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130講座中 1〜20件を表示 

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オスマン帝国・大清帝国・徳川明治日本
「西洋の衝撃」とイスラム世界・漢字世界の伝統と変容

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  • 鈴木 董/東京大学名誉教授
  • 2025/04/07 〜 2025/07/21
  • 10:30〜12:30
  • 全8回
  • 会員 30,360円
  • ラテン文字世界としての西欧世界を原動力に唯一のグローバル・システムが成立する以前には、地球上には特色ある複数の文化世界が存在していた。それらのうち、アラビア文字世界としてのイスラム世界の世界帝国的存在であったオスマン帝国、漢字世界の世界帝国たる大清帝国、そして漢字世界の周辺に位置した日本について、それら伝統と、「西洋の衝撃」の下における伝統の変容過程について、比較史的に検討してみたい。なお、「百聞は一見にしかず」、図像資料もできるだけお目せしたい。(講師記) <今期・後期テーマ> 変容の過程 第 9回  近代西欧を原動力とするグローバリゼーションの進展 第10回 「西洋の衝撃」の到来の様態 第11回 「西洋化」改革の開始 第12回 支配組織の「西洋化」と支配エリートのあり方 第13回 グローバル化と社会・経済システム 第14回 技術・知識・生産システムの受容と「産業化」 第15回 文化の「西洋化」 第16回 政治体の統合のシステムとアイデンティティへの影響の諸相 ※下記、前期テーマは終了しました(2024年10月〜2025年2月開催) 伝統の構造 第1回 世界秩序と政治単位 第2回 政治単位とそれを支える統合のシステムとアイデンティティ 第3回 支配空間と支配組織 第4回 支配エリートとサブ・エリートたち 第5回 社会成層体系と身分秩序 第6回 社会経済システムと世界経済とのかかわり 第7回 文化の基礎/第8回 文化の諸ジャンルのあり方

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検証・平安時代の皇位継承

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  • 遠山 美都男/学習院大学講師
  • 2025/04/14 〜 2025/07/14
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  従来の天皇とは全く異なる官僚出身の桓武天皇によって開幕した平安京の時代。  その後、天皇の地位と権力はどのように受け継がれていったのでしょうか。また天皇の正当性はいかなる点に求められていったのでしょう。平安時代の天皇を一代一回で読み解いていきます。(講師・記) *2024年4月開講 【カリキュラム】 1)後三条天皇 2)白河天皇 3)堀河天皇 4)鳥羽天皇 5)崇徳天皇 6)近衛天皇

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昭和の戦争を問い直す 外務官僚たちの戦争決断
昭和100年、戦後80年

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  • 佐藤 元英/元中央大学政策文化総合研究所長
  • 2025/04/15 〜 2025/09/16
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円 / 一般 29,370円
  •  昭和初年から間もなく100年を経ようとする今日、「昭和の戦争」とは何だったのか、日本を囲む現代の混迷している国際情勢を考えるうえでも、日本外交史を学びましょう。  昭和天皇が即位した時期、日本が国際関係についてどのような外交戦略を持っていたのか、外交を担う外務官僚の組織と機構はどのように形成されて来たのか、昭和天皇の軍隊と外務官僚たちのシビリアンコントロール、満洲事変から日中戦争への時機における外交官の活動、第二次世界大戦勃発前後パワーポリテックスに参入した日本外交、なぜ外務官僚たちは対米戦争に挑んだのか、「昭和の戦争」を決断した外務官僚たちの思想と行動を問い直し、日本の戦争決断の深層を探りましょう。そして、現代の私たちが、アジア・太平洋戦争終結後80年間武力行使を回避し続けられた意義を考えてみましょう。  [『外務官僚たちの太平洋戦争』(NHKブックス)](https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000912322015.html)をテキストとして使用します(各自ご準備ください)。4月〜9月は、第1章「外務省の開戦指導」から、第5章「日米戦争回避の可能性」までを解説します。講座では毎回、レジュメと関連史料(日本外務省・米国国務省の史料など)を配布します。(講師・記)

