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53講座中 1〜20件を表示 

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惑星と生命の歴史
太陽系内・系外・地球外生命

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  • 二間瀬 敏史/東北大学名誉教授
  • 2025/01/07 〜 2025/03/18
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 19,800円
  •  すばる望遠鏡で宇宙を観測すると、3分ほどの露出でモニターに多数の銀河が映し出されます。そのどれもが私たちの銀河系と同じ1000億から2000億の恒星の大集団です。モニターを眺めていると、どの銀河にも地球と同じような惑星を持った星があり、宇宙人も私たちのように宇宙を観測しているかもしれないという気持ちになります。一昔前までこのような思いはただの夢物語でしたが、21世紀に入り、地球外生命の存在の可能性とその探査は天文学の最もホットな話題になりました。  本講座では、太陽系外の惑星の探査、そして地球外生命の探査の現状と今後の展望について詳しくお話しします。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 系外惑星の歴史と発見法  最初に太陽以外の恒星で惑星が発見された1995年以来、数千個以上の系外惑星が発見されています。マヤ太陽系以外に惑星が存在すること、それも地球のような生命の存在に適した惑星が存在することは常識ですが、その発見に至るまでは天文学者の長い努力がありました。その歴史と系外惑星の発見法についてお話します。 第2回 「惑星」の形成  そもそも惑星はどのようにできるのでしょうか。21世紀の天文学の最前線の一つは系外惑星の観測です。最新の観測成果に基づき、惑星がどのように形成されるのか解説します。 第3回 「地球」の生命誕生と進化  生命とは何なのか、どのようにして発生するのか。これは自然に対する人類の究極の問いかけです。地球では、生命の誕生についてどこまで分かっているのかお話しします。 第4回 太陽系内生命の探査  地球以外に生命は思わぬ近くに存在する、あるいは存在していたかもしれません。火星での生命存在の可能性については昔から議論されてきましたが、全く想定していなかった木星や土星の衛星にも生命の存在の可能性が真剣に議論されています。 第5回 太陽系外惑星生命の探査  太陽系外の生命が存在に適した惑星はどのようなものなのか。また、どのような観測で生命の存在を確認できるのか。現在実行されている生命確認のための観測についてお話しします。 第6回 高等生命の可能性:宇宙人とのコンタクト  多くの天文学者は、次の10年で何らかの生命の兆候が宇宙で発見できると期待しています。しかし、それは私たちのような知性を持った高等生命ではないでしょう。銀河系全体の中に高等生命はどのくらい存在するのか。人類あるいはそれ以上の知性を持った宇宙人とコンタクトをした場合、人類はどのように接したらよいのか。様々な疑問について考えてみましょう。

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進化で考える生き物の不思議            
生命の誕生と人類の未来

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  • 上田 恵介/立教大学名誉教授
  • 2025/01/07 〜 2025/03/04
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  •  地球が生まれたのは太陽系が成立した45億年前、地球上に生命が誕生したのは38億年前。この間にいったい何が起こってきたのだろう。38億年前、酸素もなく、猛毒のガスが充満する地球上に最初の生命が誕生した。光合成ができる藍藻類が繁栄して、酸素が地球大気を満たすようになったのが5億年前。酸素呼吸ができる生き物はそれ以降に出現したのだ。そして植物が現れ、動物や菌類も出現して、地球の生態系は多様になっていく。現在3000万種とも言われる生き物の世界が出来上がったのは進化が起こったからである。  進化はおそらくこの宇宙にある幾多の星の上でも起こっている。進化とは何か、そして進化が人間という知的生命体を生み出すまでに至ったのはなぜか。そんなことを考えながら、講義を進めて行きたい。(講師記) 1月 宇宙と地球と生命の誕生 2月 38億年の生命史 3月 生命の多様性と人類  【オンライン受講 ご案内事項】 ・本講座はZoomウェビナーを使用した、教室でもオンラインでも受講できる自由選択講座です。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者の映像、音声は配信されません。 ・オンライン受講に際し、ご留意いただきたい事項やキャンセルの扱いなどを[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/online_notice/)にまとめました。ご受講前に必ずご一読ください。 ・キャンセル等のご連絡は、asaculonline001@asahiculture.comで承ります。 ・見逃し配信(1週間限定)は終了後1〜2日以内にマイページにアップします。メールでのお知らせはございませんので、各自ログインしてご確認ください。"

