299講座中 1〜20件を表示
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ハイデガーとともに真理(アレーテイア)について考える(オンライン受講)

- 宮原 勇/名古屋大名誉教授
- 2024/10/01火 〜 2025/03/18火
- 15:30〜17:00
- 全12回
- 会員 40,260円
——『真理の本質について』 (1943年刊行)、『プラトンの真理論』(1947年刊行)、『「テアイテトス」における虚偽論』(1931・32年の講義)を手がかりに—— ハイデガーの哲学は、「存在」とは何かという問いをめぐって展開されましたが、その問いは、真理と虚偽という事柄と密接に結びついていました。ハイデガーは、「真理」という意味のギリシア語「アレーテイア」(隠れなき状態)と捉え、彼独自の「存在」解釈である臨在性、ないしは現前化という事態として展開しました。今回の講義は、このような真理観を展開したハイデガーの存在論を学び、彼のプラトン解釈を味わってみる講義です。テキストとして取り上げるのはハイデガーの四十歳代から五十歳代にかけての講義や著作です。 テキストは、講師がコピーしそれに詳しい解説を書き記したものと、適宜、独自に手書きしたメモをpdfにしてオンラインにて配付し、講義の時間にはそれらをzoomにて共有しながら説明していきます。
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20世紀を表すヘーゲル以降の「現代哲学」とは何なのか(オンライン受講)

- 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
- 2024/10/03木 〜 2025/03/20木
- 13:00〜14:30
- 全12回
- 会員 32,340円
現代哲学とは「20世紀という時代そのもの」を表します。「伝統的哲学ないし形而上学の否定」となるのですが、20世紀という時代を理解する上での必須の知識となります。 ここでは「ヘーゲル以降」としておきますが、現代哲学については「実証主義」「マルクス主義」「新カント学派」「生の哲学」「現象学派」「実存主義」「プラグマティズム」「論理実証主義」「構造主義」等々と紹介されるのが一般的です。狭い意味での「哲学」を越えて「他学問・諸文化」にまで及んでいるからです。そのため内容紹介も研究者間で多様となっていますが、ここでは「こんなところが大筋」として紹介していきます。 【カリキュラム】 1、「反ヘーゲル」の最初ショーペンハウエル 2、コントの「実証主義」 3、キェルケゴールと「不条理な人間」 4、マルクスの「唯物論的世界観」 5、ジェームズと「プラグマティズム」 6、ニーチェと「形而上学の否定」 7、ベルグソンと「生の哲学」 8、フッサールと「現象学」 9、ハイデガーとサルトルの「実存主義」 10、ヴィトゲンシュタインと「論理実証主義」 11、ソシュール以下「構造主義」 12、まとめと補遺
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20世紀を表すヘーゲル以降の「現代哲学」とは何なのか(教室受講)

- 小澤 克彦/岐阜大名誉教授
- 2024/10/03木 〜 2025/03/20木
- 13:00〜14:30
- 全12回
- 会員 32,340円
現代哲学とは「20世紀という時代そのもの」を表します。「伝統的哲学ないし形而上学の否定」となるのですが、20世紀という時代を理解する上での必須の知識となります。 ここでは「ヘーゲル以降」としておきますが、現代哲学については「実証主義」「マルクス主義」「新カント学派」「生の哲学」「現象学派」「実存主義」「プラグマティズム」「論理実証主義」「構造主義」等々と紹介されるのが一般的です。狭い意味での「哲学」を越えて「他学問・諸文化」にまで及んでいるからです。そのため内容紹介も研究者間で多様となっていますが、ここでは「こんなところが大筋」として紹介していきます。 【カリキュラム】 1、「反ヘーゲル」の最初ショーペンハウエル 2、コントの「実証主義」 3、キェルケゴールと「不条理な人間」 4、マルクスの「唯物論的世界観」 5、ジェームズと「プラグマティズム」 6、ニーチェと「形而上学の否定」 7、ベルグソンと「生の哲学」 8、フッサールと「現象学」 9、ハイデガーとサルトルの「実存主義」 10、ヴィトゲンシュタインと「論理実証主義」 11、ソシュール以下「構造主義」 12、まとめと補遺
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フッサールの晩年の著作「デカルト的省察」を読む(オンライン受講)

