161講座中 1〜20件を表示
- 北九州教室
- 教室開催
仏像に学ぶ
古寺巡礼と美術・歴史・仏教
- 田中 本泰/高野山真言宗 遍照院副住職
- 2024/10/04金 〜 2025/03/07金
- 13:30〜15:00
- 全5回
- 会員 14,575円
千年以上信仰されてきた仏像や文化財をやさしく解説し、その眼差しにこめられた歴史や護持してきた人々に想いをはせます。各時代・地域を代表する寺院を取り上げ、仏像・伽藍の紹介と、創建・護持してきた人々によって祈られた願いを考え、歴史的・仏教的な背景や当地にまつわる伝説・文学を学びます。様々な視点から、楽しく古寺巡礼しましょう。 【秋・冬学期カリキュラム】 10/ 4 浄土寺・新大仏寺・阿弥陀寺 〜 重源の足跡を訪ねて 12/6 東福寺・大徳寺・相国寺 京都の禅寺 1/31 道成寺・粉河寺・根来寺 紀州の寺々 2/ 7 金峯山寺・如意輪寺・大峰山 吉野の寺々 3/ 7 三井寺・石山寺 近江の寺々
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- トライアル可
- 横浜教室
- 教室開催
概説 日本仏像彫刻史
平安時代
- 齊藤 経生/女子美術大学名誉教授
- 2024/10/08火 〜 2025/03/11火
- 13:00〜14:45
- 全6回
- 会員 20,790円
この講座では、神像や肖像彫刻もまじえ、また各時代に応じて建築、絵画等にも触れ飛鳥時代から江戸時代までの日本の仏像彫刻の流れを概説します。およそ四百年間にわたる平安時代は、密教の移入に伴い、密教特有のあらたな尊像が加わり、また遣唐使の廃止にともない、仏像の様式が和様化します。また栄華を極めた藤原氏一門の造寺・造仏の隆盛が組織的な造仏所の成立を促し、木彫技法に寄木造が考案されたのもこの時代です。こうした多彩な内容を含んだ魅力的な平安時代の仏像について概説します。毎回、スライド映写を多用します。 〈構 成〉 第1回 平安時代初期の仏像―天平木彫の継承 第2回 密教彫刻の台頭と神像の出現 第3回 平安時代前期の仏像 第4回 和様(定朝様式)の成立―平等院鳳凰堂と阿弥陀堂 第5回 定朝様式(和様)の展開 第6回 平安時代の磨崖石仏
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- 新宿教室
- 教室(事前選択講座)
プラド美術館の名品群
名画を読み解く(教室受講)
- 矢澤 佳子/西洋美術史講師
- 2024/10/08火 〜 2025/03/04火
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 22,770円
大帝国を築いたスペインが、富と権力で手に入れた膨大な絵画作品を核とし、名だたる巨匠の名品を集める。 世界で最も魅力的な美術館の一つ。 至極の作品群は何を語るのか? 物語は?人物は?寓意は?背景の意図は? 巨匠の作品群を読み解きます。 【カリキュラム】 ◆(後編)スペイン絵画他◆ 7.ヴェネツィア絵画の魅力 10/8(第二火曜) ティントレット、ヴェロネーゼ、ヤコポ・バッサーノ 8.レンブラント、デューラーとその周辺 11/5 9.スペイン絵画の重要画家 エル・グレコ 12/3 10.スペイン絵画の重要画家 黄金時代 リベーラ、スルバラン、ムリリョ 1/7 11.スペイン絵画の重要画家 最大の巨匠ベラスケス 2/4 12.【特別編】ティッセン・ボルミネッサ美術館の名品群 3/4 ファン・デル・ウェイデン、カラヴァッジョ他 ◆(前編)北方絵画・イタリア絵画◆ (2024年4〜9月に終了しました。) 1.初期フランドル絵画の至宝群 ファン・デル・ウェイデン、ピーテル・ブリューゲル父他 2.ヒエロニムス・ボス 「快楽の園」、「乾草車」、「七つの大罪」他 3.17世紀最大の巨匠ルーベンス 国王のための神話画群他 4.ルーベンスとヤン・ブリューゲル 「五感の寓意」他 5.イタリア絵画の重要作品 フラ・アンジェリコ「受胎告知の祭壇画」他 6.帝王の画家 ティツィアーノ ※欠席時の資料郵送はしておりません。ご来社時に事務所でお受け取りください。(保管期間3ヶ月) ****
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- オンライン(事前選択講座)
プラド美術館の名品群
名画を読み解く(オンライン受講)
- 矢澤 佳子/西洋美術史講師
- 2024/10/08火 〜 2025/03/04火