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大学教授が講義する高校数学
高校数学B

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  • 飯高 茂/学習院大学名誉教授
  • 中村 滋/東京海洋大学名誉教授
  • 2025/01/11 〜 2025/03/08
  • 18:00〜20:00
  • 全5回
  • 会員 17,325円
  •  「数学U」に続いて,やはり高校2年生が履修する「数学B」に進む。「数列」,「ベクトル」,「確率分布と統計的な推測」の中から2つを学習することになっているが,ここでは2期で「数列」(講義済)と「ベクトル」(’25年1月期)を取り上げる。いずれも興味深く,文系・理系を問わず役に立つ内容である。 今期の「ベクトル」は平面ベクトルの演算,内積に始まり,空間ベクトルの応用までを学ぶ。平行や垂直がベクトルで簡単に表され,位置ベクトルを使うことで,3点が一直線上にあることとか,4点が同一平面上にあることなどがすっきりと表現出来る。数と違ってなじみがないので,慣れるまでは違和感を感じることもあるが,慣れてくれば便利さが実感できるようになるに違いない。最近は文系でもベクトルを使う機会が増えているので,この機会に基本をしっかりと学んでおこう。19世紀に導入されて歴史は比較的浅いが,意外にもその内容は深いのである。 (講師・記) 【カリキュラム】 1 2025/01/11(土) @ ベクトルの演算と成分、内積 :飯高 茂さん 2 2025/01/25(土) A 位置ベクトルとベクトル方程式 :飯高 茂さん 3 2025/02/08(土) B 空間ベクトルと内積 :中村 滋さん 4 2025/02/22(土) C 位置ベクトルと空間図形 :中村 滋さん 5 2025/03/08(土) D ベクトル総復習 :中村 滋さん

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ブラックホール研究の最前線2025

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  • 郡 和範ほか/国立天文台教授
  • 2025/01/11 〜 2025/06/07
  • 10:30〜12:00
  • 全7回
  • 会員 24,255円
  • 最近、ブラックホールの研究者のノーベル賞の受賞が相次いでいます。2017年のノーベル物理学賞は、世界初の重力波の検出に対してアメリカのLIGO(ライゴ)チームの3名に贈られました。約13億光年先でのそれぞれが太陽の約30倍の重さを持つ双子のブラックホールの衝突によりつくられた重力波でした。また、2020年のノーベル物理学賞は、ブラックホールの理論研究への1名に加えて、我々の銀河の中心にある太陽の約400万倍もの重さがある巨大ブラックホールの観測的研究の成果が評価された2名に与えられたものです。この講座では、これらノーベル賞を受賞した研究をはじめ、ブラックホールの最新の理論と観測の研究をわかりやすく解説いたします。(郡和範さん記) 画像©NASA <各回の日程・講師・テーマ> [第1回 1月11日 名古屋大学教授・白水徹也さん「理論で解説!ブラックホールとは何か?」 ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743495) 2020年のノーベル物理学賞を受賞したペンローズの業績を含め、ブラックホールの定義や、ホーキングらが証明したその興味深い数学的性質について、できるだけ平易な言葉で解説を行います。 [第2回 1月25日 国立天文台水沢VLBI 観測所所長・本間希樹さん「電波で観測!超巨大ブラックホールの影を撮影」 ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743496) イベント・ホライズン・テレスコープは、2019年に楕円銀河M87の巨大ブラックホールの撮影に成功し、また2022年には天の川銀河の巨大ブラックホールの写真も公表しました。本講演では、同プロジェクトメンバーである講師が、撮影の方法や得られた写真の意義、今後の展望などについて、わかりやすく解説します。 [第3回 2月1日 筑波大学教授・大須賀健さん「コンピューターシミュレーションで探る!ジェットを吹き出すブラックホール」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743498) 強力な重力で物質を引き付けるはずのブラックホールの近傍で、なぜ超高速なガス噴出流「ジェット」が生じるのでしょうか?100年以上も解明されないジェットについて、最新の研究成果も交えて優しく解説します。 [第4回 2月8日 JAXA宇宙科学研究所准教授・山口弘悦さん「X線で観測!躍動するブラックホール」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743499) 人類史上初のブラックホールの発見は、1970年頃のX線観測によってもたらされました。本講演では、X線観測によるブラックホール研究の歴史と、JAXAが2023年9月に打ち上げたX線天文衛星XRISMの最新成果をご紹介します。 [第5回 4月19日(土)15:30〜17:00 大同大学教授・斉田浩見さん「赤外線で観測!私たちの銀河系の中心に潜む巨大ブラックホール」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743500) 重力現象を説明する理論の最有力候補はアインシュタインの一般相対性理論ですが、現実のブラックホール(BH)の強い重力を一般相対論で説明できるかどうかは検証中です。その検証に、私たちの銀河系中心の巨大BHを周回する星の赤外線観測を通して迫る研究に取り組んでいます。この研究について平易な解説を試みます。 [第6回 5月10日 千葉大学教授・久徳浩太郎さん「重力波で観測!ブラックホール連星の衝突」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743501) 10年前に史上初めて重力波が検出され、ブラックホールが直接捉えられました。最近ではさらに「PTA」もまた別のブラックホールを重力波で捉えつつあります。重力波でわかったブラックホールの性質を紹介します。 [第7回 6月7日 国立天文台教授・郡和範さん「ダークマターの正体はブラックホールか? 宇宙誕生の秘密と蒸発するブラックホール」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7743502) 我々の宇宙は約138億年前に、インフレーションによる加速的膨張とビッグバンの火の玉で始まりました。その誕生と共に、大量のミニブラックホールが作られたことがカーとホーキングにより予言されています。これらは恒星の最期に作られる通常のブラックホールと区別して、原始ブラックホールと呼ばれます。軽い原始ブラックホールはホーキング輻射を放出して蒸発してしまいますが、重いものは現在まで生き延びていてダークマターとして存在している可能性があります。この理論をわかりやすく解説します。また、シリーズ全7回のそれぞれの要点をまとめるとともに、総括を行います。

