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イギリス宮殿物語
戦うための城を超えた宮殿建築の美と歴史
- 齊藤 貴子/早稲田大学講師
- 2026/01/22木 〜 2026/06/25木
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 22,770円 / 一般 29,370円
宮殿とは、王侯貴族や国家元首、もしくは高位高官らの住まいのこと。ゆえに、まずは居住者のステイタス・シンボルとしての外観の豪華絢爛、そして現実生活を営むうえでの優れた居住性とが共に求められます。この点において、本質的に戦うための要塞である「城」と、より豊かに暮らすための「宮殿」とは似て非なるもの。事実、大きな内乱や内戦が起こる見込みのなくなった17世紀後半以降のイギリスでは、見た目や住み心地を度外視してまで防衛機能を重視した城塞はその存在意義を失い、居住性に優れた宮殿に取って代わられていきます。そうして誕生した近代以降の宮殿が、総じて時代の趣味を反映した建築美を誇ることはいうまでもありません。また、それ以前の中世から存在する古い宮殿にいたっては、たとえ現在は見る影もなく朽ち果て、別の用途で使用されているとしても、やはりそこでしか味わうことのできない「歴史の重み」を背負っているといっていいでしょう。城とはまた違う興趣を誘い、イギリスを知るためにも欠かすことのできない数々の歴史的な宮殿について、旅するように学んでいきます。(講師・記) 写真:ハンプトンコートパレス ©藤森靖允 【カリキュラム】 ひとつの宮殿を2回にわたり解説します。 ※状況により変更することもございます。 2025年1月〜6月 1. バッキンガム宮殿 2. ハンプトン・コート宮殿 3. エルタム宮殿 2025年7月〜12月 4. フォークランド宮殿 5. ホーリールード・ハウス宮殿 6. ダンファームリン宮殿 2026年1月〜6月 7. 旧ホワイト・ホール宮殿バンケティング・ハウス 8. ウェストミンスター宮殿 9. ブレナム宮殿 2026年7月〜12月 10. キュー宮殿 11. ロイヤル・パビリオン 12. オズボーン・ハウス ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。 ※20241114改
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古代ギリシア・古代ローマの歴史
欧米文化・社会のひな型として読み直す
- 長谷川 岳男/元東洋大学教授
- 2026/01/28水 〜 2026/06/24水
- 13:30〜15:00
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
かつてヨーロッパは、ヘレニズム(古代文化)とヘブライズム(キリスト教)から形成されていると言われていた。現在はそれ以外にも西洋文明に寄与するものの存在は認められているが、それでもこの二つが西洋世界を理解するうえで重要なことは変わらない。本講座では、古代ギリシア・ローマ世界の基本的な歴史を説明して、それが西洋世界にとっていかなる影響を与えたのかを、民主主義、国家、国際関係、神話、経済、帝国、宗教、グローバル化などについて具体的な例を挙げながら、解説する予定である。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 *2026年1月期* 1 導入 現代世界におけるギリシア・ローマの痕跡 2 古代ギリシア史概観 3 ポリスは国家か 国家とは何か(近代国家との比較) *2026年4月期* 4 古代アテナイの民主主義 その現実と後世の評価 5 神々と社会 神話学と神々・祭儀の意味 6 アレクサンドロス大王 世界の転換(拡大する世界) ----------------- *2026年7月期* 7 ローマ史概観 8 帝国と帝国主義 ローマ帝国の成立と近代帝国主義 9 古代経済 資本主義社会との相違 *2026年10月期* 10 古代におけるグローバル化 地中海世界の再検討(人々・物品・情報の移動) 11 宗教と国家 キリスト教成立のインパクト 12 古代の伝統(西欧文明の系譜) ------------------- ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。
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入門日本古代史
第\期 「大化改新2」
- 仁藤 敦史/国立歴史民俗博物館名誉教授
- 2026/04/01水 〜 2026/06/03水
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
今期は七世紀の大きな変革期として大化改新を引き続き考察します。六四五年の蘇我大臣家を滅ぼした「乙巳の変」および、それにそれに続く政治改革としての「大化改新」は、東アジアにおける大きな変動と密接な関係を有しました。難波遷都は、唐・新羅との外交関係を結ぶ場として機能し、国内改革においても国力を最大限発揮できる体制として評制を施行しました。政治体制としては、中心に孝徳天皇がいるとすれば、中臣鎌足と中大兄皇子については、従来とは大きく異なる解釈が可能となります。(講師・記) ※2024年4月開講 【カリキュラム】 1)「難波遷都と大化改新」 2)「天下立評と公民制」 3)「中臣鎌足と中大兄皇子」
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学びを広げる!大人のための世界史
ユーラシアの歴史は、チンギス・カンの後にどのように形づくられたのか!?