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印綬で読み解く漢王朝の歴史

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  • 阿部 幸信/中央大学教授
  • 2025/04/22 〜 2025/07/22
  • 13:00〜14:30
  • 全5回
  • 会員 18,975円 / 一般 24,475円
  •  中国古代の漢の時代、漢王朝の臣下には、公的な印(はんこ)が与えられました。日本の国宝「漢委奴国王」金印は、その実例のひとつです。印は文書行政に用いられるだけでなく、綬と呼ばれるリボンによって身につけられ、着用者の身分や地位を示す標識としても機能していました。そのため、印綬の材質や色の制度には、漢王朝の国内外の秩序が色濃く反映されています。手のひらに載るちいさなハンコと、その制度の変遷を手がかりにして、劉邦による建国から武帝による天下統一、そしてその後の長期安定にいたる漢王朝の歴史のダイナミックな動きを、統治のしくみと世界観を軸にしながら読み解いていきます。(講師・記) @4月22日 漢代の印と綬 A5月27日 漢の印綬の制度 B6月17日 印綬からみた漢代の統治 C7月 1日 漢の諸侯王の印 D7月22日 印綬と漢の世界観

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20世紀の戦争 比較戦争史研究の試み

日露戦争(旅順要塞を砲撃する28サンチ砲).jpg
  • 等松 春夫/防衛大学校教授
  • 2025/04/23 〜 2025/08/06
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  2025年は第二次世界大戦の終結から80年である。あの戦争を最年少の兵士として戦った人々の大半が鬼籍に入った。日本は戦後80年のあいだ平和を享受してきたが、世界ではその間、無数の紛争が生起して多くの血が流されてきた。そしてその状況は過去形にはなっていない。本講義ではジョン・ストウシンガーの古典的著作『なぜ国々は戦争をするのか』上下巻(国書刊行会2015)を手がかりに、20世紀の戦争・紛争を考察する。  教科書は指定せず講義は講師が作成する教材を基に行うが、参考文献として受講者はストウシンガーの上記書に目を通しておくことが望ましい。(講師:記) <今期の予定> 第1期(2025年4〜6月) 1 帝国主義下のアジアの戦争:日清戦争/米西戦争/日露戦争 2 経済とテクノロジーのグローバル戦争:第1次世界大戦 3 イデオロギーと政治体制をめぐる戦争:スペイン内戦/独ソ戦/国共内戦 画像:日露戦争(旅順要塞を砲撃する28サンチ砲) <今後の予定> 第2期(2025年7〜9月) 4 ヨーロッパ発のグローバル戦争:第2次世界大戦(ヨーロッパ) 5 アジア発のグローバル戦争:第2次世界大戦(アジア・太平洋) 6 冷戦下の国際内戦:朝鮮戦争 第3期(2025年10〜12月) 7 帝国主義・シオニズム・ナショナリズム:第1〜4次中東戦争 8 インド亜大陸をめぐる戦争:第1〜3次インド・パキスタン戦争 9 ドミノ理論の誤算:ベトナム戦争 第4期(2026年1〜3月) 10 帝国の負債:スエズ戦争/フォークランド戦争 アルジェリア戦争/インドシナ戦争 11 ソヴィエト帝国の負債:ユーゴスラヴィア内戦 コーカサス紛争 ウクライナ戦争 12 21世紀の戦争:湾岸戦争 アフガニスタン イラク ガザ 註:講義は1年通年でも、1期ごとでも登録・受講可能。   各サイクル(3回)内で扱う戦争の順番は変更する可能性がある。 <参考文献> ジョン・G・ストウシンガー著、等松春夫監訳[『なぜ国々は戦争をするのか』](https://www.kokusho.co.jp/np/result.html?writer_id=20534)上下巻(国書刊行会2015) <講師詳細> 等松 春夫:1962年米国パサデナ市生。防衛大学校国際関係学科教授。専門は政治外交史・比較戦争史。筑波大学、早稲田大学を経て1991〜97年に英国留学。オックスフォード大学博士(政治学・国際関係論)。2011年にNATO国防大学で研修、ディプロマ取得。著書『日本帝国と委任統治』(名古屋大学出版会2011)、訳書『なぜ国々は戦争をするのか』(国書刊行会2015)、『大いなる聖戦:第二次世界大戦全史』(国書刊行会、2018)、共著書『日英交流史3〈軍事〉』(東京大学出版会、2001)、『日中戦争の軍事的展開』(慶應義塾大学出版会、2006)、『昭和史講義1・2』(筑摩書房、2015、2016)、Pearl Harbor (Cassell, 2001)、A Gathering Darkness (Scholarly Resources, 2004), Imperialism on Trial (Lexington Books, 2006), Russo Japanese War in Global Perspective (Brill, 2007), History Textbooks and the Wars in Asia (Routledge, 2011), Maritime Strategy and National Security in Japan and Britain (Brill, 2012), Spain 1936: Year Zero (Liverpool University Press, 2018), East Asians in the League of Nations (Palgrave Macmillan, 2023 )他多数。

