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69講座中 1〜20件を表示 

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現代フランス哲学入門
10月フーコー、11月ドゥルーズ、12月デリダ

渡名喜庸哲 現代フランス哲学 書影_.jpg
  • 渡名喜 庸哲/立教大学教授
  • 2024/07/12 〜 2024/12/13
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  「フーコー、ドゥルーズ、デリダ」をはじめフランス現代思想が二〇世紀後半のさまざまな分野に大きな影響を与えたことはよく知られています。しかしそれらの思想は時にきわめて難解で、なかなか「わかった」と言えない場合があります。本講座では、サルトルの実存主義からはじまり、構造主義、ポスト構造主義と言われる思想が実際にどのようなものだったのか、実際のテクスト(既刊邦訳書の抜粋を配布します)に適宜触れつつも、全体の流れをつかみながら、噛み砕いて理解することを目指します。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。 1) 実存主義(サルトル+ボーヴォワール) 2) 構造主義1(レヴィ=ストロース+バルト) 3) 構造主義2(アルチュセール+ラカン) 4) ポスト構造主義1(フーコーと「知の考古学」) 5) ポスト構造主義2(ドゥルーズと「生成」) 6) ポスト構造主義3(デリダと「脱構築」)   ※お申込みは6ヶ月単位です。途中からのご受講もいただけます。

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現代の〈時間意識〉について

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  • 西谷 修/東京外国語大学名誉教授
  • 2024/07/18 〜 2024/12/12
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円 / 一般 27,390円
  •  かつては「ポスト・モダン」などと言われましたが、今はいったいどうなっているのでしょうか?「人新世」だそうです。つまり人類の破滅は近い、しかし地球(宇宙)時間は続いてゆく。時間の檻を加速で逃げろ、といった話もあります。今とは何なのか?そろそろ時間意識について考えてみましょう。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。 ●現代の〈時間意識〉について、T 1)生きることと時間意識――死の彼方に時間はない 2)〈モダン(近代)〉という時間意識――〈今〉の更新 3)〈終りの日は近い〉という時間意識――終末論 ●現代の〈時間意識〉について、U 4)科学的時間とはどういうものか?――終わってもあり続ける? 5)小説『すばらしい新世界』の〈未来〉 6)時間と生命――『バガバット・ギータ』の〈カーラ〉

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メルロ=ポンティの芸術論

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  • 加賀野井 秀一/中央大学名誉教授
  • 2024/07/24 〜 2024/12/25
  • 13:00〜14:30
  • 全6回
  • 会員 20,790円 / 一般 27,390円
  •  メルロ=ポンティの思索は、狭い意味での哲学の領域にはとどまりません。「生きられた世界」をまるごととらえようとする彼の態度は、そのまま画家や音楽家の世界把握に重なり、彼らの芸術の秘密を明かしてくれるものとなっています。今期は、「セザンヌの懐疑」「間接的言語と沈黙の声」「眼と精神」などをひもときながら、彼の芸術論に学ぶことといたしましょう。絵画・彫刻・音楽はもとより、言語芸術に興味をお持ちの方も、ぜひふるってご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム予定】※状況によって変更することもございます。 第1回 メルロ=ポンティ芸術論へのアプローチ 第2回 「セザンヌの懐疑」と知覚 第3回 「間接的言語と沈黙の声」:絵画と言語 第4回 「眼と精神」:絵画と身体性 第5回 メルロ=ポンティと現代の芸術論 第6回 身体と世界。絵画・音楽・言語表現のはざま ※お申し込みは6ヶ月単位ですが、途中からのご受講もいただけます。