- 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
- 2026/04/01水 〜 2026/06/17水
- 19:00〜20:30
- 全6回
- 会員 21,780円 / 一般 25,080円
昨今の世界は、力による権威主義の世界(ex.上海協力機構)と法による民主主義の世界(ex.G7)のせめぎ合いだと言われますが、もしかすると、後者もまた権威主義の色彩を帯び始めているようにも見受けられます。とはいえ、何を隠そう、G7諸国(カナダ・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・日本)に共通するのは、モンゴル人の支配を受けなかった地域なのです。そこで、チンギス・カン後の東部ユーラシアを診断し、ロシア・中央アジア諸国・イラン・中国・北朝鮮など、いかに昨今の権威主義的政府が「made in モンゴル」であるのかを探りましょう。高校世界史レベルから逸脱することなく、平易に解き明かしてまいります!(講師・記) 【カリキュラム】 1. 中国史において,明(1368〜1644)をどのように位置づけるか 2. モンゴル帝国から派生した国々の世界史における重要性とティムール帝国(1370〜1507) 3. ムガル帝国(1526〜1858.第2次ティムール帝国)によるインドのイスラーム化の完成 4. ムガル帝国へのポルトガル・イギリス・フランスの侵食と同帝国の滅亡,英領インド帝国(1877〜1947)の成立 5. サファヴィー朝イラン(1501〜1736)のイスラーム史&世界史における位置づけ 6. ツングース人による中国最後の征服王朝・清(1636〜1912)の五族支配の完成まで
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古事記講読 神話篇
- 三浦 佑之/千葉大学名誉教授
- 2026/04/02木 〜 2026/06/04木
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
『古事記』上巻「神がみの物語」を、冒頭から丁寧に読み進め、いよいよ、高天の原の神々による出雲制圧へと話は展開します。 それぞれの神話にはどのような背景や歴史があるか、神の名や神話にこめられた意味は何か、『日本書紀』など共通する神話や伝承との共通性や相違についてなど、多面的に『古事記』神話を考察します。教室では、最古の写本「真福寺本古事記」を底本として、原文と現代語訳とを対照させた自作テキスト(プリント配布)に基づきながら、はじめて『古事記』を読む人にも、 何度も読んでいる人にも楽しめる講座を心がけています。 4月期ですが、従来「国譲り」神話と呼ばれていた部分を読んでいきたいと思います。わたしは「国譲り」という言い方には疑問をもっていて、内容からみれば、出雲制圧神話ではないかと考えていますが、そのあたりのことを含め、考古学的・歴史学的な知見を踏まえて神話を読み解いてみたいと思っています。古事記の神話もいよいよ後半に入りますが、ますますおもしろくなると思います。新規の方もどうぞお気楽にご参加ください。 (2026年.1月講師・記/2024年10月開講) 〈テキスト〉 プリントを配布します。今期は「高天原」から読み進めます。 〈参考書〉※なくてもかまいませんが、持っていると予習復習に好都合です。 三浦佑之『口語訳古事記 神代篇』(文春文庫) 倉野憲司『古事記』(岩波文庫)あるいはその他の古事記テキスト
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奈良時代を読み直す 「続日本紀」新講
- 遠山 美都男/学習院大学講師
- 2026/04/02木 〜 2026/06/18木
- 10:45〜12:15
- 全6回
- 会員 23,100円
天武天皇のキサキ持統天皇の手で完成された律令制国家は、天武・持統の孫にあたる文武天皇に受け継がれました。いわゆる天武系の支配する奈良時代の開幕です。しかし、この時代は本当に天武系の時代と考えてよいのでしょうか?この疑問を主軸にしながら、『続日本紀』の講読を通じて奈良時代の歴史を見つめ直していきます。 今期は平城京に戻った後、40代後半の聖武天皇の譲位前夜の日々をたどります。(講師・記) ※2008年1月開講。
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弥生時代のクニグニ4
