179講座中 1〜20件を表示
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キリスト教図像学入門
キリスト教美術の「読み方」
- 秋山 聰/東京大学教授
- 2024/07/06土 〜 2024/10/12土
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 10,395円
6世紀末、ともすると破壊の対象とみなされがちであった教会内の美術作品を、教皇グレゴリウス1世は「文字の読まない者たちにとって聖書のようなもの」であるとして、擁護しました。これ以降徐々に美術は、教養のない人々を教育・教化するための効果的な手段として活用されるようになりました。中世のキリスト教美術には、さまざまな約束事があり、それらを少し覚えるだけでも、多くの作品の意味内容を、キャプションや解説なしに、理解できるようになります。かつて東大駒場キャンパスで1、2年生向けに開講していたのと近い形で、キリスト教美術の「読み方」について講じてみようと思います。 (講師・記) ※9/28休講、補講は10/12(同曜日、同時間)に行います。 @ゴシックの図像学43 Aゴシックの図像学44 Bゴシックの図像学45
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新西洋美術史
美術と時代・社会
- 千足 伸行/成城大学名誉教授
- 2024/07/20土 〜 2024/10/05土
- 10:15〜12:15
- 全4回
- 会員 13,860円
★8/3休講→10/5(土)補講となります。(7/29記) 19世紀は政治、経済、社会、文化など、あらゆる面にわたって過去のどの世紀にも増して光と陰が交錯した時代で、その余韻は20世紀を超えて21世紀にまでおよんでいます。「長い19世紀」と呼ばれる所以ですが、この講座も、富士山でいえばそろそろ8合目あたりまで来たと言えるでしょうか。今回は19世紀だからこそ生まれたとも言える2人の画家を中心に見てゆきます。 (講師・記) <スケジュール>(※テーマは変更になることがあります) (1)7/20: 世紀末の放蕩児:ロートレック (2)8/17 : ロートレック/税官吏ルソー (*1) (3)9/7 : ベル・エポックの寵児:ミュシャ(1) →ロートレック/税官吏ルソー (4)9/21 : 「ふるさとは遠きにありて・・・」:ミュシャ(2) →ミュシャ(1回に変更) (5)10/5 (*2): ポスター芸術の黄金時代 (*1)7/20の残りのロートレックは、8/17のルソーとともにご講義いただきます。→9/7に変更になりました。(8/19記) 初回7/20の分につきましては、先生のご無理のない範囲で10分程ずつ延長してご講義いただく予定です。 (*2)8/3(土)は休講、10/5(土)を補講日
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- オンライン(事前選択講座)
一度は訪れたいイタリアの聖堂:ヴェネツィア編(オンライン受講)
イタリア美術史(全6回の後半)
- 木村 太郎/大阪芸術大学・神戸女学院大学非常勤講師、美術史家
- 2024/07/25木 〜 2024/10/03木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 9,240円 / 一般 10,230円
今回の講座では、北イタリアの都市ヴェネツィアの聖堂と同信会館(宗教上の慈善活動に従事する俗人グループのための集会所)を取り上げ、その成り立ちや特徴に目を向けるとともに、そこを飾る必見の名作を鑑賞してみましょう。(6カ月コースの後半) 【テーマ】 第4回 サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂 第5回 サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ同信会館とサン・ザッカリーア聖堂 第6回 サン・ジョヴァンニ・クリソストモ聖堂、サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ聖堂、サン・サルヴァドール聖堂、マドンナ・デッロルト聖堂 ※9/26休講→10/3補講(9/26) ★木村講師の「15世紀トスカーナのステンドグラス〜イタリア美術史講座(オンライン受講)」は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7218898) --------------------------