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 24,090円
大帝国を築いたスペインが、富と権力で手に入れた膨大な絵画作品を核とし、 名だたる巨匠の名品を集める。 世界で最も魅力的な美術館の一つ。 至極の作品群は何を語るのか? 物語は?人物は?寓意は?背景の意図は? 巨匠の作品群を読み解きます。 ・教室受講も可能です。 ・オンライン受講の方には印刷資料を郵送いたします。直前にお申し込みの場合は、講座当日までに届かないことがございます。講座は資料がなくてもお楽しみ頂ける内容です。 ・今期より資料代を改訂いたしました。ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 【カリキュラム】 ◆(後編)スペイン絵画他◆ 7.ヴェネツィア絵画の魅力 10/8(第二火曜) ティントレット、ヴェロネーゼ、ヤコポ・バッサーノ 8.レンブラント、デューラーとその周辺 11/5 9.スペイン絵画の重要画家 エル・グレコ 12/3 10.スペイン絵画の重要画家 黄金時代 リベーラ、スルバラン、ムリリョ 1/7 11.スペイン絵画の重要画家 最大の巨匠ベラスケス 2/4 12.【特別編】ティッセン・ボルミネッサ美術館の名品群 3/4 ファン・デル・ウェイデン、カラヴァッジョ他 ◆(前編)北方絵画・イタリア絵画◆ (2024年4〜9月に終了しました。) 1.初期フランドル絵画の至宝群 ファン・デル・ウェイデン、ピーテル・ブリューゲル父他 2.ヒエロニムス・ボス 「快楽の園」、「乾草車」、「七つの大罪」他 3.17世紀最大の巨匠ルーベンス 国王のための神話画群他 4.ルーベンスとヤン・ブリューゲル 「五感の寓意」他 5.イタリア絵画の重要作品 フラ・アンジェリコ「受胎告知の祭壇画」他 6.帝王の画家 ティツィアーノ
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鎌倉時代仏師列伝
- 山本 勉/鎌倉国宝館長・半蔵門ミュージアム館長
- 2024/10/15火 〜 2025/03/18火
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 20,790円
鎌倉時代(1185〜1333)の仏像には、作者である仏師の名前を残すものが少なくありません。史料にも仏師があらわれます。この講座では、それらの仏師の事績をたどり、彼らが時代のなかで、どのように生き、どのように人びとの祈りを造形化したのかをみつめます。(講師・記) <各回テーマ 予定> 後期 2024年10月〜2025年3月 第5回 運慶三代目・四代目・五代目 第6回 快慶とその工房 第7回 院派の仏師たち 第8回 隆円と円派仏師 第9回 善円(善慶)の系統と周辺 第10回 鎌倉時代の地方仏師 ※前期は終了しました(2024年5月〜9月) 第1回 序章 日本仏像史と仏師 第2回 康慶工房と運慶 第3回 運慶願経の仏師たち 第4回 運慶の子と肥後定慶
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- オンライン(事前選択講座)
古写真の謎解きと写真師たちの旅路
オンライン講座
- 森 望/長崎大学名誉教授
- 2024/10/26土 〜 2025/03/22土
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 17,160円
「古写真」という世界があります。江⼾幕末の開国から明治にかけてのインバウンドの時代、写真機を携えて来⽇した異国の写真師たちがいました。その彼らから最新の写真術を学んだ⽇本の初期の写真師たち。彼らの⾜取りが、今⽇残されている「古写真アルバム」にみてとれます。セピア⾊の⽩⿊写真とカラー化された彩⾊写真。いつ、誰が、どこで撮ったのか?そのヒントは古写真の中に隠されています。その謎解きを楽しみながら、⽇本の原⾵景を旅してみませんか?そこに⾒えるのは私たち⽇本⼈の⼼に宿る⼼象⾵景。前半は謎解き編、後半は旅路編。時空を超えてのタイムトリップ。そこには発見の面白さと何か不思議な郷愁と安らぎが交錯します。 1。⻑崎と横浜:幕末開港インバウンドと写真師たち 2。古写真の謎解きと今昔物語:いつ・だれが・どこで 3。古写真のオリジナリティー:近代⽇本の原⾵景と⽇本⼈の⼼象⾵景 4。関東編(東京・横浜・箱根・⽇光) 5。関⻄編(京都・奈良・⼤阪・神⼾) 6。街道編(東海道・中⼭道)
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世紀末芸術