- 藤尾 慎一郎/国立歴史民俗博物館名誉教授
- 2026/04/02木 〜 2026/06/04木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
本講座は、魏志倭人伝に書かれている倭国のクニグニと狗邪韓国の歴史について解説するシリーズの第四段です。魏志倭人伝が描くのは3世紀の倭国ですが、3世紀に至るまでには弥生時代が始まってから1000年以上の歩みがあります。そこで本講座では3世紀までに各地で花開いた歴史と文化を取り上げます。第1回では、狗奴国ではないかという説がある伊勢湾沿岸地域を取り上げます。第2回と第3回は、倭人伝には記載が見当たらない地域として関東南部と東北北部を取り上げます。第2回では伊勢湾沿岸地域から移住した人びとによって本州でもっとも遅く水田稲作が始まった可能性のある関東南部、第3回は、水田稲作と土偶祭祀が唯一、併存する東北北部です。(講師・記)
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アメリカの民主主義とポピュリズムの歴史
多数派支配への道
- 金井 光太朗/東京外国語大学名誉教授
- 2026/04/02木 〜 2026/06/18木
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 23,100円
南北戦争後アメリカ人民の一体性回復に成功したアメリカは、北部的価値を公共利益、一般意志として20世紀の産業発展に邁進した。そこでは巨大資本が圧倒的な勢力を誇り、政治でも大きな影響力を揮うようになった。これは一般意志なのか、それを脅かすものなのか。経済における価値配分の公正を求めてポピュリズムの運動が起こるようになった。他方、冷戦期には北部的なリベラリズムに対する疑惑と反発が高まると、ポピュリズムは旧南部に近い保守的多数派の復権を目指す運動に変化していった。もはや一般意志の見直しではなく、多数派レッドが全体を支配する正当化の運動になってしまった。トランプ大統領のMAGAは自らのいうアメリカこそが一般意志なのであって、反対勢力は遠慮なく弾圧するものとなっている。民主主義を矯正する契機はもはや失われてしまったのか。 本講座では、歴史的展開をたどりながら、民主主義の原理と限界を再考し、分断の時代におけるアメリカ政治の本質を考察する。 <各回のテーマ(予定)> 1. リンカーンのゲティスバーグ演説―人民のための政治の再生 2. 人民党―農民が動かした反エリート政治 3. ヒューイ・ロングと反ニューディール政策―富の再分配を訴える 4. マッカーシズムと反共ヒステリア―恐怖が支配する政治 5. ニクソンとサイレント・マジョリティ―声なき多数による支配 6. トランプによる分断―民主主義はどこへ向かうのか 画像:ジャクソン大統領就任式に詰めかけた民衆 <前期(2026年1-3月)の各回のテーマ> 1. ポピュリズムの登場―共和主義への挑戦 2. 人民会議(コンベンション)―民衆政治の新しい形 3. 利益政治と妥協―民主主義の理想と現実 4. ジャクソン民主主義―選挙が変えた政治 5. ブラッディ・カンザス―奴隷制をめぐる流血の争い 6. ウェスト・ヴァージニア独立―南北戦争下の住民投票
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英語で楽しむ世界史
古代ローマの社会と生活を体験する
- 佐藤 育子/⽇本⼥⼦⼤学学術研究員
- 2026/04/02木 〜 2026/06/04木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
学生時代、外国語(英語)を読んで「歴史」を勉強した方もいらっしゃると思います。そんな経験を、今一度タイムスリップして味わってみませんか。使用するテキストは、カラー版のイラスト入りのわかりやすいものです。中学生レベルの英語力があれば十分対応できます。 本講座では、古代ローマの歴史と人々の暮らしをテーマに、毎回読み切り式でさまざまなトピックを取り上げます。当時の人々の生活に思いを馳せながら、毎回解説を加えつつ、ご一緒に楽しく読んでまいりましょう。なお、テキストはご自身でご購入ください。(講師:記) 【各回の内容】 4月 Town and City 5月 House and Garden 6月 Home Comforts ※毎回読み切り式のため、途中からでもご受講いただけます。 