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「吾妻鏡」を読む

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  • 川合 康/大阪大学名誉教授
  • 2025/07/01 〜 2025/09/16
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円 / 一般 29,370円
  •  本講座は、鎌倉幕府が編纂した『吾妻鏡』を読みながら、鎌倉幕府の歴史を探ろうとするものです。『吾妻鏡』は、初代鎌倉殿の源頼朝から6代宗尊親王まで、将軍ごとに幕府の出来事をまとめた年代記で、14世紀初頭までに成立したと推定されています。幕府に保管されていた記録・文書類をはじめ、京都の貴族の日記や寺社の記録、『平家物語』などの軍記物も編纂材料にしており、虚構も含まれていますが、鎌倉時代の政治や社会を知るうえで欠くことのできない重要史料です。  この『吾妻鏡』の記事を中心に、他の一次史料も適宜参照しながら史実を見極め、鎌倉幕府の歴史を考察していきたいと思います。(講師・記) *2024年4月開講 【7月期のカリキュラム】 7月1日   源頼家による鎌倉殿の継承 7月15日  梶原景時の乱 8月5日   源頼家の文化政策 8月19日  比企能員の乱 9月2日   後鳥羽院政の特徴 9月16日  源実朝の擁立と公武関係

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くずし字で読む《江戸のベストセラー》
式亭三馬と歌川豊国、山東京山と歌川国芳

「絵本時世粧(えほんいまようすがた)」_size.jpg
  • 菅野 俊輔/歴史家
  • 2025/07/01 〜 2025/09/16
  • 15:30〜17:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  7〜9月期のテキストは、これまでの『朧月猫草紙』(山東京山・文、歌川国芳・画)と『絵本時世粧(えほんいまようすがた)』の2点となります。『絵本時世粧』の文章は、滑稽本『浮世風呂』で有名になった式亭三馬で、絵師は歌川派の初代豊国です。黄表紙を書いた三馬も、役者絵を得意とした豊国も、蔦屋重三郎とは、接点がなかったようです。今回のテキストは、19世紀はじめの享和2(1802)年の発売で、出版社は「甘泉堂」で、主人の名前は、和泉屋市兵衛です。絵師の豊国は、芝の生まれ、育ちなので、和泉屋市兵衛とは懇意であり、錦絵(役者絵など)も出しています。さて、猫の「こま」さんがどうなるのか、心配です。100枚が近くなりました。(講師・記) 講読テキスト ・『絵本時世粧(えほんいまようすがた)』式亭三馬(文)、歌川派の初代豊国(絵) ・『朧月夜猫の草紙』 歌川国芳・(絵)と山東京山(文)、

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学びを広げる!大人のための世界史
イスラーム以前のオリエント史&地中海世界史をスッキリ整理する方法を解説する講座