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- 教室(事前選択講座)
一度は訪れたいイタリアの聖堂:ヴェネツィア編(教室受講)
イタリア美術史(全6回の後半)
- 木村 太郎/大阪芸術大学・神戸女学院大学非常勤講師、美術史家
- 2024/07/25木 〜 2024/10/03木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 9,240円 / 一般 10,230円
今回の講座では、北イタリアの都市ヴェネツィアの聖堂と同信会館(宗教上の慈善活動に従事する俗人グループのための集会所)を取り上げ、その成り立ちや特徴に目を向けるとともに、そこを飾る必見の名作を鑑賞してみましょう。(6カ月コースの後半) テーマ 第4回 サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂 第5回 サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ同信会館とサン・ザッカリーア聖堂 第6回 サン・ジョヴァンニ・クリソストモ聖堂、サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ聖堂、サン・サルヴァドール聖堂、マドンナ・デッロルト聖堂 ★木村講師の「15世紀トスカーナのステンドグラス〜イタリア美術史講座(教室受講)」は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7218895) --------------------------
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世界を変えた建築家〜ル・コルビジェ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ
- 高柳 伸一/大同大学教授
- 2024/07/27土 〜 2024/10/26土
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,725円
ル・コルビジェ(1887〜1965)、フランク・ロイド・ライト(1867〜1959)、ミース・ファン・デル・ローエ(1886〜1969)は、近代建築の三大巨匠と呼ばれています。彼らは二十世紀だけではなく現代の建築界にも大きな足跡を残しています。今回の講座では、一回ごとに一人の建築家を取り上げて、代表的な作品や建築理論を紹介します。そして、どの様な形で彼らの遺産が現代に活きているのかを見てゆきたいと思います。
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基礎から学ぶ日本仏像史
- 松田 誠一郎/東京芸術大学教授
- 2024/10/01火 〜 2024/12/17火
- 13:00〜15:00
- 全6回
- 会員 21,450円
今回の講座では、奈良時代(710-784)の仏像について講義します。 第1-2回は、興福寺の十大弟子・八部衆像を取り上げます。阿修羅像で有名なこれらの群像は、天平6年〔734〕に完成した西金堂の安置仏像の一部でした。豊富な関連史料を講読した上で、脱活乾漆造の技法や西金堂諸像の典拠となった経典の問題を中心に解説します。 第3-4回は、東大寺法華堂の本尊、不空羂索観音像を取り上げます。近年の解体修理の新知見を紹介しながら、東大寺法華堂の安置仏像をめぐる問題や、法華堂の創建に関する問題について説明した上で、天平古典様式の完成を示す本尊、不空羂索観音像の造形的な魅力と特徴について解説します。 第5-6回は、天平宝字3年〔759〕に鑑真(生没年688-763)によって創建された唐招提寺に伝わる脱活乾漆造りの鑑真和上像と、唐招提寺創建期の檀像風木彫像を取り上げます。鑑真渡来とともに伝わった唐代美術の影響と、奈良時代前期を通して形成された造形伝統との両面に着目しながら、唐招提寺の奈良時代後期彫刻がもつ造形・技法の特徴を解説します。 (講師・記) なお、本講座の講義内容は、下記の教科書の第6章から第8章の内容に対応しています。 <テキスト>水野敬三郎著『奈良・京都の古寺めぐり 仏像の見かた』(岩波ジュニア新書89)、岩波書店。 ※各自ご用意ください。 〈カリキュラム〉※カリキュラムは変更になる場合がございます。 第1回 10/ 1 興福寺十大弟子・八部衆像(1) 第2回 10/15 興福寺十大弟子・八部衆像(2) 第3回 11/12 東大寺法華堂不空羂索観音像(1) 第4回 11/19 東大寺法華堂不空羂索観音像(2) 第5回 12/ 3 唐招提寺の仏像(1) 第6回 12/17 唐招提寺の仏像(2)