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シリーズ西洋哲学史問答 
古代・中世・ルネサンス

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  • 山内志朗ほか/慶応義塾大学名誉教授
  • 斎藤 哲也/人文ライター
  • 2024/10/01 〜 2024/12/17
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 11,715円 / 一般 15,015円
  • このたび、「西洋哲学史問答」と銘打って、各時代の哲学を研究する第一人者に、インタビュー形式で西洋哲学史を語っていただく講座を開くことになりました。  全3回のシリーズで、指南役に迎えるのは朝日カルチャーセンターでもお馴染みの納富信留先生、山内志朗先生、伊藤博明先生のお三方です。  聞き手を務める私(斎藤)は、今春発売された[『哲学史入門T』(NHK出版新書)](https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887182024.html?srsltid=AfmBOore6QrzM-Qa1_drkVE3jStam6_fG_d2oqx9u9mI5eJdpKlsfbmq)で、3人の指南役に哲学史インタビューをしています。そちらとあまり被らずに、重鎮3人に何を語っていただくか。限られた時間ではありますが、せっかくの機会なので、一本筋を通したシリーズとしたい。そこで着想したのが、「プラトン・アリストテレスの受容と継承」というテーマです。  20世紀の哲学者ホワイトヘッドは、主著『過程と実在』のなかで、西洋哲学史の「最も安全な一般的性格づけは、それがプラトンについての一連の脚注からなっているということである」と評しています。  これになぞらえていえば、「プラトンとアリストテレスについての脚注」という視点から、古代ギリシア〜ルネサンス期までの西洋哲学史へ入門しようというのが、本講座の趣旨となります。  講座では、プラトン哲学とアリストテレス哲学の要所を押さえながら、問答を進めていくので、予備知識がない方も安心して受講ください。インタビューの醍醐味は、脱線やこぼれ話。人生を賭けて、それぞれの時代の哲学・思想を研究してきた3人の、本音満載の哲学史語りをお楽しみいただければ幸いです。(斎藤哲也さん記) 画像説明:(左上から時計回りに)納富信留さん、山内志朗さん、斎藤哲也さん、伊藤博明さん <各回の日程・テーマ・講師・主なトピック> 第1回 10月1日[「ギリシア哲学史後半期のプラトンとアリストテレス」 (東京大学教授・納富信留さん、聞き手:人文ライター・斎藤哲也さん)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7474327) ・その後のアカデメイアとリュケイオン ・ソクラテス好きなヘレニズム時代とプラトン好きなローマ時代 ・新プラトン主義という難所 第2回 11月19日[「中世哲学のなかのプラトン主義とアリストテレス主義」(慶応義塾大学名誉教授・山内志朗さん、聞き手:斎藤哲也さん)](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7474750) ・プラトン・アリストテレスと教父哲学 ・なぜ中世哲学は註解ばかりするのか ・ドミニコ会とフランシスコ会の伝統 第3回 12月17日[「ギリシア哲学とルネサンスの神秘思想」(専修大学教授・伊藤博明さん、聞き手:斎藤哲也さん) ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7474751) ・知識人からユマニストへ ・ヘルメス思想のなかのギリシア哲学 ・ルネサンスの魔術的・秘儀的自然観 ※各回ごとの参加も可能です。緑色のテーマ部分を押すと詳細ページをご覧いただけます。

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「世界史」の哲学
朝日カルチャーセンター50周年記念

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  • 大澤 真幸/社会学者
  • 2024/10/03 〜 2024/12/26
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  2009年より『群像』誌上で連載しており、現在も継続中の「〈世界史〉の哲学」は、私のライフワークです。現在まで、以下が、講談社より単行本として出版されています。   『〈世界史〉の哲学 古代篇』* (10月3日)   『中世篇』* (11月7日)   『東洋篇』* (12月26日)   『イスラーム篇』*   『近世篇』   『近代篇1 〈主体〉の誕生』   『近代篇2 資本主義の父殺し』   『現代篇1 精神分析からファシズムへ』   『現代篇2 アメリカ』近刊 *が付いている巻に関しては、文芸文庫版もあり。  この講座では、毎回、一巻ずつをとりあげ、その巻のモチーフ、あるいはその巻の中心的な章について論じます(カッコ内の日付が、その巻の講義予定日。日付が入っていない巻については、未定)。                                    September 06, 2024 講師・記