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  • 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
  • 2025/07/02 〜 2025/09/17
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円 / 一般 26,070円
  •  ピラミッドについての新発見、悠久のエーゲ海ロマン、民主主義発祥のアテネにアレクサンドロス大王の武勇、そして歴史家ランケが「世界史の湖」と呼んだ古代ローマ史。雑誌や書籍そしてTV番組で常に特集が組まれることからもわかるように、話題に事欠かないのがこれら世界史の揺籃期。古代文明の時代区分とそれぞれのつながり具合を知っておくなら,真の知識と理解が深まります。  単なる面白いエピソード集ではなく、古代文明の相関図とそれぞれの文明が後代に与えた精神性をしっかり語り、受講生の皆さんが、今後ご自分で様々な媒体からの情報を縦横無尽に取り入れ、人生の糧にできるようになる基礎を築くお手伝いをする…そんな講義を提供します。(講師・記) 【カリキュラム】 @古代オリエント史 A古代ギリシア史 B古代ギリシア史とイラン・アフガニスタン史 C共和政ローマ Dローマ帝国 Eローマ帝国とキリスト教

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新・シルクロード 

峨眉山万年寺騎象普賢像.JPG
  • 北 進一ほか/群馬県立女子大学兼任講師
  • 2025/07/02 〜 2025/09/17
  • 10:30〜12:00
  • 全5回
  • 会員 18,975円
  • シルクロードは地中海世界と広大なアジア世界を結ぶ多様な経済・文化交流の歴史的通路を象徴する雅称です。そこには生活のために苦闘した人々や新たな世界を発見し躍動する人々の姿が万華鏡のように映し出されています。シルクロードの壮大な地域と歴史に様々な角度から光を当てる新シリーズ。シーズン]はシルクロードの聖地と遺跡がテーマです。(講師・記) 写真:峨眉山万年寺騎象普賢像 <テーマ> ※各回受講が可能です、各回タイトルから詳細ページをご覧ください。 [第1回 7/2「普賢菩薩の聖地・峨眉山とその美術」北進一先生](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8067206) 古くから天府の地とされる四川盆地の西南端に聳える峨眉山は、主に4つの峰からなる霊山(最高峰3099メートル)で、後漢代にはすでに道教の寺院が建立され、唐代には華厳経などが説く普賢菩薩の道場としての光明山とみなされました。文殊菩薩の五台山(山西省)、観音菩薩の普陀山(浙江省)、地蔵菩薩の九華山(安徽省)と並ぶ中国仏教四大聖山。後代、玄奘三蔵がインドからの帰路に峨眉山を訪れたという伝説が付加されるほど、シルクロードとも縁の深い霊場です。本講座は、このような峨眉山の華厳信仰や普賢信仰に基づく史跡や美術を探ります。 [第2回 7/30「燃燈仏の遺跡と釈迦頂骨の寺−ナガラハーラ ハッダ−」前田たつひこ先生](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8067207) 仏陀の生涯である仏伝の導入部として創出された前世物語「燃燈仏授記」の舞台として玄奘が語り残したナガラハーラ国と、釈迦の頂骨を供養していたというハッダの仏事について解説します。 [第3回 9/3「トルファン、アスターナ古墓群唐代の屏風絵」森美智代先生](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8067208) 現在の中国新疆ウイグル自治区トルファンのアスターナ古墓群では、様々な形式の屏風状絵画が発見されています。とりわけ注目されるのは、正倉院宝物「鳥毛立女屏風」の姉妹作品のような一連の「美人図」です。画中の「美人」達は誰なのか、死者の為の屏風と生者の為の屏風は何か違うのか等々、未だ定説はありませんが、最近の研究をご紹介します。 ※昨年、同じテーマを扱いましたが、今回はその後の研究成果をお話しします。初めての方もお聞きいただけます。 [第4回 9/10「バビロン」宮下佐江子先生](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8067209) イラク南部ユーフラテス川のほとりに位置するバビロンは前17世紀にハンムラビ法典を制定したハンムラビが王となり、古バビロニア王国の都であった。それからおよそ、一千年ののち、新バビロニア王国が興り、青色の施釉タイルが輝くイシュタル門が建設された。この都も、新興アケメネス朝のキュロスによって滅ぼされた。しかし、この街は命脈を保ち、アレクサンドロス大王は自らの帝国の首都をバビロンに定めるつもりであったと言われるが、病を得て、前323年ここで亡くなっている。有為転変激しいメソポタミアの都市のなかでバビロンは長きにわたって様々な支配者をいただきつつ、存続してきた。近年ではバビロン遺跡修復の煉瓦に「ネブカドネザルがこれを造り、サダム・フセインがこれを直す」と刻印されていた。多くの統治者がこの街を重要視したのはなぜか、考えていきたい。 [第5回 9/17「アフガニスタン・バーミヤーン石窟と日本人」中野照男先生](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8067210) 1930年代にバーミヤーン石窟を訪れた尾高鮮之助をはじめとして、1960年代には名古屋大学隊、京都大学隊、成城大学隊の調査が行われ、かつ2001年のタリバーン撤退後には日本もユネスコのバーミヤーン保存修復プロジェクトに積極的に協力しました。それぞれの活動とその成果を概観し、中央アジアの文化に占めるその価値を考察します。