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図解 はじめての日本建築
- 松ア 照明/東京家政学院大学客員教授
- 2024/10/01火 〜 2024/12/03火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,395円
日本建築について、興味はあるが専門的でわかりにくい、いろいろな時代、種類の建築があって何を見れば良いかわからない、などの御意見、質問を受けることが多々あります。この講座ではそれに応えるために『図解 はじめての日本建築』をテキストに、図をもとに、身近な実例をも挙げながら、寺院、神社から住宅建築、町並みまで、現代から過去にさかのぼって、日本建築の見方と見どころをわかりやすく解説します。(講師・記) <参考テキスト>各自ご用意ください。 松ア照明著『図解 はじめての日本建築: 神社仏閣から住宅建築までをめぐる』(丸善出版) [こちら](https://www.amazon.co.jp/dp/4621307940/) <各回テーマ> 第1回 奈良の古寺―飛鳥・奈良時代の寺院― 第2回 塔―使われ方と形 第3回 日本建築の細部意匠―建物の年代判定―
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西洋建築史・都市史
古代編
- 稲益 祐太/東海大学准教授
- 2024/10/01火 〜 2024/12/03火
- 13:00〜14:30
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
西洋建築は見慣れていないだけでなく、木造の日本建築とは大きく異なっているため、時代や地域の違いが分からないという方がいらっしゃるかもしれません。 本講座では写真やイラスト、図面などを豊富に示しながら、各時代の建築様式の特徴をわかりやすく解説します。 そして、それらの建築によって作り上げられた町並み、都市空間についても紹介します。 <今期のテーマ> 10/1 古代ギリシア建築 11/5 古代ローマ建築 12/3 古代都市
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対比でみる仏像鑑賞鎌倉時代の仏像
興福寺西金堂の仏像
- 鈴木 喜博/奈良国立博物館名誉館員
- 2024/10/02水 〜 2024/12/04水
- 10:30〜12:00
- 全3回
- 会員 9,570円 / 一般 10,890円
興福寺西金堂の仁王像と天燈鬼・龍燈鬼像は、鎌倉時代の美術全集の巻頭を飾る彫刻として著名です。一方、薬王・薬上菩薩像は、元は西金堂本尊の両脇侍像で、現在、平成再建の新金堂に安置されています。認知度は低いかもしれませんが、鎌倉彫刻の菩薩像の勘所をつかむのに適した優品です。テキストは『奈良六大寺大観』の写真および解説編。 【カリキュラム】 @10月2日興福寺西金堂の仁王像 A11月6日興福寺西金堂の天燈鬼・龍燈鬼像 B12月4日興福寺西金堂の薬王・薬上菩薩像
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仏教聖地巡礼
遺跡に訪ねる仏教の伝説と美術@
- 安田 治樹/立正大学名誉教授
- 2024/10/02水 〜 2024/12/18水
- 13:00〜14:30
- 全6回
- 会員 20,790円
仏教は、教えや布教にまつわる多くの説話によって彩られています。とりわけ開祖釈尊の生涯は超人化と美化に満ち、それは事実とはかけ離れたものながら、仏教徒が永きにわたって紡ぎ出した敬虔な宗教心の結晶、信仰のなかに生きる伝記です。本講座ではさまざまに伝えられる釈尊の生涯を、仏伝文学を繙きつつ、画像によってインドのゆかりの聖跡や遺物に訪ねます。この巡礼を通して、師を思慕し、賛仰し続けた仏教徒のひたむきな思いに心うたれるとともに、その後半生をひたすら布教と伝導に過ごした人間釈尊の姿が、あらためて間近に感じられることでしょう。その1の今回は釈尊の誕生から成道、初転法輪に至る前半生をたどります。(講師・記) 〈各回予定〉 10/2(水) 仏伝が語る釈尊の生涯と聖地 11/20(水) 出家・遊行遍歴 10/16(水) 釈迦族と都城カピラヴァストゥ 12/4(水) 降魔成道の地ブッダガヤー 11/6(水) 誕生の地ルンビニー 12/18(水) 初転法輪の地サールナート
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2025大河・蔦重のべらぼうな噺〜浮世絵で楽しむ江戸の風物詩
- 深谷 大/日本文化研究者
- 2024/10/03木 〜 2025/01/16木
- 15:30〜17:00