- 宮原 勇/名古屋大名誉教授
- 2024/10/04金 〜 2025/03/28金
- 10:30〜12:00
- 全12回
- 会員 40,260円
フッサールは、ヨーロッパ哲学史において、「現象学」という考え方を打ち出して哲学者です。彼は、1859年から1938年にかけて生きた哲学者です。『デカルト的省察』という最晩年の著作を読みます。そこでは、われわれ一人ひとりの「自我」はどのようなものであり、そのような自我が他の自我と交流するには、どのようなプロセスをたどって行われるのかを考えています。私たちも、このようなテーマを一緒に考えていきましょう。 テキストは、『デカルト的省察』(岩波文庫版)を使用します。各自購入してください。 なおテキストは、講師がコピーしそれに詳しい解説を書き記したものと、適宜、独自に手書きしたメモをpdfにしてオンラインにて配付し、講義の時間にはそれらをzoomにて共有しながら説明していきます。 今回のシリーズは、下記のテーマを考えます。 ・独我論を脱して、いかにして他者を認識するか。 ・人と人との共同性はいかにして構築されるか。
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ほほ笑みの円空仏 (オンライン受講)

- 小島 梯次/円空学会理事長
- 2024/10/05土 〜 2025/03/29土
- 13:30〜15:00
- 全6回
- 会員 16,830円
(2024年) 10 月 5 日(土) 円空の十一面観音T 11 月 2 日(土) 円空の十一面観音U 千手観音 三十三観音 12 月 7 日(土) 円空の馬頭観音 虚空蔵菩薩 如意輪観音 (2025年) 2 月 1 日(土) 円空の不動明王T 3 月 1 日(土) 円空の不動明王U 愛染明王 3 月 29 日(土) 円空の善財童子 ※ 講座内容が変更する場合があります。
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ほほ笑みの円空仏 (教室受講)

- 小島 梯次/円空学会理事長
- 2024/10/05土 〜 2025/03/29土
- 13:30〜15:00
- 全6回
- 会員 16,830円
(2024年) 10 月 5 日(土) 円空の十一面観音T 11 月 2 日(土) 円空の十一面観音U 千手観音 三十三観音 12 月 7 日(土) 円空の馬頭観音 虚空蔵菩薩 如意輪観音 (2025年) 2 月 1 日(土) 円空の不動明王T 3 月 1 日(土) 円空の不動明王U 愛染明王 3 月 29 日(土) 円空の善財童子 ※ 講座内容が変更する場合があります。
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カントの「判断力批判」を読む(オンライン受講)

- 宮原 勇/名古屋大名誉教授
- 2024/10/08火 〜 2025/03/25火
- 15:30〜17:00
- 全12回
- 会員 40,260円
ドイツの哲学者で、ヨーロッパ哲学史上最も重要な哲学者であるイマヌエル・カント(1724-804)の著作『判断力批判』を読むシリーズです。今回は、第二弾ということで、自然美に関する考察を行います。美というと、美的芸術において制作された作品や人間が自ら作り上げた建築や造形物が頭に浮かびますが、そのような人工物の美と自然の造形の美とはどのような違いがあり、どのような関係があるかを考察します。そして、美に関する判断では、民族や文化によってどのように違うか、あるいはどんな民族、文化でも共通の基準といったものがあるのか、さらには芸術上の天才といったものはどのように考えたらよいのかを考察いたします。 テキストは、毎回講師の方で解説を書き込んだものを事前に配付いたします。 今回のテキストの内容は、下記のようになっています。 1.自然についての美的判断の妥当性を証明すること。 2.美的判断(美についての趣味判断)は文化や歴史によって変化するものなのだろうか。 3.自然美と芸術における創造性 4.天才とは何か 5.人倫(道徳性)と美について
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早朝・坐禅
身と呼吸と心を調える

- 渡辺 亮英/妙楽寺住職
- 2024/10/15火 〜 2025/03/24月
- 07:00〜08:10
- 全12回
- 会員 21,120円
一日の始まりの清々しい朝に坐禅をしてみませんか?坐禅は2500年以上の歴史をもった伝統的な修行方法ですが難しいことはありません。初めての方も気軽に参加いただけます。姿勢を調え、呼吸を調え、心を調えることで静かに自分と向き合っていきます。坐禅のあとは仏教に関するお話をします。 場所は妙楽寺(博多区御供所町13−6)です。 ※体験受講も承っております(受講料1,760円)。要事前予約。
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ユダヤ人の歴史
天地創造から現代まで