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古事記講読 神話篇

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  • 三浦 佑之/千葉大学名誉教授
  • 2025/07/03 〜 2025/09/04
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  『古事記』上巻を「神がみの物語」として、冒頭から丁寧に読み進め、現在は、「高天の原神話」を読んでいます。 それぞれの神話にはどのような背景や歴史があるか、神の名や神話にこめられた意味は何か、『日本書紀』など共通する神話や伝承との共通性や相違について、など多面的に『古事記』神話を考察します。 教室では、最古の写本「真福寺本古事記」を底本として、原文と現代語訳とを対照させた自作テキスト(プリント配布)に基づきながら、はじめて『古事記』を読む人にも、何度も読んでいる人にも楽しめる講座を心がけています。 7月期は、いよいよ「出雲神話」へと展開しますので、ますますおもしろくなると思います。 途中からでも、お楽しみいただけます。 (講師・記/2024年10月開講) 〈テキスト〉 プリントを配布します。今期は「高天原」から読み進めます。 〈参考書〉※なくてもかまいませんが、持っていると予習復習に好都合です。 三浦佑之『口語訳古事記 神代篇』(文春文庫) 倉野憲司『古事記』(岩波文庫)あるいはその他の古事記テキスト

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奈良時代を読み直す 「続日本紀」新講

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  • 遠山 美都男/学習院大学講師
  • 2025/07/03 〜 2025/09/18
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  天武天皇のキサキ持統天皇の手で完成された律令制国家は、天武・持統の孫にあたる文武天皇に受け継がれました。いわゆる天武系の支配する奈良時代の開幕です。しかし、この時代は本当に天武系の時代と考えてよいのでしょうか?この疑問を主軸にしながら、『続日本紀』の講読を通じて奈良時代の歴史を見つめ直していきます。  今期は平城京に戻った後、40代後半の聖武天皇の奮闘の歳月をたどります。(講師・記) ※2008年1月開講。

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大奥で読みとく江戸の歴史

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  • 菅野 俊輔/歴史家
  • 2025/07/03 〜 2025/09/18
  • 15:30〜17:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  江戸時代の徳川将軍の居所である江戸城の本丸御殿は、老中などの閣僚との政治的空間となる「表」と将軍の私的な生活空間の「奥」に分かれ、さらに「御台様」の生活空間と御台様に仕える女性たちの仕事・住居の空間を「大奥」と呼んでいます(管理の男性たちの仕事空間もあります)。なお、将軍の控え空間の二の丸と、前将軍(大御所)の居所となるか、後継者(大納言様)の生活空間となる西の丸にも「大奥」が存在しますが、今回は本丸のお話となります。江戸時代は、17世紀〜19世紀の260年以上になりますので、たくさんの話がありますが、今期は、17世紀の大奥草創期と18世紀の老女(御年寄)にかかわる3つの出来事を紹介いたします。 (講師・記) 7月:大奥の主人は、春日局、家光の「御台所」?    (7/3前編・7/17後編) 8月:江島事件のターゲットは、大奥の実力者「江島」、それとも、遊興の芝居?    (8/7前編・8/21後編) 9月:大奥老女(高岳)と官位昇進を願う仙台伊達家・大奥改革の松平定信    (9/4前編・9/18後編) ★東京国立博物館 「特別展 江戸 大奥」★ 日程:2025年7月19日(土)〜9月21日(日) 展覧会:特別展 江戸 大奥 場所:東京国立博物館 平成館 展覧会の詳細は[こちら](https://ooku2025.jp/)