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日本のジオパークを散策

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  • 藤岡 換太郎/静岡大学防災総合センター客員教授
  • 2025/01/11 〜 2025/03/08
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  2024年12月現在日本には46のジオパーク(Geo-Park;GP)がある。36の日本GPと10の世界GPであり、これからGPを目指す地域が9つある。これを主催するのは日本ジオパークネットワーク(JGN)である。  この講座ではGPとは何か、どのようにしてできてきたのか、それぞれのGPの地球科学的な特色は何かを6回にわたって紹介する。GPを、火山活動を主にしたもの、日本海の拡大を主にしたもの、付加体や断層を主にしたもの、蛇紋岩や花崗岩など火山岩以外を主にしたもの、そして総合的なGPに分けて話をする。演者が手がけた下北、伊豆半島、三陸、室戸などのGPと、調査や巡検などで実際に現地へ行った31のGPの内のいくつかについて詳細に紹介する。(講師・記) *2025年1月開講・全6回の予定 【カリキュラム】 1)ジオパークとは何だろう そもそもジオパークとは何なのか?どのようにしてできてきたのか、現在はいくつあるのかなどを紹介する。日本のジオパークは日本列島の現在の姿を明らかにしたいものであるのでまず今の日本列島の姿を鳥瞰する 2)火山を主にしたジオパーク 伊豆大島GPを代表として玄武岩質な火山、ハワイの溶岩と同様な火山活動、磐梯山GPのような安山岩質の火山、アンデス山脈の火山活動の全般を紹介。日本列島のような島弧のマグマがどのようにしてできるのかなどを考える。 3)日本海の拡大との関係を主にしたジオパーク 糸魚川や男鹿を代表として日本海の拡大とそれに関係するGPを紹介する。山陰海岸GPの形成に関係する事件、男鹿半島・大潟GPには日本海拡大事件に関係する地層がすべてそろっている。 【2025.4月期のカリキュラム】 4)付加体・断層を主にしたジオパーク 5)蛇紋岩・花崗岩を主にしたジオパーク 6)総合的な公園のジオパーク