- 全7回
- 会員 21,945円
日本が誇る劇画やマンガのルーツは浮世絵にあり。2025年大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎が活躍した時代に思いを馳せる。「歌舞伎の顔見世」や「年の瀬と民間芸能」など現在に繋がる様々な文化が花開いた江戸の風物詩を浮世絵や草双紙などから探る。
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イタリア美術の500年(U)
- 石鍋 真澄/成城大学名誉教授
- 2024/10/03木 〜 2024/12/19木
- 13:00〜14:30
- 全5回
- 会員 17,325円 / 一般 22,825円
ジョットからティエポロまで、14世紀から18世紀までのイタリア美術を概観する講座シリーズです。この時代、とりわけドナテッロやミケランジェロからカラヴァッジョやベルニーニまでのイタリアは、比類のない美術作品の数々を生み出しました。この近代ヨーロッパのアートの文化の基礎となった「イタリア美術の500年」とはどのようなものだったのか、美術と社会の関係を含めた、広い視野に立って、その歴史と意義を考えていきます。第2回目の講座は、ジョットやシモーネ・マルティーニを代表とするトレチェント(14世紀)のイタリア美術について学んでいきます。 (講師・記) ・2024年7月期開講。 ・リーフレット画像:(図版)ドゥッチョ 十字架降下(シエナ大聖堂付属美術館 部分) <スケジュール> ※スケジュールは変更になる場合がございます。 1(10月3日) ドゥエチェント(13世紀)の美術 2(11月7日) ジョットとフィレンツェの美術(1) 3(11月21日) ジョットとフィレンツェの美術(2) 4(12月5日) シモーネ・マルティーニとシエナの美術 5(12月19日) 14世紀後半のトスカーナと北イタリアの美術
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カスティーリャのロマネスクを訪ねて
ロマネスクの大地−北から南へ
- 池田 健二/美術史家
- 2024/10/03木 〜 2024/10/17木
- 13:00〜14:45
- 全2回
- 会員 7,090円 / 一般 9,290円
スペイン中部のメセタと呼ばれる高原に広がるカスティーリャの大地。そこにロマネスク教会が建設されたのは、レコンキスタの進捗でこの地がキリスト教世界に戻った12世紀のことでした。カスティーリャの王や諸侯はサンティヤゴへの巡礼路を整え、都市と農村を復興し、教会を建設します。フランスから来た修道士たちも教会の建設に尽力しました。その結果、広大な大地に多様な個性を持つロマネスク教会が点在するようになったのです。講座ではカスティーリャの荒野を東から西へ、北から南へと移動しながら、そこに開花したロマネスク芸術の特性と魅力を探求します。(講師記) .
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カンボジアの遺跡と美術
- 北 進一/群馬県立女子大学兼任講師
- 2024/10/03木 〜 2024/12/05木
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,395円 / 一般 13,695円
数ある世界遺産のなかでも、カンボジアのアンコール遺跡群ほど、私たちを魅了してくれるものはないでしょう。三島由紀夫の傑作「ライ王のテラス」の舞台でもあるアンコール・トム、江戸時代に仏教の聖地「祇園精舎」とみなされていたアンコール・ワット、“東洋のモナリザ”と称される女神が彫られたバンティアイ・スレイなどの遺跡は、何度訪れてもその壮大さと美しさに感動します。本講座は、このようなアンコール遺跡群を中心としたカンボジアの遺跡と美術を、プレ・アンコール期からアンコール・ワットへいたる軌跡をたどりながら、考えてゆきます。(講師・記) ※画像説明:バンティアイ・スレイ「東洋モナリザ」 <各回テーマ> 第1回 プレ・アンコール期のヒンドゥー彫像と仏像 第2回 ロリュオス遺跡とプノン・バケンの美〜アンコール遺跡群の開花と初期アンコール朝の美術 第3回 バンティアイ・スレイとバンティアイ・クディの華麗なる彫刻〜アンコール・ワットへの道
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システィーナ礼拝堂側壁の装飾
ボッティチェッリやペルジーノの作品を中心に
- 松浦 弘明/多摩美術大学教授
- 2024/10/03木 〜 2024/12/05木
- 10:30〜12:00
- 全5回
- 会員 17,325円