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環太平洋地域と満州事変

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  • 小林 英夫/早稲田大学名誉教授
  • 2025/07/03 〜 2025/09/18
  • 15:30〜17:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  満州事変は日中を含む東アジアのみならず環太平洋地域の国々にも大きな影響を与えた。 今期の本講座では1920年代交流活動を続けてきた太平洋問題調査会の動きを踏まえて満州事変とその後の華北分離工作を追いながらその過程での関係者たちの動きを見てみることとしたい。(講師・記) <7月期 スケージュール> @7月 3日 はじめに―課題設定と問題の限定 A7月17日 1920年代後半の中国東北の政治経済激動の深化 B8月 7日 「満洲問題」と太平洋問題調査会京都会議ー松岡洋右報告をめぐってー C8月21日 満洲事変と太平洋問題調査会上海会議 D9月 4日 環太平洋地域と満洲事変 E9月18日 おわりにー満洲事変から日中戦争へ

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アメリカの戦争
アメリカから見た日米戦争への道

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  • 金井 光太朗/東京外国語大学名誉教授
  • 2025/07/03 〜 2025/09/18
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  トランプ大統領は、今や戦後の国際秩序を壊すべきだとしています。しかし、この秩序は「アメリカの世紀」として構想され、人類の共存共栄を目指す新たな枠組みとして築かれたものでした。  第二次世界大戦では、米英を中心とする国際秩序が第一とされ、ナチス・ドイツの覇権は何としても打破すべき対象とみなされていました。一方で、 アメリカはアジアの戦争に関心はなく、日本の侵略行為に対して制裁を科してまで阻止しようという姿勢は見られません。さらに、アメリカの戦後構想は大英帝国に対してインドの独立を求めるものであり、その中に「大東亜共栄圏」が受け入れられる余地はありませんでした。アメリカは大戦への参戦により勝利を収め、「アメリカの世紀」が実現できることを確信していたのです。  本講座では、日米戦争に至る道を追うことでアメリカが作り上げていった戦後世界の構造の理解を目指します。(講師:記) 【今期の予定】 1. 日米戦争への道1:孤立主義と米英の協調 2. 日米戦争への道2:「アメリカの世紀」 3. 日米戦争への道3:無条件降伏・原爆投下 4. 戦後占領1:「再建」とニューディールの改革 5. 戦後占領2:中国喪失と集団安保の受け皿 6. ブレトンウッズ体制と国際連合 【来期の予定】 1. 冷戦と朝鮮戦争・ベトナム戦争 2. 冷戦終結とアメリカ単独主義 3. 911とアフガン・イラク戦争 4. 対テロ戦争 5. ウクライナでの米露の戦争 6. イスラエルの戦争を支えるアメリカ ※こちらは第1回〜第6回セットでのお申込みページです。 ※第1回のみのお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=8047303)

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秀吉の城
第U期:石垣山城・名護屋城・伏見城

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  • 加藤 理文/日本城郭協会理事
  • 2025/07/04 〜 2025/09/05
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,890円 / 一般 12,540円
  •  関白太政大臣となった秀吉は、小田原北条氏を滅亡させ遂に全国統一を成し遂げました。その後、秀吉は性急に大陸進出を目指し、朝鮮へと出兵しています。この二つの戦いで、秀吉は「石垣山城」と「名護屋城」を陣城として構築しました。陣城とは言うものの、諸大名の居城を遥に凌駕する規模でした。今回は、この二つの陣城と、隠居城として築いた「伏見城」の特徴と、その姿を解説します。(講師・記) 7/4 @小田原攻めの陣城「石垣山城」 小田原北条氏を攻めるための本陣として築いた陣城の姿を解き明かし、長期戦にどのように対応したかを探ります。 8/1 ➁朝鮮出兵の根拠地「名護屋城」 朝鮮出兵の根拠地として築いた「名護屋城」は、改修を繰り返しつつ、その姿を完成させました。その過程と特徴を考えます。 9/5 ➂隠居所として築かれた二つの「伏見城」 当初築かれた指月伏見城は、地震により倒壊し、その後木幡山に新たな「伏見城」を築きました。二つの城の違いと姿を探ります。 ※前回ご受講でない方も楽しめる内容です。