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数学塾 オイラーとの対話
微積分・複素解析・数論を学ぶ

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  • 高瀬 正仁/元九州大学教授
  • 2025/01/12 〜 2025/03/09
  • 12:30〜16:45
  • 全3回
  • 会員 20,295円 / 一般 26,895円
  •  今日の数学の源泉を求めて数学史をさかのぼると、いつもオイラーにたどりつきます。そこでオイラーが開いた数学の世界に分け入って、微積分、複素解析、数論をオイラーとともに学びたいと思います。オイラーは数学全体が「複素数の世界」へと向かう傾向をはっきり示していますので、つねにその点に留意して話を進めます。高木貞治先生の著作『解析概論』も折に触れて参照します。  (講師・記) 〈スケジュール〉※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回 1/12 関数/曲線/無限小/微分可能性/偏微分と全微分/積分計算/三角関数(円関数)/逆三角関数/楕円関数/無限級数/フーリエ級数/微分方程式 第2回 2/9 解析関数/関数の正則性/コーシー=リーマンの微分方程式/解析接続/複素指数関数/複素対数関数/オイラーの公式/実積分と複素積分 第3回 3/9 「直角三角形の基本定理」/フェルマの小定理/原始根/平方剰余相互法則の第1補充法則/素数の線型的形状/オイラーの相互法則/ルジャンドルの相互法則/ペルの問題/連分数/2次不定方程式 ※数学塾は全3回あります。ご希望の回にお申し込みいただけます。必要に応じて前回の復習をしつつ進めますが、連続して受講される方が理解しやすいです。 ※各回のお申込みも可能です。 [第1回のみ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7732007) [第2回のみ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7732006) [第3回のみ](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7732005) ・本講座は、開講当日の窓口申し込みを承っておりません。WEBサイトでお手続きいただくか、開講1週間前までにお電話にてご予約のうえ、コンビニエンスストアでのご入金をお願いいたします。 ・途中休憩があります。 ★高瀬先生のオンライン講座は、水曜18:30〜20:00 (全6回) [「アーベルに学ぶ代数方程式論と楕円関数論」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7611339)

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大学数学入門「ガロアの夢」を通して
久賀道郎著「ガロアの夢」を通して

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  • 飯高 茂/学習院大学名誉教授
  • 2025/01/17 〜 2025/03/07
  • 18:30〜20:30
  • 全5回
  • 会員 17,325円
  •  大学数学は幅が広いので少ない基礎知識で理解できて数学的面白さが味わえるトピックを紹介する。 集合についての演算(集合算という)をもとにオイラー関数の基本性質を調べる。 オイラー関数とは 分母がn で分子がn 未満の既約分数個数のことで、小学生も直ちに概念は理解できる。 にもかかわらずその本質は未解明で今から新しい研究が待たれている。 またコンピュータの安全性を担保するのは非素数についてのオイラー関数についてのオイラーの定理で18 世紀の成果が今になって実用化されていることも興味深い。 オイラー関数の完全数的研究は飯高自身の手になるが、日本の小学生や中学生がそれぞれ定理をいくつも発見して重要な貢献をしていることにも触れたい。 受講者の希望を取り入れて数学の本当の面白さに触れるものにしたい。 正17角形の作図の数理も扱います。(講師・記) <参考書> ・久賀道郎著『ガロアの夢』

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健康志向の皆さんへの最新情報

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  • 石浦 章一/東京大学名誉教授
  • 2025/01/18 〜 2025/03/15
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  「元気で長生き」「生涯現役」というキャッチフレーズと皆さんの食生活は合っているでしょうか。この3回のシリーズでは、食生活と健康についても最新知識をご紹介したいと思います。特に、この1年の大きな話題である「やせ薬」GLP-1受容体アゴニストという難しい名前の薬は、その期待を上回る研究者も驚いたほどの効き目を示し、品薄になるほどの影響がありました。この話と共に、私たちの食生活のQ&Aについても詳しくお話しします。今回は、動物中心と野菜中心の食事に分けて議論します。その中で、動物の知能(どの動物まで食べていいのか)や植物成分(リコペンやアスタキサンチンの本当の機能)についてのミニ知識もご紹介します。(講師・記) @1月18日 やせるGLP-1薬は本当に効くのか A2月15日 動物食の是非 B3月15日 植物食は本当に体にいいのか