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「論語」温故知新
朝日カルチャーセンター50周年記念

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  • 中島 隆博/東京大学教授
  • 2024/10/03 〜 2024/12/05
  • 19:00〜20:30
  • 全4回
  • 会員 13,200円 / 一般 15,400円
  • 日本哲学史を専門とするトマス・カスリスさんは「古典とはその最終章が常に読者によって書かれる作品である」と述べていました。そうしますと、『論語』という古典についても、あらためてその最終章を書く必要がありそうです。古い注釈を手がかりにしながら、新しい問いの文脈に置くことで、『論語』の温故知新を試みたいと思います。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 1 学ぶとは 2 仁について 3 年齢を重ねる 4 君子について               

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ニーチェ入門・ニーチェかく語りき
「ツァラトゥストラはかく語りき」

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  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2024/10/03 〜 2024/12/19
  • 15:30〜17:00
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  • ニーチェが亡くなって、すでに120年以上もたっています。それなのに、いまだに世界中でたくさんの人がニーチェを求めています。いったいどこに、その魅力があるのでしょうか?ぜひとも、自分の眼で確かめてみましょう。 ニーチェには興味があるが、まだ読んだことのない方。いざ読んでみるとよく分からなかった。わずか数ページで挫折してしまった!それでも、ニーチェへの興味は尽きない。・・・この講座は、そのような人に向けて、「ご一緒にニーチェを読んでみましょう!」という、お誘いです。 『悲劇の誕生』『悦ばしき知恵』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』という代表作を、毎回レジュメを参考にしていただきながら、それぞれ6回ほどに分けて、ゆっくりと読んでいきます。 4月期は『悲劇の誕生』のディオニュソスとアポロン、7月期は『悦ばしき知恵』のニヒリズムと神の殺害、10月期は『ツァラトゥストラはこう言った』の権力への意志と永遠回帰、来年1月期は『善悪の彼岸』の道徳とキリスト教、といったニーチェ思想のキーワードも考えます。(講師・記) 【取り上げる著作】※状況によって変更することもございます。 ■4月期 『悲劇の誕生』 ■7月期 『悦ばしき知恵』 ★■10月期 『ツァラトゥストラはかく語りき』 ■1月期 『善悪の彼岸』             ※お申込みは3か月単位です。

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三木清『人生論ノート』読解
永遠のベストセラーに触れる

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  • 田中 久文/日本女子大学名誉教授
  • 2024/10/03 〜 2024/12/05
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 13,200円
  •  三木清の『人生論ノート』は戦前から多くの読者を集め、戦後も永遠のベストセラーとなっています。ただし、難しい哲学用語はほとんど使われていませんが、飛躍が多く逆説に満ちた文体であるため、理解するのはそれほど簡単ではありません。  今回は特に重要な後半部のエッセンスを分かりやすく紹介します。人生の光と闇を冷徹に見つめ、そこから真の生き方を見出していこうとする姿勢は、今なお新鮮で多くのことを考えさせられます。(講師・記) 第1回  瞑想・噂・利己主義・健康 第2回  秩序・感傷・仮説・偽善  第3回  娯楽・希望・旅・個性 *2023年10月より読み進めています。今期からのご参加でも大丈夫です。

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鎌倉仏教と武家政権
日本仏教の大転換期

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  • 島田 裕巳/宗教学者
  • 2024/10/03 〜 2024/12/05
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  鎌倉仏教と言えば、各宗派の宗祖の歩みと思想が取り上げられることが多い。しかし、当時の仏教世界を支配していたのは、平安時代に生まれた天台宗の比叡山と園城寺、そして真言宗の東寺だ。鎌倉幕府も朝廷も、密教を核にした仏教信仰に依存し、それをいかにもり立てていくかに腐心した。今回の講座では、多面的な角度から、鎌倉時代の仏教、鎌倉という都市の仏教の本当の姿を追っていく。今の鎌倉では、円覚寺や建長寺といった禅宗の寺院が目に付くが、今は跡しか残らない永福寺や無量寿院の方がはるかに有力だった。そうしたなかに登場した新たな宗祖たちは、既存の宗教世界にどう立ち向かったのか。それを詳しく見ていくことになる。(講師・記) 10/3 親鸞は鎌倉幕府とどうかかわったのか 鎌倉時代の浄土信仰 11/7 道元はなぜ鎌倉を逃げ出したのか 禅宗と鎌倉幕府との関係 12/5 日蓮は真言律宗の忍性と雨乞いで対決した 法力への信仰

