのように論じてきたのか。そのことを知ることのできる思想史の古典が、いまは文庫本でいくつも読むことができます。一緒に読み、議論しながら、さまざまな問題について考えましょう。(講師・記) ■範囲は前月末にHPにアップします。 ▼ 5月より丸山眞男『福沢諭吉の哲学 他六篇』(岩波文庫) 〈スケジュール〉※随時更新します。前月末に毎回決定。 4月23日=「私の人生観」p342後段以降 +丸山眞男『福沢諭吉の哲学 他六篇』(岩波文庫)より「福沢諭吉の哲学」 5月28日=丸山眞男『福沢諭吉の哲学 他六篇』(岩波文庫)より「福沢に於ける「実学」の転回」 6月18日=「福沢における「惑溺」」「『福沢諭吉と日本の近代化』序」
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マルクス「資本論」全3巻の読み方
- 佐々木 隆治/立教大学教授
- 2026/04/24金 〜 2026/06/26金
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
経済格差、インフレ、気候危機、社会的分断の広がりなど、資本主義に起因する諸問題はますます深刻化しています。このような状況のなかで資本主義を批判的に分析した古典的名著であるカール・マルクスの『資本論』に改めて注目が集まっています。とはいえ、第一巻、あるいはその途中で挫折してしまう読者も少なくないのではないでしょうか。本講座では、どうしたら『資本論』全3巻を挫折せず読み切ることができるか、そのポイントをお話ししたい思います。その際、これまでの拙著における説明とはやや異なった視角も取り入れながら、できるだけ全体をシンプルに説明したいと考えています。(講師・記) 【カリキュラム】 ※状況により変更することもございます。 第1回 商品や貨幣はなぜ存在するのか——労働の希少性と価値法則 第2回 資本は世界をいかに変容させてきたか——資本の生産と流通 第3回 なぜ資本主義が金融化しレントが台頭したのか——架空資本と虚偽の社会的価値
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植島啓司・人類学講義
永遠に忘れられない映画
- 植島 啓司/宗教人類学者
- 2026/04/25土 〜 2026/06/27土
- 18:30〜20:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
ぼくにはどうしても忘れられない映画がいくつかあります。つねに時代を先取りしてだれにもできなかった映像表現に挑戦するスタンリー・キューブリックの傑作「時計じかけのオレンジ」(1971)、最近4Kリマスター版で生まれ変わった映画史上の傑作「落下の王国」(2006)、人間が海からやってきたという壮大なテーマを扱った「エヴォリューション」(2015)を改めて上映して、さまざまな視点から映画の未来について考えたいと思います。 @4月25日 「時計じかけのオレンジ」(1971) A5月23日 「落下の王国」(2006) B6月27日 「エヴォリューション」(2015)
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美学講義 W・ベンヤミンの美学
- 樋笠 勝士/慶応義塾大学言語文化研究所所員
- 2026/04/26日 〜 2026/06/28日
- 10:00〜11:30
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
★本講座はリアルタイム配信はございません。下記注意事項をご確認ください。 今期テーマ: 文芸批評家、社会思想家、歴史哲学者と様々な角度から見られるベンヤミンは、美学史においては避けて通ることの出来ない重要な現代的美学者です。先ずは、彼の最初の論考『ドイツロマン主義における芸術批評の概念』から始めて、彼の芸術哲学の神髄に迫っていきたいと思います。(講師・記) 以前より続いている講座ですが、新規のご受講を歓迎致します。講師がこれまでの講義概要を解説します。 ◆全体の狙いは下記のとおりです: 哲学の分野の一つ、「美学」は、学問としては18世紀に誕生しましたが、その学的営為そのものは古代ギリシャ哲学の時代からありました。哲学史を見ていきますと、そこに多くの美学的理論を発見できます。哲学者たちは、例えば「善」を探究する倫理学と同様に、「美」をも探究していたのです。その問題意識の中では、美とは何か、美と善はどのように異なるのか、精神的な美とは何かといった問いが中心を占めており、現代人の我々が「美学」という言葉から想像する「芸術」への問いとは異なっています。もちろん、現代の理解においては、「美学」の探究領域として「美と芸術と感性」の三者があるとされていますが、本講座では歴史的に重要な課題とされてきた「美」の問題を中心に考えていきます。 さて、「美」そのものを問うことも重要ですが、他方で、対立する「醜」とは何か、それと関わる「悪」とは何か、と問うことも重要です。そこで倫理学と問題を共有することになるでしょう。更には、「美」に関係することとして、「崇高」や「いき」のような美意識はどのようなものか、「美的な」ものを生み出す想像力や創造力はどのようなものか、センス(感性)は理性と違ってどのような認識過程をもつのか、そして、感性が対象とするもの、例えば芸術美とはどのようなものかなどが問われてきます。これらは存在論的且つ認識論的な問いでもあり、また宗教思想的且つ人間学的な側面もあります。哲学的営為としての「美学」の実相について、具体的な事象を取り上げながら様々な美学理論を紹介し、明快な解説を心がけます。(講師・記) ・・・・・
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20世紀の古典を読む
- 稲葉 振一郎/明治学院大学教授
- 2026/04/27月 〜 2026/06/22月
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
21世紀にはいって四半世紀を経過した現在、20世紀に書かれた重要な著作は既に名実ともに「古典」と――現在の我々の思考や感性を方向付ける大前提に既になっていると同時に、現在の我々からは既に一定の距離を経ていて即座にはその意味するところが分からないものと――なっています。 この講座では政治社会思想を中心に、現在でも邦訳が文庫や電子書籍、インターネット・アーカイヴなどで接しやすい著作をとりあげて、その要所要所を丹念に読みながら、20世紀から現在にかけての歴史的意味を考えていきます。 第二期となる今期では、第一期に引き続き「西洋マルクス主義」を(その限界と終わりを含めて)体現する哲学者ユルゲン・ハーバーマスの全貌を垣間見るのに好適な論文集『イデオロギーとしての技術と科学』の中から、とりわけ表題論文と冒頭の「労働と相互行為」をとりあげます。 ハーバーマスの終了以降はアイザイア・バーリン『自由論』、ピーター・シンガー『実践の倫理』などを予定しています。(講師・記) 【テキスト】各自ご準備ください。 ユルゲン・ハーバーマス『イデオロギーとしての技術と科学』 最新版は平凡社ライブラリー版となりますが、2025年現在、旧版も国会図書館デジタルコレクションで読むことができます。 【カリキュラム】 第1回 「イデオロギーとしての技術と科学」 第2回 「イデオロギーとしての技術と科学」 (続) 第3回 まとめ
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