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アーベルに学ぶ代数方程式論と楕円関数論

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  • 高瀬 正仁/元九州大学教授
  • 2025/01/22 〜 2025/03/19
  • 18:30〜20:00
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  19世紀はじめのノルウェーの数学者ニールス・ヘンリック・アーベルは数学のあらゆる領域で時代を画する発見を重ね、大きな理論を造形しました。代数方程式論では5次の一般方程式の代数的解法は不可能であることを示す「不可能の証明」に成功し、楕円関数論では虚数乗法論を展開して新境地を開くというふうで、どれもみな今日の数学の土台です。アーベルの数学を中心に据えて近代数学を語り、またアーベルの人生にも触れたいと思います。 (講師・記) 〈スケジュール〉※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回  代数方程式論はじまり/カルダノの公式/ラグランジュの省察/諸根の相互関係への着目 第2回 ド・モアブルの公式/ガウスの円周等分論/原始根/アーベルの「不可能証明」/巡回方程式/アーベル方程式 第3回  代数的可解条件/代数的可解方程式の根のさまざまな表示式/レムニスケート曲線/ファニャノの発見/レムニスケート積分/オイラーの加法定理 第4回  ラグランジュとルジャンドルによる楕円積分の分類/変換理論/楕円関数の発見/レムニスケート積分/レムニスケート関数 第5回  レムニスケート曲線の等分理論/楕円関数の一般等分方程式/周期等分方程式/虚数乗法をもつ楕円関数 第6回 「パリの論文」/超楕円関数/アーベルの加法定理/ヤコビの逆問題/変数4重周期関数の発見

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植物の分類学
形態・分類・生態から自然を知る

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  • 宮本 太/農学博士
  • 2025/01/24 〜 2025/03/28
  • 16:00〜17:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  地球環境には様々な自然があります。そして世界の中で日本ほど多様に満ちた自然が存在する国はありません。北海道の亜寒帯から沖縄の亜熱帯、そして3000 mを超える山々、その中で植物によって創り出される自然は、私たち人類のみならず多くの生き物の命の源になっています。  この地球上でもっとも多くの命を支えているのが4億年前に陸上に這い上がってきた維管束植物です。この植物群は様々な形に進化を遂げて、地球上に生存しています。この地球上から維管束植物が消滅したとしたら、陸上に生きる多くの生き物は生き延びることが不可能です。  人類は地球の自然を資源化することができ、優れた文化と文明を手に入れることができました。 この文化と文明を支えているのは、植物たちであることを知ってほしいと、切に願っています。そして植物の多様性の面白さを知ることは、自然の持つ価値観を理解するための一歩です。(講師・記) 【1月期】 @再度、植物の基礎から:葉はどこから来たのか? A花の正体は:どうして花は生まれたのか? B果実の正体は:ミカンは何を食べているのか?リンゴは?イチゴは? 1月のみお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7768327) 2月のみお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7768328) 3月のみお申込みは[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7768329) 【4月期】 C植物の多様性:どうして多様性である必要があるのか?そして分類学の役割は? D多様性と自然史:自然史はこれかも人類の未来を導けるのか? E自然と人:縄文時代の人々と現代の私たち、どちらが豊かなのか?

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脳とこころを考える

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  • 茂木 健一郎/脳科学者
  • 2025/01/24 〜 2025/03/12
  • 18:30〜20:30
  • 全3回
  • 会員 10,494円 / 一般 13,794円
  •  現代人の行動や感情・感覚、社会の出来事をとらえ、時代のなかで個性や能力を活かす創造的なあり方を考えます。テーマはその都度、芸術や文学、哲学などから注目すべきトピックを選び、最新の脳科学の知見をもとにわかりやすく解説します。 ※演劇、音楽、ニュースなども引用し、それぞれの思考力・創造力を鍛えます。英語力は問いませんが、英語で書かれた論文や字幕のない映像も使用いたします。 ※3月の日程が変更になりました。3/14(金)から3/12(水)。水曜日です、ご注意ください。

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脳とこころを考える ユース学生会員

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  • 茂木 健一郎/脳科学者
  • 2025/01/24 〜 2025/03/12
  • 18:30〜20:30
  • 全3回
  • 会員 5,544円
  •  現代人の行動や感情・感覚、社会の出来事をとらえ、時代のなかで個性や能力を活かす創造的なあり方を考えます。テーマはその都度、芸術や文学、哲学などから注目すべきトピックを選び、最新の脳科学の知見をもとにわかりやすく解説します。 ※演劇、音楽、ニュースなども引用し、それぞれの思考力・創造力を鍛えます。英語力は問いませんが、英語で書かれた論文や字幕のない映像も使用いたします。 ※3月の日程が変更になりました。3/14(金)から3/12(水)。水曜日です、ご注意ください。