じっくり味わう西洋の美術と歴史:19世紀中葉〜世紀末
- 池上 英洋/東京造形大学教授
- 2024/12/18水 〜 2025/02/12水
- 10:30〜12:00
- 全4回
- 会員 13,860円
本講座は、西洋の歴史と文化をじっくりと味わうことを目的としています。今期は全4回で「世紀末芸術」を扱います。 19世紀のヨーロッパは、前世紀末のフランス革命から続く動乱の余波のなかにあり、そこからさまざまな思想や芸術が生まれていきました。美術界では、いずれも市民革命を発生要因とする新古典主義とロマン主義が本流をなしていましたが、そこから社会構造の変化にあわせてレアリスムやバルビゾン派などの諸派が誕生し、それらを母体として印象派が登場します。そしてそうした社会と芸術の動きと連動しながらも、外観は大きく異なる新たな思潮が各国で同時多発的に発生し始めます。「世紀末芸術」はその総称です。 本講座では、それらの新思潮の背景となった社会構造の変化もとりあげつつ、19世紀中葉から世紀末にかけての美術の諸相を詳しく、そして楽しく見ていきましょう。(講師・記) 各回のテーマ(進度や順序は変更になる可能性があります) 第1回: ウィリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動 第2回: ラファエル前派 第3回: アール・ヌーヴォーの工芸家たち 第4回: 世紀末の諸相 ※本講座は、「じっくり味わう西洋の美術と歴史」シリーズの新編で、同シリーズ「印象派の発展」の続きです。継続して受講される方はもちろん、本講座からあらたに受講される方にも楽しんでいただける内容です。
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楽しく学ぶ仏像の世界
- 村松 哲文/駒澤大学教授
- 2025/01/06月 〜 2025/03/17月
- 14:00〜15:30
- 全5回
- 会員 17,325円
仏像は、朝鮮半島を経由して、6世紀中頃日本に伝来しました。本講座では、仏像の鑑賞方法を学びながら、仏像を楽しく見るコツ、仏像から多くの情報を得る方法について映像を見ながら習得することを目標とします。これまで仏像を見てきた方から、これから仏像を見て廻ろうとする方まで、仏像鑑賞のノウハウを学ぶ仏像ファン必見の講座です。 今期は、知られざる仏像の魅力について、その仏像が制作された背景、信仰などを学びつつ、鑑賞する上で特に注目すべき点を分かりやすく解説します。 (講師・記) <各回テーマ(予定)> 第1回 法隆寺金堂釈迦三尊像の謎 第2回 蟹満寺釈迦如来坐像の気品 第3回 東大寺法華堂不空羂索観音像の威厳 第4回 長岳寺阿弥陀三尊像の優美 第5回 三十三間堂千手観音菩薩像の魅力 ※講師都合により、パンフレット掲載の開催日に変更があります。 3/31→3/10とさせていただきます。何卒ご了承ください。
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モダンアートを読み解く
- 大澤 慶久/東京藝術大学教育研究助手
- 2025/01/06月 〜 2025/03/24月
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円 / 一般 27,390円
この講座では、シャルル・ボードレールの「モデルニテ」の概念を起点に、モダンアートの歴史を読み解きます。 新古典主義とロマン主義からはじまり、マネやクールベなどのモダンアートの先駆者たちの作品を通じて、その萌芽を観察します。そして、印象派、新印象派、ポスト印象派へと展開し、20世紀初頭のダダ・シュルレアリスムまでを概観します。 それから、場所はフランスからアメリカへ。まずは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の創設者、アルフレッド・バー・Jrが示したモダンアートの系統図を通じて、この転換点を見ていきます。そして、モダニズムの美術批評家、クレメント・グリーンバーグやマイケル・フリードの芸術理論を学びます。これらの理論をもとに、抽象表現主義やミニマル・アートといった同時代の美術動向を探究し、アメリカのモダニズムの本質に迫ります。 さらに、ポストモダニズムの理論やコンセプチュアル・アートなど、モダニズムを乗り越えようとする新たな潮流について見ていきます。 最後に、日本の現代美術に焦点を当てます。