【使用テキスト】 『Hands-on History! Ancient Rome』ISBN:9781843226925 ※テキスト代は受講料に含まれておりませんので、各自ご購入下さい。 ※開講日までにテキストのご用意が難しい方のために、必要部分のみスキャンデータをマイページにアップします。 [https://www.amazon.co.jp/Ancient-Rome-Step-Step-Hands/dp/1843226928](https://www.amazon.co.jp/Ancient-Rome-Step-Step-Hands/dp/1843226928) 【講座の進め方】 ・講座は日本語を中心に進めます。英語は「読むこと」に重点を置きますので、、英会話はありません。 ・受講者の皆さまには、テキストを音読していただき、その後パートごとにご一緒に訳していきます。あわせて講師が補足の解説や歴史的背景を日本語で詳しく説明します。 ・会話練習ではなく、英文資料を読み解き、そこから歴史をさらに深めていただけるゼミ形式の講座です。 ・事前に、その回で扱う専門用語や背景知識をまとめた資料をお送りします。 ・2026年1月期より「見逃し配信」に対応します。欠席回も後日視聴できますのでご安心ください。なお、可能な限りリアルタイムでの参加をおすすめします。 画像:コンスタンティヌス帝の凱旋門とコロッセオ
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家康の城
第V期 名古屋築城と駿府築城、徳川大坂城の構造、江戸城天守
- 加藤 理文/日本城郭協会理事
- 2026/04/03金 〜 2026/06/05金
- 19:00〜20:30
- 全3回
- 会員 10,890円 / 一般 12,540円
関ヶ原合戦で勝利し、徳川幕府を開府した家康は、大坂に残る豊臣家に備え、名古屋城・駿府城を築き、西国大名に備えました。家康の死後、大坂の地を押えるために、秀忠は新たな大坂城を築き、西国大名に無言の圧力をかけることになります。将軍の城江戸城では、将軍交代のたびに、新たな天守が造営され、新将軍の就任を誇示したのです。こうして、徳川政権は3代家光までに盤石の体制を整えたのです。(講師・記) 【各回のテーマ(予定)】 @名古屋築城と駿府築城 豊臣秀頼が大坂に居るため、万が一豊臣恩顧の大名たちが大挙し、江戸に向かうことを想定し、名古屋城・駿府城を築き、箱根の越えの前で、大軍を足止めする城を築きました。その構造を探ります。 A徳川大坂城の構造 豊臣家を滅ぼしたのち、その上に豊臣家の城を凌駕する巨大城郭を築き、幕府の力を見せつけようとしました。その城の特徴を解説します。 B3度建てられた江戸城天守 江戸城は、将軍が交代するたびに新たな天守が築かれました。それぞれ、どんな特徴を持っていたのかを探ります。
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ヘロドトス「歴史」を読む
- 桜井 万里子/東京大学名誉教授
- 2026/04/03金 〜 2026/06/05金
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 11,550円
ヘロドトスは、古代ギリシアの歴史家です。紀元前5世紀初頭に始まったギリシアとアジアの大国ペルシアとの戦い(いわゆるペルシア戦争)について彼が記述してくれたおかげで、私たちはこの2500年前の戦争について詳しく知ることができるのです。 ヘロドトスは小アジア(現トルコの北西部)の南に位置するハリカルナッソス(現在のボドゥルム)に生まれましたが、政変を逃れて亡命し、ペルシア、エジプトなどを旅してその見聞を記述しました。彼が訪れた地は、ギリシア本土や南イタリアを除き、小アジア・メソポタミア・ペルシア、シリア、フェニキア、エジプト、リビア、スキタイなど広域に及びました。彼は、訪れた地で聞いた話を主観を交えずに記録しようとする姿勢を大事にしました。その記述の多くは、夫々の地に関する最古の文字史料として貴重です。 彼の『歴史』をその時代背景を考えながら、ご一緒に読みましょう。 (講師・記) *2020年7月開講。 <テキスト>※各自でご用意ください。 『ヘロドトス 歴史 (下)』 松平千秋翻訳(岩波文庫)