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日本列島の地形発達100万年史
その3

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  • 山崎 晴雄/東京都立大学名誉教授
  • 2025/01/25 〜 2025/03/22
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  地形とは地表の凹凸のことなので、その地域に住んでいる人ならばいつでも目にすることができる当たり前のものです。でも、一歩踏み込んで、その地形がどのように作られてきたか、あるいは作られた原因は何かを考えていくと、簡単には目にすることのできない広域的な地球環境の変化や人々の生活、自然災害等と深く関わっていることが判ってきます。  地形の形成には、一滴の雨粒の落下から地球規模のプテートテクトニクスまでいろいろな作用が相互に関連しており、それらを紐解いていくことに地形を学ぶ面白さがあります。そして、地形形成やそこに展開する歴史に関する知識は我々の教養を深め、日々の生活を豊かにしてくれます。  このようなことから2024年7月期と10月期には「日本列島の地形発達100万年史」、「同 その2」で各地の地形の特徴やでき方、その背後の地球科学的要因等を解説しましたが、触れられなかったところがまだまだ沢山残っています。そこで今回は「日本列島の地形発達100万年史 その3」と題して前回までに触れられなかった各地の話題(地形の特徴や形成要因、関連する歴史等)を説明していきます。 【2025年1月期 カリキュラム】 1)富士山はどうして美しいのか 2)日本アルプスはいつできたのか、広域テフラによる解明 3)繰り返される関東大地震

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チョムスキーを読む
言語から人間の創造性を探る

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  • 酒井 邦嘉/東京大学教授
  • 2025/01/25 〜 2025/03/15
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  言語は、生物の中で人間のみが持つ脳の機能です。AI(人工知能)で文章を合成できる時代にあって、言語能力を通して人間の創造性について正しく理解することが重要です。そこに、「チョムスキーを読む」ことの今日的な意義があります。本講座では、チョムスキー著『統辞構造論』(福井直樹・辻子美保子訳、岩波文庫、2014年)を読み進めながら(本は各自でご用意下さい)、言語能力から人間の創造性を探ります。  予備知識は仮定しませんので、途中からでも参加できます。解説本に『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新書)があります。(講師・記) 【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。 ■4月期  第1回:  総論・まえがき 生成AIによって人間は何を失うのか  第2回:  第1章「序文」と第2章「文法の独立性」  第3回:  第3章「初歩的な言語理論」 ■7月期  第4回:  第4章「句構造」  第5-6回: 第5章「句構造による記述の限界」 ■10月期  第7回:  第6章「言語理論の目標について」  第8-9回: 第7章「英語におけるいくつかの変換」 ★■2025年1月期  第10回:  第8章「言語理論の説明力」  第11-12回:第9章「統辞論と意味論」と第10章「要約」             ※お申込みは3か月単位です ※各自ご用意ください:チョムスキー著『統辞構造論』(福井直樹・辻子美保子訳、岩波文庫、2014年)

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異常気象と地球温暖化
今の天気はなぜ昔と違うのか?

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  • 保坂 直紀/東京大学大気海洋研究所特任研究員
  • 2025/01/28 〜 2025/03/25
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  私たちは今、毎年のように猛暑の夏に見舞われています。自分が子どものころの夏とは違う。そう実感している人も多いでしょう。雨の降り方も変わってきています。まるで南方のスコールのような激しい雨が頻発しています。台風も、衰えないまま日本列島を脅かすようになりました。私たちが接する日々の天気に、地球温暖化の影響が明確な形となって表れてきているのです。  天気の基本から異常気象と地球温暖化まで、身の回りの気象のしくみを3回シリーズでお話しします。そのとき「なぜそうなるのか」という疑問を大切にしたいと思っています。気象のしくみがわかれば、天気予報を見たときの納得感も違ってくるはずです。(講師・記) 【第1回】 「異常気象」が増えている  明治時代の東京には、夜の気温が25℃より下がらない熱帯夜はほとんどなかった。2023年の夏はそれが57日も。熱帯夜はすでに当たり前になった。気温が35℃以上になる猛暑日は全国的にみて1990年代から増加のペースが著しい。気候はもう昔と今とで違うのだ。近年の日本の天気は「高温」と「豪雨」が特徴だ。こうした異常とも思える天気の実態について、高気圧や低気圧、線状降水帯といった気象の基本を交えてお話しする。 【第2回】 キーワードは「偏西風」  私たちが暮らす日本は北半球の中緯度に位置している。上空では、赤道側の暖かい空気と北極側の冷たい空気がせめぎ合っている。その境目に生じているのが、西から東にぐるりと地球を一周する「偏西風」だ。そのとくに流れの強い部分がジェット気流で、これが妙に蛇行すると、日本にも異常な高温や豪雨といった異常気象がもたらされる。偏西風をはじめとする地球規模の大気の流れから、私たちの身の回りの異常気象を読み解く。 【第3回】 暖まるだけが地球温暖化ではない  「この猛暑は地球温暖化のせいですか?」。今から15年ほど前まで、気象学者はこの問いに答えられなかった。そうかもしれないし、たまたまの猛暑かもしれない。だが、現在は違う。近年の夏の猛暑は、もし地球温暖化がなければまず発生しなかったことが科学的にわかっている。地球温暖化は、たんに気温が上がるだけではなく、降水や台風の成長など大気と海のシステム全体を地球規模で変えてしまう。これからの社会のあり方を含めて、地球温暖化のリアルについて解説する。