システィーナ礼拝堂というと、ミケランジェロの天井装飾や《最後の審判》が有名ですが、礼拝堂建造時の装飾はボッティチェッリやペルジーノらによってなされた側壁の壁画です。1481〜83年にかけて行われたこの事業は、当時、最大規模の美術プロジェクトであり、美術史上、きわめて重要な作品群なのですが、その内容についてはあまり広く知られていません。礼拝堂を訪れる大半の観光客は、ミケランジェロの壁画を見ることに集中しているように思われます。 本講座では、礼拝堂側壁に描かれている「モーセ伝」と「キリスト伝」連作の主題の内容や、それらから構成されている全体の空間デザインについて、わかりやすく解説していこうと思います。(講師記) <各回予定カリキュラム> 1.モーセ伝連作(1) 2.モーセ伝連作(2) 3.キリスト伝連作(1) 4.キリスト伝連作(2) 5.側壁の装飾プログラム ・・・・・
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- 見逃し配信あり
- 横浜教室
- 教室開催
図解 はじめての日本建築
- 松ア 照明/東京家政学院大学客員教授
- 2024/10/04金 〜 2024/12/06金
- 15:30〜17:00
- 全3回
- 会員 10,395円
日本建築について、興味はあるが専門的でわかりにくい、いろいろな時代、種類の建築があって何を見れば良いかわからない、などの御意見、質問を受けることが多々あります。この講座ではそれに応えるために『図解 はじめての日本建築』をテキストに、図をもとに、身近な実例をも挙げながら、寺院、神社から住宅建築、町並みまで、日本建築の見方と見どころをわかりやすく解説します。(講師・記) <今期のテーマ> 10月4日 霊廟 −権力者を祀る絢爛豪華な建築 11月8日 民家 −庶民住宅の形 12月6日 町並み −全国に残る集住の形 ※画像は「丹後半島伊根の町並み」です。
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仏像に学ぶ
古寺巡礼と美術・歴史・仏教
- 田中 本泰/高野山真言宗 遍照院副住職
- 2024/10/04金 〜 2025/03/07金
- 13:30〜15:00
- 全5回
- 会員 14,575円
千年以上信仰されてきた仏像や文化財をやさしく解説し、その眼差しにこめられた歴史や護持してきた人々に想いをはせます。各時代・地域を代表する寺院を取り上げ、仏像・伽藍の紹介と、創建・護持してきた人々によって祈られた願いを考え、歴史的・仏教的な背景や当地にまつわる伝説・文学を学びます。様々な視点から、楽しく古寺巡礼しましょう。 【秋・冬学期カリキュラム】 10/ 4 浄土寺・新大仏寺・阿弥陀寺 〜 重源の足跡を訪ねて 12/6 東福寺・大徳寺・相国寺 京都の禅寺 1/31 道成寺・粉河寺・根来寺 紀州の寺々 2/ 7 金峯山寺・如意輪寺・大峰山 吉野の寺々 3/ 7 三井寺・石山寺 近江の寺々
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- トライアル可
- 新宿教室
- 教室開催
カスティーリャのロマネスクを訪ねてT・U
ロマネスクの大地・北から南へ
- 池田 健二/美術史家
- 2024/10/04金 〜 2024/10/18金
- 10:30〜12:15
- 全2回
- 会員 6,930円 / 一般 9,130円
スペイン中部のメセタと呼ばれる高原に広がるカスティーリャの大地。そこにロマネスク教会が建設されたのは、レコンキスタの進捗でこの地がキリスト教世界に戻った12世紀のことでした。カスティーリャの王や諸侯はサンティヤゴへの巡礼路を整え、都市と農村を復興し、教会を建設します。フランスから来た修道士たちも教会の建設に尽力しました。その結果、広大な大地に多様な個性を持つロマネスク教会が点在するようになったのです。講座ではカスティーリャの荒野を東から西へ、北から南へと移動しながら、そこに開花したロマネスク芸術の特性と魅力を探求します。 (講師・記) ・リーフレット画像:サン・ファン・デ・ドゥエロの回廊(カスティーリャ) <スケジュール> T.カスティーリャのロマネスクを訪ねてT U.カスティーリャのロマネスクを訪ねてU
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- 教室開催
深読みエルヴィス・ワールド
- 前田 絢子/フェリス女学院大学名誉教授
- 2024/10/04金 〜 2024/12/20金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,988円