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モンロー主義の歴史
- 金井 光太朗/東京外国語大学名誉教授
- 2026/04/04土 〜 2026/06/06土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,550円 / 一般 14,850円
米英戦争後の関係安定を背景に、1823年、モンロー大統領は南北アメリカ大陸への欧州諸国の再植民地化や干渉を認めないと宣言した。スペイン帝国の時代から大英帝国の時代へと移行するなかで、アメリカ合衆国は恵まれた状況を迎える。広大な海洋を大英帝国が支配する限り、米英の友好を維持できれば列強の侵略を心配することなく、大陸の開発に専念することができた。 当初、「欧州に干渉せず、欧州も西半球に干渉させない」という相互不干渉の原則として掲げられたモンロー主義は、20世紀前後、アメリカがイギリスに代わって世界秩序の中軸となるなかで、西半球における覇権拡大を正当化する論理へと変わる。二度の世界大戦と冷戦を経て、アメリカは「世界の警察官」として振る舞う一方、中南米を「裏庭」と位置づけ、政治的・軍事的介入を重ねてきた。そして、第二次トランプ政権は、「ドンロー主義」とも称される方針を打ち出し、アメリカ・ファーストのもと、ベネズエラへの強硬姿勢に加え、グリーンランドやカナダを含む西半球全体への関与を強めようとしている。 本講座では、モンロー主義を時代ごとに再解釈されてきた政治思想として捉え、その歴史的変遷と現代的意味を考察する。(講師:記) 第1回 19世紀のモンロー主義:北米の領土拡大と国内開発 第2回 20世紀のモンロー主義:グローバルな戦いの拠点中南米 第3回 21世紀のモンロー主義:アメリカ・ファーストの世界像
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神聖ローマ帝国とハプスブルク
- 皆川 卓/法政大学教授
- 2026/04/04土 〜 2026/06/06土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 11,660円
850年の長きにわたり中央ヨーロッパに存在した「神聖ローマ帝国」は、その大仰な国号にもかかわらず、征服事業や栄耀栄華を極めた歴史をほとんど持たず、「神聖でもなければローマ的でもなく、帝国ですらない」と酷評されてきました。しかし最近の研究から、後半400年間の神聖ローマ帝国はハプスブルク家を君主に戴く一種の「国家連合」として、地道にその地を列強の侵略から守り抜き、独特の仕組みでのちのドイツ人やオーストリア人の価値観や感性に計り知れない影響を与えたとされています。彼らの勤勉さや慎ましやかさや冷静さ、議論好きや法律の遵守意識、教育への熱意は、その中から生まれてきた性格でした。「双頭の鷲」の宝石飾りを戴く精巧な時計にも似たこの政治作品のネジを一つ一つ慎重に外し、皆さんと共にその驚きの構造を覗きたいと思います。(講師・記) <各回のテーマ>進度により変更致します、ご了承ください。 4/4 歴史家王の苦悩―マクシミリアン2世(1) 5/2 嵐の前―マクシミリアン2世(2) 6/6 メルヘンの王子?―ルートヴィヒ2世(1) ※終了時間を延長することがございます。予めご了承ください。
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中世天皇伝「神皇正統記」を読む
- 関 幸彦/元日本大学教授
- 2026/04/06月 〜 2026/06/29月
- 11:00〜12:30
- 全6回
- 会員 23,100円
日本国天皇伝の流れとして、今季以降は中世史論の雄、「神皇正統記」を勉強します。知ってるつもりのこの古典は平安・鎌倉・南北朝にわたる歴史の大局をじっくり語ったものです。優れた構想力を介し、刺激的内容が満載です。中世史ファン必読の古典の一書。 (講師・記) ・2025年10月期開講。じっくり読み進めます。
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トルコの世界遺産(および暫定世界遺産)を巡る
- 津本 英利/古代オリエント博物館研究部長
- 2026/04/06月 〜 2026/06/15月
- 15:30〜17:00
- 全4回
- 会員 15,400円 / 一般 19,800円