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宇宙の大規模構造の謎に迫る

Mitaka 2005 加藤恒彦,ARC and SDSS, 4D2U Project, NAOJ, 松原隆彦.png
  • 松原 隆彦/KEK高エネルギー加速器研究機構教授
  • 2025/02/01 〜 2025/03/01
  • 13:30〜15:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  • 第1回:宇宙の大規模構造はどのように発見されたか 宇宙の大規模構造と呼ばれるものが見つかりだしたのはいまから40年ほど前の1980年前後のことでした。それ以前には銀河が数百〜数千個ほど集まった集団である銀河団よりも大きな構造はないだろうと思われていました。予想外に大きな構造の発見により、宇宙全体がどういうものなのかを研究する宇宙論の理論研究も紆余曲折を経ながら大きく前進しました。 第2回:宇宙の大規模構造から何がわかるか 大規模構造の発見は予想外だったため、宇宙論の理論研究も大きな転機を迎えます。宇宙がどのように生まれ、どういう成り立ちをしていて、どのように現在の姿になったのか、宇宙の根源的な疑問が大規模構造と結びついています。 なぜ大規模構造を調べると宇宙全体に関する性質がわかるのかをくわしく解説し、将来の観測計画とそれによりどういう進展が見込まれているのかについてもお話しします。 第3回:宇宙の全体的構造は将来どうなるのか 宇宙の大規模構造を解析することによって明らかにされた宇宙の姿や性質は、ある程度宇宙の将来について予言することを可能にします。もちろん確実なことは言えませんが、理論的にあり得る可能性を列挙することが可能です。どう してそのような予言が可能なのか、どれほど確実な話なのか、研究現場からの感覚を交えてお話し、ご紹介します。 画像クレジット:Mitaka 2005 加藤恒彦,ARC and SDSS, 4D2U Project, NAOJ, 松原隆彦

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「生物多様性」の生態学

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  • 鈴木 紀之/高知大学准教授
  • 2025/02/06 〜 2025/03/13
  • 10:30〜12:00
  • 全6回
  • 会員 19,800円 / 一般 23,100円
  •  「生物多様性(バイオダイバーシティ)」は、世界中で危機的な状況にあり、その保全と持続的な利用については社会の関心になっています。しかし、「多様性」があると(その生物や生態系にとって)何がよいのか、そうした恩恵がどのような仕組みでもたらされるのか、理解は進んでいません。また、自然界の競争や自然淘汰のプロセスを考えると、そもそも多様性は維持されにくいものだと予想されます。  本講座では、「種の多様性」と「集団内の多様性(個性や遺伝子の違い)」に関して、(1)多様性が維持されるメカニズムと、(2)多様性がその生物や生態系にもたらす効果について、分かりやすく解説していきます。生態学の古典的な概念から最新の研究成果まで紹介し、生物多様性の科学的な側面を総合的に理解することを目指します。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 種の多様性が保たれる仕組み  種間競争の理論と証拠/プランクトンのパラドクス/トップダウンとボトムアップ 第2回 ニッチ分割による共存メカニズム  繁殖干渉とは/信号検出理論/テントウムシにおける事例 第3回 種の多様性がもたらす効果  選択効果と相補性効果/超過剰収量/自然界のポートフォリオ効果 第4回 集団内の多様性が保たれる仕組み  自然淘汰による進化がもたらすパラドクス/負の頻度依存淘汰/トンボと植物における事例 第5回 集団内の多様性がもたらす効果  品種の混植による耐病性/ショウジョウバエにおける実験的検証/水産資源の安定性 第6回 多様性の長期的・広域的な波及効果  分布の拡大と絶滅リスクの緩和/多様性効果の条件依存性/生物多様性の統合的な理解に向けて *** 【補足】 ●生態学(ecology):生物と環境、または生物同士の相互作用を理解しようとする学問。生物はさまざまな形で周囲の環境と関わりを持つと同時に、多数の生物種とも相互作用しながら生活している。何百万、何千万とも推定される生物種の「生活の法則」を解明することが生態学の目的。(引用:日本生態学会HPより) *** 【広報画像】 @サクラソウの仲間(講師撮影) Aテントウムシの仲間(講師撮影) B生物多様性に富むアマゾン熱帯雨林(イメージ画像)