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ヘロドトス「歴史」を読む

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  • 桜井 万里子/東京大学名誉教授
  • 2025/07/04 〜 2025/09/05
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円
  •  ヘロドトスは、古代ギリシアの歴史家です。紀元前5世紀初頭に始まったギリシアとアジアの大国ペルシアとの戦い(いわゆるペルシア戦争)について彼が記述してくれたおかげで、私たちはこの2500年前の戦争について詳しく知ることができるのです。  ヘロドトスは小アジア(現トルコの北西部)の南に位置するハリカルナッソス(現在のボドゥルム)に生まれましたが、政変を逃れて亡命し、ペルシア、エジプトなどを旅してその見聞を記述しました。彼が訪れた地は、ギリシア本土や南イタリアを除き、小アジア・メソポタミア・ペルシア、シリア、フェニキア、エジプト、リビア、スキタイなど広域に及びました。彼は、訪れた地で聞いた話を主観を交えずに記録しようとする姿勢を大事にしました。その記述の多くは、夫々の地に関する最古の文字史料として貴重です。  彼の『歴史』をその時代背景を考えながら、ご一緒に読みましょう。 (講師・記) *2020年7月開講。 <テキスト>※各自でご用意ください。 『ヘロドトス 歴史 (下)』 松平千秋翻訳(岩波文庫)

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神聖ローマ帝国とハプスブルク

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  • 皆川 卓/法政大学教授
  • 2025/07/05 〜 2025/09/06
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 11,495円
  •  850年の長きにわたり中央ヨーロッパに存在した「神聖ローマ帝国」は、その大仰な国号にもかかわらず、征服事業や栄耀栄華を極めた歴史をほとんど持たず、「神聖でもなければローマ的でもなく、帝国ですらない」と酷評されてきました。しかし最近の研究から、後半400年間の神聖ローマ帝国はハプスブルク家を君主に戴く一種の「国家連合」として、地道にその地を列強の侵略から守り抜き、独特の仕組みでのちのドイツ人やオーストリア人の価値観や感性に計り知れない影響を与えたとされています。彼らの勤勉さや慎ましやかさや冷静さ、議論好きや法律の遵守意識、教育への熱意は、その中から生まれてきた性格でした。「双頭の鷲」の宝石飾りを戴く精巧な時計にも似たこの政治作品のネジを一つ一つ慎重に外し、皆さんと共にその驚きの構造を覗きたいと思います。(講師・記) 【2025年7月期】 第1回:近代立憲王国バイエルンの発展−ルートヴィヒ1世(1) 第2回:近代立憲王国バイエルンの発展−ルートヴィヒ1世(2) 第3回:革命と統一運動の中のバイエルン−マクシミリアン2世(1) ★進度によりテーマ日程が変更致します、ご了承ください。★ ※開講終了時間を延長することがございます。予めご了承ください。 <2025年10月期> 第1回:革命と統一運動の中のバイエルン−マクシミリアン2世(2) 第2回:「メルヘン王」のしたたかな外交−ルートヴィヒ2世(1) 第3回:居場所を探す青年王−ルートヴィヒ2世(2) <2026年1月期> 第1回:幻影の中の「バイエルン王国」−ルートヴィヒ2世(3) 第2回:バイエルン王国の終焉とその後のヴィッテルスバッハ家−オットーとルートヴィヒ3世(1) 第3回:バイエルン王国の終焉とその後のヴィッテルスバッハ家−オットーとルートヴィヒ3世(2) (「ヴィッテルスバッハ家の歴史」終了)