「東西文明の十字路」「文明の坩堝」などと呼ばれる、アジアとヨーロッパにまたがる国・トルコ。日本の倍ほどあるその広い国土は、様々な時代の様々な民族や文明が残した文化遺産の宝庫です。トルコには世界遺産はもちろん、ユネスコ世界遺産に登録される前の準備段階にある「暫定世界遺産」も数多くあります。今期は紀元前1200年頃のヒッタイト帝国の滅亡後、トルコの各地に成立した鉄器時代の諸王国ゆかりの世界遺産を巡ります。(講師記) @4月 6日 サルディス:リュディア王国の黄金と墳墓 A4月20日 クサントス:リュキア地方の主要都市 B6月 1日 ヘカトムノス朝の廟墓と聖所:マウソレウムの先駆けとなる新発見遺跡 C6月15日 エフェソス:世界七不思議のアルテミス神殿
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現代中東の起源
オスマン帝国の興亡と現代中東の誕生
- 鈴木 董/東京大学名誉教授
- 2026/04/06月 〜 2026/07/20月
- 10:30〜12:30
- 全8回
- 会員 30,800円
今日、「中東」は、国際問題の焦点の一つとなっている。その多くは、歴史的にはオスマン帝国の支配下にあった。そして、「中東」の現状の原型は、第一次世界大戦で敗戦国となったオスマン帝国の解体の結果、誕生したのである。本講では、「中東」とは何かという問題をふまえながら、オスマン帝国の誕生から崩壊までの歴史をたどり、オスマン帝国と「中東」とのかかわりを追い、オスマン帝国の解体の中で、「現代中東」がいかにして生まれたのかを明らかとしたい。(講師記) <後期テーマ 2026年4月開講> U 「西洋の衝撃」の到来からオスマン帝国の崩壊まで 1 「西洋の衝撃」の到来 2 危機への対応としての「西洋化」改革 3 「上からの改革」と「下からの参加」 4 「文化」の「西洋化」と伝統的イスラム文化 5 「西洋化」としての「近代化」への様々の対応 6 アイデンティティーの変容とイデオロギー 民族・言語・地域・宗教 7 帝国の崩壊・解体の過程 8 オスマン帝国の終焉と現代中東の誕生 <終了した前期テーマ> T イスラム的世界帝国への道 1「中東」とオスマン帝国 2 オスマン帝国の出現からコンスタンティノポリスの征服まで 3 コンスタンティノポリスからメッカ、メディナへ 4 言語・民族・宗教の多様性とその統合 5 スレイマン大帝の時代 6 スレイマン治下の支配空間とと中東・バルカン 7 制度・社会経済・文化 8 伝統的イスラム文化の特色
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古代シリアの歴史
- 小林 登志子/歴史学者
- 2026/04/06月 〜 2026/06/29月
- 12:45〜14:30
- 全6回
- 会員 23,100円
古代シリアは現在のシリア・アラブ共和国よりも広い地域になる。東方はユーフラテス河、西方は地中海で、真ん中がシリア砂漠になるので、シリア発の一つの大きな統一国家が形成されることはなかった。アッカド、ミタンニ、ヒッタイトそしてエジプトなど周囲の大国に侵攻され、恒常的に戦闘があり、小国が興亡を繰り返した。 また、地中海に面した国は地中海世界への出入り口の役割があった。国々の交流、個性的な小国の歴史、文化を 多面的にわかりやすく話す。 なお、日程は一部変更することもあるので、あらかじめ了承いただきたい。(講師・記) リーフレット画像:マリ王宮壁画(線画) <今回のスケジュール> 4・06 古代シリアとは 4・20 エブラーナラム・シン王の征服 5・18 ヤムハドーシリア北部の強国 6・01 マリーハンムラビに滅ぼされる 6・15 マリー遺物が語る豊かな文化 6・29 アララクーミタンニの属国
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『平家物語』から歴史を読み解く
- 川合 康/大阪大学名誉教授
- 2026/04/07火 〜 2026/06/30火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 23,100円 / 一般 29,700円