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化石の奇跡と化石化の軌跡
化石はどのようにできるのか

泉賢太郎先生 先生だけ明るめかつトリミングver._2024Mar.jpg
  • 泉 賢太郎/千葉大学准教授
  • 2025/02/07 〜 2025/02/21
  • 13:00〜14:30
  • 全2回
  • 会員 6,930円 / 一般 9,130円
  •  過去の生物のあらゆる側面を扱う古生物学。その主要な研究対象は化石である。化石とは、古生物の痕跡が地層中に保存されたものを指す。化石を観察することで明らかになった研究成果のみがフォーカスされることが多いが、化石の希少性や化石化プロセスについて真正面から考えることは少ない。本講座では、このような古生物学の土台とも言える側面を掘り下げる。(講師・記) 第1回 化石の奇跡を考える 第2回 化石化の軌跡を考える

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都市鳥の生態学
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  • 唐沢 孝一/NPO法人自然観察大学前学長
  • 2025/02/07 〜 2025/02/21
  • 10:00〜11:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  前回の講座では、人家周辺に元々生息していたスズメやツバメ、カラスと猛禽類の関係、新しく都市に進出してきたキジバトやヒヨドリなどの生態を紹介しました。しかし、都会の鳥はそれだけではありません。  鳥たちは、夜、大都会のどこでどのように過ごしているのでしょうか。都心に進出しつつあるフクロウ(夜行性)とカラス(昼行性)との関係も気になるところです。都心で集団繁殖するアオサギやカワウなどの大型水鳥の生態も見逃せません。公園の池ではカイツブリが、三面コンクリートの都市河川ではカワセミが繁殖し、隅田川沿いのビルの屋上ではウミネコも繁殖するようになりました。さらに、果実食の都市鳥が種子散布し、都市特有の「都市林」形成に貢献しています。今回は、都市鳥の生態を通して見えてくる「人と鳥との関係」について考えてみます。(講師・記) 【カリキュラム】 第1回 都会は水鳥たちのサンクチュアリー 第2回 ネオン街で眠る都会の鳥たち 第3回 野鳥が都会の森をつくる *** 【広報画像】 @水面に浮いた「浮巣」で繁殖するカイツブリ(東京都江東区・清澄庭園)(講師撮影) A鳥たちがつくった都心のシュロ林 (東京都港区・自然教育園)(講師撮影) Bネオン輝く繁華街で夜を過ごすハクセキレイ(東京都渋谷区)(講師撮影)

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ゲノム人類学入門 
書き換えられてきた進化の謎

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  • 太田 博樹/東京大学教授
  • 2025/02/12 〜 2025/03/12
  • 15:30〜17:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  過去20年間ほどで人類の進化史は大きく塗り替えられました。化石の発掘や考古学的発見もその大きな要因ですが、劇的な変貌を駆動したのは21世紀になって登場した次世代型シークエンサ(NGS)で、大量の検体に対して全ゲノム解読をいっきにおこなうことを可能しました。それはいわば、家内制手工業から大規模工場への転換と同等の技術革命でした。こうして得られる膨大な情報をスーパーコンピュータで解析するというやり方で、現在はヒトのみならず多くの生物の進化研究が進められています。本講座では、こうした革新的な研究の背景となる歴史を紹介し、世界の最先端の潮流に迫ります。(講師・記) @2月12日 「全遺伝情報(=ゲノム)から見た人類の進化」 A3月 5日 「明らかになったヒト(Homo sapiens)の誕生と拡散の道筋」 B3月12日 「縄文人はお酒に強かったのか? 〜 ヒトの遺伝的多様性と分子進化を探る」 ※日程が変更になりました。2月26日休講→3月5日補講です。(12/24)

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