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新訳・カント『道徳形而上学の基礎づけ』を読む
カント生誕300年記念/朝日カルチャーセンター50周年記念

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  • 大橋 容一郎/上智大学名誉教授
  • 2024/10/04 〜 2024/12/20
  • 11:00〜12:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  • カントの『道徳形而上学の基礎づけ』は、近代道コ論の基本書であるとともに、現代世界の現実にてらしてみると、人間の理性に基づいた社会や規範がどのような可能性と限界をもつのか、その中でわれわれは何をすべきなのかを、あらためて深く考えさせてくれます。カント生誕300年を記念して半世紀ぶりに出版された、拙訳の『道徳形而上学の基礎づけ』(岩波文庫)をもう一度きちんと読み直してみたいと思います。(講師・記) テキスト:各自ご用意ください。 『道徳形而上学の基礎づけ』(岩波文庫)カント著・大橋容一郎訳 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。 ★10月期  第1回 概説と「序」(9-20)を読む  第2回 第1章 善意志と義務論(21-35)を読む  第3回 第1章 義務と道徳的認識の原理(35-47)を読む  第4回 第2章 通俗的な道コ哲学と道徳形而上学(49-62)を読む   第5回 第2章 仮言命法(62-76)を読む  第6回 第2章 定言命法と道徳法則(76-88)を読む 1月期(予定)  ・定言命法の諸方式   ・人間性目的の命法  ・自律の命法  ・目的の王国  ・道コと自由  ・実践理性の可能性と限界

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さまよいながら考える、歩きながら出会う 
〈霧のコミューン〉へのいざない

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  • 今福 龍太/文化人類学者
  • 2024/10/05 〜 2024/12/21
  • 18:30〜20:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  2024年7月に上梓した私の新著『霧のコミューン』(みすず書房)。この本は、現代世界を覆う合理と帰属と監視の抑圧に抗して、「霧」のような見えざる予兆のなかに希望を見出し、露呈から身を守り、やわらかな「共-接触」(コンティンジェンシー)を希求する精神共同体の樹立に向けての呼びかけの書です。  この精神に立って、今期はより可動的なフットワークで、私がこうしたヴィジョンについてさまざまな場所をさまよいながら考え、歩きながら場所や人と出会ってきた軌跡を、イメージや音も媒介にしながら語ろうと思います。  思考すること、出会うことの思いがけない恩寵をあらたに発見していただければ幸いです。  回によっては、遠く離れた場所からの臨場感あふれる「交信」のかたちをとった、あたらしいコミュニケーションの可能性を探究してみたく思います。 10月5日  マヤの幻霧 水に還ること 11月30日 ヨーロッパ大陸の果てる岬から(予定) 12月21日 海霧の舞う台湾の港町から(予定) ※10月5日は教室で開催いたしますが、11月30日、12月21日の講義は事前に収録した映像の配信のみになります。お申込みの際はご留意ください。 教科書:今福龍太『霧のコミューン』みすず書房、2024 [詳細はこちら](https://www.msz.co.jp/book/detail/09712/)

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愛と感情の哲学

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  • 源河 亨/九州大学大学院講師
  • 2024/10/07 〜 2024/12/16
  • 15:30〜17:00
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  愛や感情は私たちの日常生活で重要な位置を占めていて、だからこそ人間を研究対象とするすべての学問で取り上げられています。この講座では、さまざまな分野(心理学・脳科学・生物学・人類学・歴史学・社会学)の研究成果を横断しながら、愛とは何か、感情とは何かについて考えます。とくに、感情と理性の関係、人類共通の感情と文化的な感情の違い、愛の生物学的側面と社会的側面、といった話題を取り上げます。また以上を通して、さまざまな研究分野を統合させる試みとしての「哲学」のあり方をお伝えしたいと思います。(講師・記) 参考書籍:『愛とラブソングの哲学』(光文社新書、2023年) 『感情の哲学 入門講義』(慶応義塾大学出版会、2021年)