エルヴィス・プレスリーを、その音源と画像を軸に、さまざまな角度から深読みしていきます。 エルヴィスという人物と音楽を理解する上で欠かせないのが、彼が誕生したアメリカ南部という土地柄です。キーワードはたくさんあります。例えば綿花王国、南北戦争、南部美人、南部音楽、特にジャズやブルース、ロックンロールなどなど。しかしエルヴィスの場合、特に重要なのは、南部バイブル・ベルトで培われたキリスト教信仰です。南部人は、それをまとめて「サザン・ヴァリュー」と呼んでいます。 今期もエルヴィスの音楽的ルーツを探って、アメリカ南部の風土、文化や歴史を掘り下げたいと思います。音源からは、その曲の誕生の背景や歌詞の意味を丁寧に解説し、その主題を探ります。また、映画に関しても、時代背景や歴史的・社会的な流れを追いつつ、映画のメッセージを見ていきます。エルヴィスがつなぐ、エルヴィスいっぱいの楽しい時間にしたいと思います。(講師記) ※テーマは変更になる場合もあります。なにとぞご了承ください。
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人体の美術解剖学
骨・筋肉
- 小山 晋平/大阪芸術大学非常勤講師
- 2024/10/04金 〜 2024/12/20金
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 19,800円
「美術解剖学」は、解剖学で扱われる構造や機能などの知識を美術表現に生かそうという学問です。医学で使われるような用語が出てくるため、最初はハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一度慣れてしまえば、基本的な構造を頭の中で組み立てて、様々な姿勢を想像してみたり、作品鑑賞の見方の幅が広がったりと、便利に使うことができます。 本講座では、ヒトが最も描いてきたであろう「人体」について、基本的な用語解説を交えながら、表現する際に覚えておくと便利な場所(ランドマーク)を解説します。骨や筋肉という「内部構造」がからだの外見にどう影響するのか、一緒に考えていきましょう。フランスの医師・解剖学者で彫刻家・製図家でもあるポール・リシェの図を使用して解説します。(講師・記) 【カリキュラム(予定)】 ※内容は変更する可能性があります。 第1回 骨:胴(体幹)と頭 一つ一つの骨が集まって作るかたちを「骨格」といいます。頭の骨を見ると二つの骨が組み合わさっているように見えます。その下の首や胸、お腹の方にはもっと細かく分かれた骨が連続しています。体表(裸になった時に見える表面)にはあまり影響のないように見える骨たちですが、動かす時の基準になっていたり、体表から触れる部分があったりします。 第2回 骨:うで(上肢) 腕のはじまりは肩でしょうか。骨格では背中の上部も腕(上肢)に含まれます。実際に腕・手を挙げてみると肩から動いていることがわかります。指先に近くなるほど、骨が細かく、たくさんありますが分類して覚えれば大丈夫です。 第3回 骨:あし(下肢) 足も手と同じように指先に近くなると骨が細かくなっていきます。この法則に気づくと覚えやすいかもしれません。足を触ってみるとぷにぷにと柔らかく体表に骨は出てきていないように思えます。しかし、弁慶の泣き所はとても硬いですね。くるぶしのところも硬く出っ張っています。この辺りが体表に近い部分なのか、と実際に触って確かめるとわかりやすいです。 第4回 筋肉:胴(体幹)と頭 それぞれの骨が組み合わさって関節を作り、動かすための筋肉がついています。細かく分かれている背中の骨はそれぞれに細かい筋肉がついています。しかし、体表に凹凸を作っている筋肉を見てみると、胴(体幹)の筋肉はそんなに目立っていません。どうしてでしょうか。頭にある筋肉で特徴的なのは、表情筋(表情を作るときに働く筋肉)です。 第5回 筋肉:うで(上肢) 力持ちの代名詞とも言える「力こぶ」。これは上腕二頭筋という筋肉です。筋トレをしている方は筋肉の名前を自然に覚えているかもしれません。何度も聞いたり話すことで記憶に残りますね。解剖学の名称や用語も反復学習をすることで記憶に残りやすくなります。 第6回 筋肉:あし(下肢) 背筋を伸ばし、二本の足で歩いている動物は、ヒトのみ。直立二足歩行するのに重要な足にはどんな特徴があるでしょうか。うしろに力強く蹴り出す筋肉は、大臀筋というお尻の筋肉です。他の動物に比べてみるとどのような違いがあるのか見ていきます。 *** 【広報画像】 @全身骨格(前面・側面)(講師作成 ※リシェの図を改変したもの) A頭部骨格(講師作成 ※リシェの図を改変したもの) B上肢筋肉(講師作成 ※リシェの図を改変したもの)
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