本講座は、日本を代表する古典文学作品である『平家物語』を読みながら、平安時代末期から鎌倉時代にかけての武士社会の実像を探ろうとするものです。もちろん「盛者必衰のことはり」から平家一門の必然的滅亡を説く『平家物語』は、史実をそのまま伝えるものではありませんが、貴族の日記や古文書などと合わせ読むことで、その時代の特質を考える重要なヒントを与えてくれます。また『平家物語』には数多くの異本があり、諸本の変遷を追うことで、『平家物語』がいかなる創意をもって史実を再構成したのかを知ることもできます。この講座は、『平家物語』を読みながら歴史を考え、さらに『平家物語』の特質も考えていきたいと思います。 ※テキストはプリントで配布します。途中受講も歓迎します。(講師・記) 【カリキュラム】 1.『平家物語』の構想(巻第一「祇園精舎」) 2.白河・鳥羽院政と伊勢平氏(巻第一「殿上闇討」) 3.平清盛の誕生(巻第六「祇園女御」) 4.貴族社会における清盛の昇進(巻第一「鱸」) 5.清盛の出家(巻第一「禿髪」「東宮立」) 6.平家一門の栄華(巻第一「吾身栄花」)
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くずし字で読む「江戸の版本」
「江戸生艶気樺焼」「朧月夜猫の草紙」
- 菅野 俊輔/江戸文化研究家
- 2026/04/07火 〜 2026/06/30火
- 15:30〜17:30
- 全6回
- 会員 23,100円
春学期の学びも、黄表紙と『ねこのこまさんの話』になります。黄表紙は、大河ドラマ「べらぼう」で注目を集めた、山東京伝(作家名、画工名=北尾政演)のベストセラー『江戸生艶気樺焼』を読んでみましょう。出版は、蔦屋重三郎の本屋「耕書堂」で、天明5(1785)年に発売された京伝の初作=ベストセラーとなった記念すべき作品です。蔦重は画工としての「政演」に期待していたのですをが、本人は作家として大成することを望んだため、希望をかなえることにしたのです。おかげで記念すべき蔦重版が誕生しましたが、このあと京伝には予想外の作家生活となります・・・。ということで、今年は、黄表紙と継続の「ねこ」三昧となります。読んでみたい作品がありましたらお寄せくださいませ。(講師・記) 今期のテーマは、「江戸生艶気樺焼」文・絵:山東京伝(北尾政演)、「朧月夜猫の草紙」文:山東京山・絵:歌川国芳 講読テキスト ・『金々先生栄花の夢』恋川春町(文・絵とも) ・『朧月夜猫の草紙』 歌川国芳・(絵)と山東京山(文) 画像は、『樺焼』の最終ページ
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3ヵ月でおさえる!中東現代史・中国&台湾現代史・ウクライナの歴史
人気予備校講師と学ぶキホン【立川サテライト教室】
- 村山 秀太郎/スタディサプリ講師・世界史塾バロンドール主宰
- 2026/04/07火 〜 2026/06/16火
- 11:45〜13:15
- 全6回
- 会員(テキスト付き) 23,780円 / 一般(テキスト付き) 30,380円 / 会員(テキストなし) 22,770円 / 一般(テキストなし) 29,370円
歴史感覚の基礎は、現状への問題意識です。 2期目の大統領に就任したトランプ氏は、ガザの件を「彼らの戦争だ」と言い放ちました。地球上で最も血を吸った土地と評されるのが「ヨルダン川西岸地区」つまりパレスチナ。まずは、世界史の腎臓ともいえる当該地域の歴史を、戦後アメリカ外交史と絡めじっくりと解説いたします。一方、あからさまな国際法違反の「力による現状変更」をプーチン氏は「自衛」のための特別軍事作戦と呼んでいます。一体、ウクライナとはどのような歴史をたどってきたのか?キエフ(キーウ)そしてウクライナ東部はモスクワにとってどのような場所なのか?を、次に解説いたします。そして最後に、複雑怪奇な中国現代史を「台湾」をキーワードに平易にそして縦横無尽にお話しようと思います。(講師・記) 【カリキュラム】 第1講 ガザ戦争至るパレスチナ3000年史 第2講 中東現代史=アメリカ合衆国外交史といえる理由 第3講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(1.ウクライナの歴史) 第4講 ウクライナ東部での戦闘、その対立の深層(2.NATOの東方拡大とアメリカ) 第5講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史 (1.国民党と共産党) 第6講 台湾は中国なのか?清朝そしてアメリカ合衆国をめぐる中国史(2.中華人民共和国とアメリカ・日本)
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