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ヘーゲル「論理学」を読み直す!
『存在論』、『本質論』導入

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  • 岡本 裕一朗/玉川大学名誉教授
  • 2024/10/10 〜 2024/12/26
  • 19:00〜20:30
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  いわゆる「大論理学」は、ヘーゲルの主著なのですが、かつては「天地創造以前の絶対者の叙述」といった、おとぎ話のような解釈が施されていました。そのため、今日ではすっかり信用を無くしています。時代錯誤的な過去の遺物と呼ばれ、すっかり投げ棄てられている状況です。  しかし、「論理学」の理解なくして、ヘーゲル哲学の意義を捉えることはできません。古びていたのは、ヘーゲル「論理学」ではなく、昔ながらの解釈です。本講座では、論理学を神や絶対者といった神話的な読み方ではなく、人間にそなわった言語の意味の展開として、あらためて読み直すことにします。  ヘーゲルの論理学は決して、時代遅れにはなっていませんし、過去の遺物というわけでもありません。従来の読み方にとらわれない新たな読み方をしますので、ぜひともご参加ください。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 第1期 (7月期)        『存在論』 ★第2期 (10月期)     『存在論』、『本質論』導入 第3期 (2025年1月期)  『本質論』、『概念論』導入 第4期( 2025年4月期)  『概念論』 参考図書: メインは、 知泉書館 ヘーゲル全集第10巻1客観的論理学:存在論(第1版1812) を使用します。 すでに他の版をお持ちでしたら、それをご利用ください。

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ベルクソン『物質と記憶』を読む

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  • 平井 靖史/慶応義塾大学教授
  • 2024/10/10 〜 2024/12/12
  • 18:30〜20:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 12,045円
  •  昨今の研究の爆発的な進展と、それに即した出版ラッシュによって、巷ではにわかにベルクソン・ブームが沸き起こっています。ですが、ある哲学者について解説書の類を読むことと、その哲学者自身の言葉に触れることは、別物です。多くの人は、それをせずに通り過ぎていってしまうかもしれません。この講座は、それにチャレンジされる方のためのものです。 テクストは、ベルクソンの四大主著の中でも最も形而上学的にして難解と言われる『物質と記憶』です。才気あふれる哲学的精神の最も輝かしい瞬間に綴られた奇跡のようなテクストを、一文一文丁寧に、わかりやすい解説を交えながら読み進めていきます。分量としてはほとんど進まないかもしれません。それでも、彼の思索の魂に直接その手で触れる経験は、かけがえのない時間になるでしょう。哲学的予備知識は不要です。(講師・記) @10月10日 見えているままの事柄 A11月14日 表象など生み出せはしない B12月12日 まるで鏡がなすごとく

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ワンダルマ仏教入門 理論と実践

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  • 山下 良道 /鎌倉一法庵住職
  • 2024/10/10 〜 2024/12/12
  • 18:30〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  • 現在の地球上には、テーラワーダ仏教と大乗仏教の二つの伝統が存在します。紀元前後に大乗仏教が生まれ、仏教の世界観が大きく転換しました。それ以前の世界観を今でも保持しているのがテーラワーダ仏教です。これまでは棲み分けてきましたが、この日本でも、世界観が大きく異なる二つの仏教が同時に存在し、少し混乱を生んでます。そこで元大乗仏教僧である講師がテーラワーダ仏教の中に飛び込み、瞑想の最終段階まで参究したときに、何故大乗仏教が生まれたのかを確認でき、二つの伝統を結ぶ橋が見えてきました。「ワンダルマ仏教」の誕生です。パーリ経典、大乗経典を丁寧に読解しながら、ワンダルマ仏教の理論を詳細に解説します。あわせてワンダルマ仏教の実践を行います。(講師・記) ※参考書: 山下良道『青空としてのわたし』(幻冬舎)、『本当の自分とつながる瞑想入門』(河出書房新社)、『光の中のマインドフルネス』(サンガ)、『「マインドフルネス×禅」であなたの雑念はすっきり消える』(集英社)、藤田一照&山下良道『アップデートする仏教』(幻冬舎新書)、藤田一照 & 永井均 & 山下良道『仏教3.0を哲学する』(春秋社) ●机とイスの学校並びの教室で開講します。