日本の芸術家たちがいかに独自性を追求したかを知り、その集大成としての「スーパーフラット」を取り上げます。ここでは、マネのフラットな絵画表現や、印象派の先駆とされる浮世絵へとの興味深い連続性が明らかになります。モダンアートの歴史を辿ることで、芸術表現の革新性と原点回帰の妙を体感していただければ幸いです。(講師・記) 【カリキュラム予定】 ■ 後編(今期) 7. 平面性と視覚的イリュージョン:クレメント・グリーンバーグが見たモダニズム絵画の特徴 8. 究極のシンプルさを求めて:マイケル・フリードとミニマル・アート批判 9. オリジナリティの神話を解体する:ロザリンド・クラウスが示すポスト・モダンの地平 10. 形なき芸術の挑戦:コンセプチュアル・アートが試みる概念の芸術 11. 日本的感性を求めて:もの派が体現する近代美術の超克 12. 日本の革新性と原点回帰:前衛美術の日本からスーパーフラットへ 前編(2024年10月期に終了しました) 1. 伝統を超えて:ボードレールが見た新たな芸術の胎動 2. 現在を輝かせる:クールベとマネが切り開いた「いま・ここ」の美学 3. 光と色彩の革命:マネから始まる印象派の探究 4. 理性と美への抵抗:ダダイスムが仕掛けた芸術の転覆 5. 超現実を求めて:シュルレアリスムの不思議な世界 6. イズムの生起・交替:次々と生まれ変わるモダンアートの潮流 ****
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- 京都教室
- 教室開催
国宝秘話
新たに国宝・重要文化財になる建造物群
- 那須 真裕美/種智院大学非常勤講師
- 2025/01/08水 〜 2025/03/12水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 8,910円
わが国には千年を越えて文化を伝える貴重な国宝・重要文化財があります。それらを有する社寺と文化財指定の美術品について、その秘められた歴史と不思議な御縁を、映像と歴史資料を使って、わかりやすく説明します。 【新たに国宝・重要文化財になる建造物群】 1月 高野山・壇上伽藍の堂舎 2月 萬福寺伽藍の堂宇 3月 總持寺祖院
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当麻寺の白鳳仏と法隆寺金堂壁画
シルクロードの終着地・奈良の美術
- 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
- 2025/01/08水 〜 2025/03/26水
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 21,054円
シルクロード(絹の道)とは、本来、洛陽、長安などの中国の都市と、シリア、ローマなどの西方の諸地域とを結んだ、中央アジア経由の陸上東西交通路を指します。近年では、中国以東の朝鮮半島や日本へ続く道も広義にシルクロードとされます。シルクロードを経由して東アジアに伝播した仏教は、飛鳥時代に日本へ伝わり、ヤマト朝廷の中心である奈良で信仰され始めました。7世紀の後半になって、いわゆる白鳳時代の独特な仏像(白鳳仏)や仏教美術が制作されました。奈良・当麻寺の弥勒仏坐像や四天王像、石位寺の三尊石仏、法隆寺金堂壁画などがその代表です。本講座は、白鳳時代の仏教美術を取り上げ、中国美術や朝鮮半島の美術と比較して考えてゆきます。(講師・記) ※画像説明:奈良・石位寺三尊石仏 <各回テーマ> 第1回 1/8 法隆寺玉虫厨子と中宮寺天寿国繍帳 第2回 1/22 法隆寺献納宝物金銅灌頂幡と奈良・当麻寺の創建 第3回 2/12 当麻寺金堂本尊弥勒仏坐像と四天王像 第4回 2/26 奈良・長谷寺銅板法華説相図と石位寺の三尊石仏 第5回 3/12 法隆寺金堂壁画の美 その1 第6回 3/26 法隆寺金堂壁画の美 その2
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- くずは教室
- 教室開催
イタリア・ルネサンスの芸術家たち
- 松浦 清/大阪工業大学工学部総合人間学系教室教授
- 2025/01/08水 〜 2025/03/12水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,900円 / 一般 10,560円