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贖罪都市&ス泉
奥州藤原氏の罪と償い

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  • 桃崎 有一郎/武蔵大学人文学部教授
  • 2025/07/07 〜 2025/09/01
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 11,385円 / 一般 14,685円
  •  12世紀に東北地方の覇者となった奥州藤原氏は、平泉に全く新たな拠点を構築しました。それは史上初めて、朝廷制度と無関係に築かれた地方都市であり、なおかつ武士が築いた史上最初の地方都市でもあったという点で、極めて画期的でした。中尊寺(金色堂)・毛越寺(庭園)・柳之御所(居館跡)などの遺跡によって、平泉には京都文化の系譜を引く文化が花開き、特に熱心な浄土信仰があったことがよく知られています。しかし、通説には極めて重大な見落としがあります。平泉という都市の核心は、都風でもなければ貴族風でもない、東北の武士の歴史を重く背負った、唯一無二の自意識でした。鍵は中尊寺金色堂自体と、そこに収められた奥州藤原氏歴代のミイラです。近世まで日本にはミイラ文化が普及しなかったのに、なぜそこにミイラがあるのか?贖罪≠キーワードとして、初めてその謎を解き明かします。(講師・記) 【カリキュラム】 第一回:【奥州藤原氏の真の素性】 奥州藤原氏は秀郷流藤原氏≠ニされてきましたが、実はそう単純ではありません。講師の最新の研究(6月刊行予定の『中世武士団 偽りの血脈』)に基づき、これまで気づかれてこなかった奥州藤原氏の真の素性≠暴きます。 第二回:【奥州の戦略拠点と地政学】 平泉はなぜあの場所に、あの形で築かれたのか? それを解き明かすため、蝦夷を中心とした奥州の戦乱(三十八年戦争、前九年・後三年合戦)を、最新のデジタル地理学の手法で追跡します。 第三回:【奥州藤原氏の罪と償い】 中尊寺金色堂に奥州藤原氏歴代のミイラが現存する理由を解き明かし、平泉の遺跡群が、彼らのいかなる想いと願いを表現しているかを解き明かします。

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日本国天皇伝 内乱期・天皇の群像
「愚管抄」を読みとく

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  • 関 幸彦/元日本大学教授
  • 2025/07/07 〜 2025/09/15
  • 11:00〜12:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  10世紀から13世紀までの天皇たちの足跡を史論『愚管抄』を読みながら勉強していきます。  摂関期・院政期、そして鎌倉政権と中世の時代を画した歴史の転換期に、天皇が果たした役割を考えたいと思います。  史実に近いとされる慈円の『愚管抄』も論読しつつ、説話や日記史料にも目を配りながらの講座です。天皇像を通して見える中世の実相を整理します。 (講師・記) ※1月より開催時間を変更しております。(旧)10:30〜12:00→(新)11:00〜12:30 2021年10月期開講。

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楔形文字がむすぶ古代オリエント都市

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  • 小林 登志子/歴史学者
  • 2025/07/07 〜 2025/09/15
  • 12:45〜14:30
  • 全6回
  • 会員 22,770円
  •  アナトリアに建国したヒッタイト王国の都ハットゥシャ遺跡からは楔形文字が記された粘土板文書が出土しています。前14世紀中頃の勇将シュッピルリウマ1世はメソポタミア北部からシリア北部にかけて、支配領域を拡大していきます。首都ワシュカンニを急襲し、ミタンニを属国にします。ついで、カルケミシュとハラブを陥落させ、両市を息子たちに支配させます。ウガリトは属国とし、カトナは滅ぼします。こうした都市をお話します。なお、カリキュラムは一部変更することもありますので、予めご了承ください。 (講師・記) リーフレット画像:カトナ王宮復元 〈今回のスケジュール〉 ※スケジュールは変更になる場合がございます。 7・07 ハットゥシャーヒッタイト王国の城塞都市ー 7・21 カトナーシュツピルリウマに滅ぼされた都市ー 8・04 ウガリトーエジプト、ヒッタイトの属国として繁栄― 8・18 カルケミシュとハラブーヒッタイト王子が支配した都市― 9・01 スーサーエラムの都、ペルシアの都― 9・15 未知の都市―ワシュカンニ、タルフンタッサ他―

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