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唯識思想入門
「観心覚夢鈔」を読む

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  • 吉村 誠/駒澤大学教授
  • 2024/10/10 〜 2024/12/26
  • 13:30〜15:00
  • 全6回
  • 会員 20,790円
  • ★10/24は休講になりました。12/5に補講を行います。  「唯識(ゆいしき)」とは、あらゆる存在はただ心のあらわれであるとみる仏教の思想です。  唯識思想はインドから東アジアへ伝わり、『成唯識論』を中心に学ばれてきました。その教義を分かりやすくまとめた入門書が、良遍(1194-1252)の『観心覚夢鈔』です。  本書の冒頭に「それ菩提を得んと欲すれば、すべからく自心を知るべし」とあるように、自己の心を観察して悟りを開くことが、唯識思想の目標です。  この講座では、『観心覚夢鈔』の本文を読み解き、ていねいに解説を加えながら、唯識思想を学んでゆきます。仏教を詳しく学びたいかたにおすすめの講座です。(講師・記)  2023年4月期開講 <今期スケジュール> 第1回 唯識の中道―二重中道@  第2回 唯識の中道―二重中道A 第3回 唯識とは何か―唯識義理@ 第4回 唯識とは何か―唯識義理A 第5回 唯識の修行―唯識義理B 第6回 唯識の修行―唯識義理C

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井筒俊彦東洋哲学と東洋の神秘哲学
朝日カルチャーセンター50周年記念

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  • 赤松 明彦/京都大学名誉教授
  • 2024/10/11 〜 2024/12/13
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  • 「神秘哲学」とは、存在の圧倒的なリアリティを体験した者が、その体験を哲学的に言語化しようとしたものである。井筒俊彦は、そのような神秘哲学の具体的実例について諸著作の中で語っている。そこに示される井筒の思想を導きの糸にして、私たちもまた東洋の哲学者たちの神秘哲学について考えてみることにしたい。全体計画は以下の通りである。毎学期の「テーマ」別に、井筒俊彦がその著作の中で論じている東洋の思想家を取り上げ、その者たちの思想を神秘哲学という観点から考える。全12回。(講師・記) 【カリキュラム】※状況により変更することもございます。          ※(  )内は、関連する井筒の著作(単行本)の主たるもの。 2024年10月期 一者と世界 10月 イスラームの神秘哲学者たち(『イスラーム思想史』『超越のことば』) 11月 ヴェーダーンタの哲学者たち(『超越のことば』『意識と本質』) 12月 仏教唯識派の哲学者たち(『意味の深みへ』『意識の形而上学』) 2025年1月期 ことばと神秘哲学 1月 バルトリハリ(『意味の深みへ』) 2月 空海(『意味の深みへ』) 3月 道元(『コスモスとアンチコスモス』『禅仏教の哲学に向けて』) 2025年4月期 存在と神秘哲学 4月 アヴィセンナ(『イスラーム思想史』『超越のことば』) 5月 法蔵(『意味の深みへ』『コスモスとアンチコスモス』) 6月 西田幾多郎(「TAT TVAM ASI」) 2025年7月期 「空」と神秘哲学 7月 龍樹(ナーガールジュナ)(『意味の深みへ』『コスモスとアンチコスモス』) 8月 ガウダパーダ(『コスモスとアンチコスモス』) 9月 臨済(『禅仏教の哲学に向けて』) -------------------------