西洋美術史を理解するうえでの本流を形成し、その後の美術史の展開を大きく方向付けたイタリア・ルネサンスについて、主要な芸術家たちを取り上げます。毎回紹介する作品鑑賞のポイントを参考に、イタリア・ルネサンスの魅力を再確認してはいかがでしょうか。 カリキュラム 1月期の予定 1月:盛期ルネサンスの建築家・彫刻家たち 2月:盛期ルネサンスの画家たち 3月:マニエリスムの芸術家たち
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- 立川教室
- 教室開催
ブルゴーニュ・ロマネスク紀行T・U
- 池田 健二/美術史家
- 2025/01/08水 〜 2025/02/12水
- 10:30〜12:15
- 全2回
- 会員 6,930円 / 一般 9,130円
ブルゴーニュがロマネスクの芸術運動の一大中心地でした。11世紀のクリュニー、12世紀のシトー。ヨーロッパ全土に展開する二つの修道会の本拠地がこの地にあったからです。ヴェズレー、オータン、トゥールニュ、アンジー。ロマネスク教会の名教会を挙げ始めるときりがありません。美しい田園に点在する小教会も魅力的です。講座ではブルゴーニュ・ロマネスクの全貌を把握するとともに、その建築や芸術の特質と魅力を解き明かします。他の地域に与えた影響についても考察するつもりです。(講師記) 1/8 ブルゴーニュ・ロマネスク紀行T 2/12 ブルゴーニュ・ロマネスク紀行U
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- 福岡教室
- 教室・オンライン自由講座
ヴェネツィア絵画の魅力
- 京谷 啓徳/学習院大学教授
- 2025/01/08水 〜 2025/03/05水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 8,580円
水の都ヴェネツィアは、フィレンツェやローマと並び、イタリア・ルネサンス美術の中心地の一つでした。この講座では、ジョヴァンニ・ベッリーニ、カルパッチョ、ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレットといった、ルネサンス期のヴェネツィアで活躍した巨匠たちによる名品の数々を鑑賞しながら、豊麗なるヴェネツィア絵画の歴史をたどってみたいと思います。※東京からの遠隔講義です。 【カリキュラム予定】 ・1月8日 「ティツィアーノ(8)神話画2」 ・2月12日 「ヴェロネーゼ」 ・3月5日 「ティントレット」 ※1週目に変更です
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魅惑と驚きのルネサンス空間史
- 桑木野 幸司/大阪大学栄誉教授
- 2025/01/08水 〜 2025/03/12水
- 13:30〜15:00
- 全3回
- 会員 9,900円 / 一般 11,550円
西欧のルネサンス時代(15世紀−17世紀初頭)というと、華やかな視覚芸術にばかり目が行きがちですが、この二世紀あまりの期間は、発見・変化の時代であったとも言われます。実際、新大陸アメリカが発見され、コペルニクスによる地動説が提唱され、ルターらによる宗教改革が起こり、市場経済が活性化して初期資本主義が発展しました。そうした大きな政治・経済・学問的な大変革のなかから、黄金のルネサンス芸術文化が花開いたのだ、と見ることができるでしょう。 そうした大きな変化のなかで、まさにこの時期に、「空間」についての考え方もまた、大きな変化をこうむりました。我々が空間を見て、体験する、その仕方が、劇的に変わったのです。いわば、中世的な空間が、近代的な空間に生まれ変わった、ともいえます。そして我々が日々体験している、日常の都市生活、あるいはネットの世界で広がるヴァーチャル空間などの基礎が、このルネサンス時代の空間革命によって、準備されたのです。その背景には、15−16世紀にかけて西欧社会で見られた遠近法の発達や、建築土木・都市計画学の発展、そして思想的地平の広がり、といった要素がありました。 このレクチャーでは、そうした大きな文化的・知的バックグラウンドを分かりやすくおさえつつ、ルネサンス時代の建築、都市、庭園、絵画空間、文学空間の体験の仕方、歩き方、感じ方、といったものを紹介してみたいと思います。一風変わった、けれども果てしなく魅力的な「ルネサンス建築史・特別編」とお考え下さい。通常の美術史教科書には載っていない魅惑的な情報満載です。受講生の皆さまと一緒に、ルネサンス時代の豪華で贅沢な空間を、堪能してみたいと思います。(講師:記) 【全12回の予定】 1〜3回(7月期):このレクチャーの基礎となる「遠近法」という魔術的視法について、その他誕生、発展、変容を、具体的な絵画・建築作品を通じてたどります。 4〜6回(10月期):ルネサンス建築・都市空間に革命を起こした2名の建築家、ブルネッレスキ、アルベルティの業績をじっくり追いかけたのち、ルネサンス建築と文学の世界の摩訶不思議なつながりについて、探ってみます。 7〜9回(1月期):ルネサンスの三大建築家の最後の一人、ブラマンテの業績をじっくり分析したのち、彼の影響下に花開いた、黄金のルネサンス庭園の空間について論じます。 10〜12回(4月期):引続きルネサンス庭園の魅力を体験したのち、今度は、ルネサンス人の精神内面のヴァーチャル空間を論じます(記憶術)。そして最後に、ルネサンス空間論の総まとめとして、理想の都市空間をめぐるスリリングな知的営みを紹介します。 【今期の予定】 (第七回)ブラマンテと盛期ルネサンスの空間:古代建築の復興と近代空間の創造 第四回で取り上げたブルネッレスキ、そして第五回で論じたアルベルティと並んで、ルネサンスの建築界に多大な影響を及ぼした三人の建築家の最後の一人として、ドナート・ブラマンテを取り上げます。ウルビーノ出身のブラマンテは、もともと画家からスタートした人で、そのキャリアの初期に、遠近法を駆使した興味深い作品を残しています。この絵画の素養があったことが、後の建築家としてのキャリア形成に大きく貢献しました。故郷を離れ、しばらくミラノで活動しますが、この頃から建築作品を残し始めます。特に、サンタ・マリーア・プレッソ・サン・サーティロ教会は、小ぶりな教会ながら、遠近法の錯覚を巧みに空間構成に取り込んだ、魔術的空間を生み出した傑作です。 人生の後半には、ローマに出て、教皇庁おかかえの建築家として大プロジェクトに腕を振るいました。レクチャーでは、特に、ヴァティカンのBelvedereの中庭とよばれるモニュメンタルな庭園スペースをじっくり分析します。遠近法、古代建築の復興、空間のモニュメンタリティの追求、といった複雑な要素が有機的に融合した、たぐいまれな空間は、どのように生まれたのか。近代的な空間感覚が凝縮されたこの作品を、徹底的に読み解いてみましょう。
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- 横浜教室
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名画でたどる西洋美術史
近代芸術の展開
- 新保 淳乃/武蔵大学講師
- 2025/01/08水 〜 2025/03/26水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円
西洋美術の名画・名作は時代と社会の特質やメンタリティを映しだす鏡です。よく知られた絵画・彫刻・建築を読み解きながら一年をかけて西洋美術の歴史を辿り直します。冬季は近代化が進む19世紀に次々と登場した革新的な表現と古典芸術との相克に目を向けます。全体の流れをおさえたうえで深掘りするヒントとして、講義で扱えなかった講師おすすめ作品を紹介するコーナーも毎回設ける予定です。こちらもお楽しみください。(講師・記) ※24年4月期開講。1年でたどります。各回テーマがありますので、途中受講歓迎です! <近代芸術の展開> 各回の主な取扱い作品 ■ターナー《雨、蒸気、スピード:グレート・ウェスタン鉄道》1844以前 ■ミレー《落穂拾い》1857 ■カバネル《ウェヌスの誕生》1863 ■クロード・モネ《印象、日の出》1872 ■アルフォンス・ミュシャ《ジスモンダ》1894 ■マティス《青いヌード》1907 ・・・・・・・・・・・・・・・
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- 見逃し配信あり
- 中之島教室
- 教室開催
基礎から学ぶ仏教美術
―中国の仏教美術―
- 金子 典正/京都芸術大学教授
- 2025/01/09木 〜 2025/03/27木
- 13:00〜14:30
- 全5回
- 会員 15,400円
奈良や京都の日本の仏教美術のルーツにあたる中国の仏教美術を体系的に学びつつ、仏像を鑑賞する基礎知識を養います。毎回プロジェクターを使って丁寧に説明し、プリントを配布して詳しく解説します。初めての方でもわかりやすく解説しますので、楽しみながら学んでください。 今期から中国の仏教美術を体系的に学びます。1回目は中国の仏教美術の全体を概観します。2回目は中国の仏教美術を理解するために神仙思想について学び、3回目は中国仏教初伝期の仏教と早期仏像、4回目は江蘇省連雲港市孔望山磨崖造像、5回目は四川省楽山市麻浩崖墓と仏像付銭揺樹について講じます。毎回わかりやすく丁寧に解説します。 写真:孔望山摩崖造像 <各回テーマ> 1/9 中国の仏像の流れを概観する 1/23 中国の神仙思想について 1/30 中国仏教初伝期の仏教と早期仏像 3/13 江蘇省連雲港市孔望山摩崖造像について 3/27 四川省楽山市麻浩崖墓と仏像付揺銭樹