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スピノザ「エチカ」を読む

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  • 江川 隆男/哲学者
  • 2024/10/12 〜 2024/12/14
  • 18:00〜19:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  • 本講座では、17世紀のオランダの哲学者、スピノザの『エチカ』を丁寧に読んで解説していきます。この講座は、2016年から対面で開講してきました。今年度の4月期の講座からオンラインでの受講も可能になりましたので、途中からでもぜひご参加ください。『エチカ』は、最初から順番に読んでわかるものではありません。どこから読み始めても、同じ難解さに直面します。重要なことは、哲学上のスタイルなど関係なく、『エチカ』に内在しつつ、考えることです。本講座では、『エチカ』を構成するスピノザのそれぞれの言説が、あるいはその言表作用がいかなる哲学上の意義をもつのかを講義形式も取り入れて十全に展開したいと思っています。今月期は、引き続き、第三部「感情の起源および本性について」における身体の変様と精神の受動感情との間の並行論の意義を十分に考えていきます。感情は、第一に物の認識の仕方であることが明確に理解されるようになるでしょう。こうした本質的問題を通して、現代哲学としての、人類にとってもっとも重要な書物としての『エチカ』の意義、その反道徳主義的な倫理学の画期的な思考を、なるべく分かりやすく提示するつもりです。奮ってご参加ください。(講師記) <各回テーマ> 第1回  感情の葛藤:反転する受動感情 第2回  〈よい/わるい〉の定義 第3回  愛の反対感情である憎しみについての考察   *使用テキスト:スピノザ『エチカ』畠中尚志訳、岩波文庫、上・下巻(各自で用意してください)                    

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

スピノザ「エチカ」を読む ユース学生会員

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  • 江川 隆男/哲学者
  • 2024/10/12 〜 2024/12/14
  • 18:00〜19:30
  • 全3回
  • 会員 5,445円
  • 本講座では、17世紀のオランダの哲学者、スピノザの『エチカ』を丁寧に読んで解説していきます。この講座は、2016年から対面で開講してきました。今年度の4月期の講座からオンラインでの受講も可能になりましたので、途中からでもぜひご参加ください。『エチカ』は、最初から順番に読んでわかるものではありません。どこから読み始めても、同じ難解さに直面します。重要なことは、哲学上のスタイルなど関係なく、『エチカ』に内在しつつ、考えることです。本講座では、『エチカ』を構成するスピノザのそれぞれの言説が、あるいはその言表作用がいかなる哲学上の意義をもつのかを講義形式も取り入れて十全に展開したいと思っています。今月期は、引き続き、第三部「感情の起源および本性について」における身体の変様と精神の受動感情との間の並行論の意義を十分に考えていきます。感情は、第一に物の認識の仕方であることが明確に理解されるようになるでしょう。こうした本質的問題を通して、現代哲学としての、人類にとってもっとも重要な書物としての『エチカ』の意義、その反道徳主義的な倫理学の画期的な思考を、なるべく分かりやすく提示するつもりです。奮ってご参加ください。(講師記) <各回テーマ> 第1回  感情の葛藤:反転する受動感情 第2回  〈よい/わるい〉の定義 第3回  愛の反対感情である憎しみについての考察 使用テキスト:スピノザ『エチカ』畠中尚志訳、岩波文庫、上・下巻(各自で用意してください)                   

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

社会思想の歴史
社会思想の転回―リベラリズムの批判と継承からマルクス

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  • 坂本 達哉/慶応義塾大学名誉教授
  • 2024/10/12 〜 2024/12/14
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  本講座では⻄欧を中⼼とする近代‧現代の社会思想の歴史を概観します。講義に登場する偉大な思想家たちは皆<⼈間とは何か>という問いから出発し、⾃らが⽣きる社会の仕組みを理解しようとしました。全12回で思想家たちにおける<⾃由と公共の対⽴と和解>の軌跡を追いかけます。(講師・記) ●今期テーマ:「社会思想の転回――リベラリズムの批判と継承からマルクス」(教科書第7章〜9章)。 資本主義が生み出した政治と経済の諸問題と格闘し民主主義の実現と社会主義の可能性を追求したベンサムからヘーゲル、マルクスまでの思想家たちを概観します。 ### 以降の予定 2025年1月期:「社会思想と現代――J.S.ミルからフランクフルト学派、ケインズ、ハイエクをへて現代まで」(第10章〜13章)

    • 見逃し配信あり