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- 新宿教室
- 教室・オンライン自由講座
カンボジアの遺跡と美術
- 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
- 2025/01/09木 〜 2025/03/06木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
数ある世界遺産のなかでも、カンボジアのアンコール遺跡群ほど、私たちを魅了してくれるものはないでしょう。三島由紀夫の傑作「ライ王のテラス」の舞台でもあるアンコール・トム、巨大な神々の顔を多数の四面塔として表したバイヨン寺院、江戸時代に仏教の聖地「祇園精舎」とみなされていたアンコール・ワット、浮橋状の参道をもつピラミッド型の寺院バプオンなどの遺跡は、何度訪れてもその壮大さと美しさに感動します。本講座は、バプオン寺院からバイヨン寺院までのアンコール盛期の遺跡群を中心とした、カンボジアの遺跡と美術を考えてゆきます。(講師・記) ※画像説明:バイヨン寺院 <各回テーマ> 第1回 1/9 バプオン遺跡と西メボン出土のナーガに横たわるヴィシュヌ像―アンコール王国の伸長 第2回 2/6 美の殿堂アンコール・ワット―スーリヤヴァルマン2世の偉大なる遺産 第3回 3/6 ナーガ上のブッダとピミアナカ出土の天人像―アンコール・ワットからアンコール・トムへ
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- 見逃し配信あり
- 新宿教室
- 教室・オンライン自由講座
ビザンティン美術 モザイクの世界
ローマからビザンティンへ
- 益田 朋幸/早稲田大学教授
- 2025/01/09木 〜 2025/01/23木
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
ローマ貴族の別荘(ヴィラ)の床はモザイクで飾られました。そこには神話の主題だけでなく、様々な動植物、食べ物、遊びの情景などが描かれて、ローマ人の生活を彩ったのです。やがてキリスト教が生まれ、聖堂にもモザイクで装飾をするようになると、ローマの床モザイク図像を採り入れてキリスト教の美術が創られてゆきます。異教の美術がどのようにキリスト教の美術に読み換えられてゆくかを眺めながら、ビザンティンの絢爛豪華なモザイクが誕生する背景を考えます。(講師・記) リーフレット画像:サンタ・コスタンツァ聖堂(ローマ)、4世紀 <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 第1回:小石モザイクと象嵌モザイク 第2回:ローマの床モザイク 第3回:キリスト教へ
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- 見逃し配信あり
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ヨーロッパ美術都市の名作を訪ねて
- 塚本 博/美術史家
- 2025/01/09木 〜 2025/03/13木
- 13:00〜14:30
- 全4回
- 会員 13,860円
ヨーロッパでは、ドレスデン、プラハ、パリ、そしてフィレンツェなどの諸都市に、世界的な美術館や歴史的な教会建築が数多くあります。そこには、キリスト教美術の名画やギリシア神話の名作などが所蔵されています。この講座では、ヨーロッパ美術都市の名作を訪ねて瀟洒な美術館や大聖堂をめぐり、作品の主題を読み解きながら、併せて美術史的な意義も多くの画像を上映して解説します。(講師・記) *毎回、オリジナル・プリントを2枚程度、配布する予定。 *写真は「ガウディのカサ・バトリョ」です。 <各回のテーマ> 1 01月09日 バルセロナのガウディ建築 2 01月23日 ヴェローナの美術散歩 3 02月13日 ミュンヘンの古代彫刻館 4 03月13日 ルーヴル美術館の近代絵画
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