- 黒川 知文/中央学院大学教授
- 2024/10/15火 〜 2025/03/18火
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,790円
「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる・・・地上のすべての民族は、あなたによって祝福されます。」創世記12章1―3節 ユダヤ人は世界人口の0.2%にすぎないが、ノーベル賞の20%以上を占め、歴史に大きな影響を与えています。ユダヤ人はどのような民族なのでしょうか。天地創造からイスラエル建国に至る壮大なユダヤ人の歴史について、社会史と思想の観点から考察します。一神教とユダヤ教を概説した後に、天地創造と原罪、アブラハム契約、ノア契約、モーセによる出エジプトからバビロン捕囚、エルサレム神殿建設に至る古代ユダヤ史、西欧中世における迫害、スペインと東欧・ロシアのユダヤ史、ホロコーストとイスラエル建国に至る西欧ユダヤ史を扱います。(講師記) ※講義では毎回専門書に匹敵する内容のレジュメを配布します。 ※今期開講 <各回カリキュラム(予定)> ◆2024年10月期 1 一神教について宗教の比較 神存在の証明/2 ユダヤ教について 神学と生活規範/3 天地創造 人間の創造と原罪/4 族長時代 ノア契約とアブラハム契約/5 出エジプトと十戒 モーセの生涯/6 士師の時代 ギデオンとサムソン ◆2025年4月期 7 統一王国時代 ダビデ王とソロモン王/8 分裂王国時代 預言者エリヤとエリシャ/9 単立王国時代 預言者イザヤとエレミヤ/10 バビロン捕囚時代 エゼキエルとダニエル/11 中間時代@ ハスモン国家の成立/12 中間時代A ローマ帝国による支配 ◆2025年10月期 13 ローマ帝国時代 キリスト教の進展とユダヤ人/14 西欧中世 宗教的反ユダヤ主義/15 中世スペイン ユダヤ教メシア運動/16 東欧・ロシア@ 同化政策 ハシディズム/17 東欧・ロシアA ポグロム/18 近代西欧@ ハスカラー(啓蒙主義) ◆2026年4月期 19 近代西欧A シオニズム/20 近代西欧B ホロコーストとイスラエル建国/21 現代 パレスチナ問題 ※カリキュラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。
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道元「正法眼蔵」を読む
観音巻

- 石井 清純/駒澤大学教授
- 2024/10/23水 〜 2025/03/26水
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,790円
観世音菩薩は、大乗仏教の慈悲を象徴する存在として、種々の方策を用いて人々を救済します。その姿も、千手観音や十一面観音など、いろいろな形で表現されます。仏教の菩薩では、地蔵菩薩と並んで最も身近な存在であるといえるでしょう。『正法眼蔵』にも「観音」と名づけられた巻があり、菩薩の救済を題材にした禅問答を軸に、その禅的解釈が詳細に繰り広げられます。 この講座では、まず、仏(如来)と菩薩の教理的な相違点と、観音菩薩の基本的性格を解説したうえで、『正法眼蔵』における禅的解釈に向き合っていきたいと思います。(講師記) <各回のテーマ> 1. 仏の悟りと菩薩の救い―「観音」巻読解の導入として― 2. 雲巌の「観音菩薩の手と眼」の問いかけ 3. 道吾の「夜中に後ろ手に枕を探す」という答えの意味 4. 雲巌の「体中が手と眼になる(遍身是手眼)」という理解 5. 道吾の批判と「身体全体が手と眼(通身是手眼)」 6. 禅宗祖師の持つ「観音の手と眼」 ※途中回からの受講も歓迎です。
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「黙示録」の思想と芸術

- 岡田 温司/京都大学名誉教授
- 2024/10/25金 〜 2025/03/28金
- 16:30〜18:00
- 全6回
- 会員 19,800円 / 会員45周年割 17,820円 / 一般 23,100円 / 一般45周年割 23,760円
この世にはいつか終わりが来る、そしてそのとき世界はいちど滅びて新たに再生する、この黙示録的で終末論的な考え方は、西洋ひいては世界中の社会や政治、思想や芸術にはかり知れない影響を与えてきた。前半の6回では、その原点にある聖書の『ヨハネの黙示録』について、美術作品や映画なども参照しながら、徹底的かつわかりやすく分析し解説する。後半の6回では、黙示録と哲学思想や政治思想との深いつながり、さらには環境破壊や地球温暖化に関連してこんにち提唱されている人新世(アントロポセン)との隠れたつながりについて、皆さんと共に考えてみたい。(講師・記)2024年10月〜全12講予定 参考書 岡田温司『黙示録』岩波新書 10月〜2025年3月(各回予定) 1.「黙示録」とは何か、ユダヤ教とキリスト教 2.身近にある「黙示録」 3.『ヨハネの黙示録』を読むT 4.『ヨハネの黙示録』を読むU 5.「黙示録」を彩るキャラクターたちT 6.「黙示録」を彩るキャラクターたちU 2025年4月〜(※後半の申込は2024年11月下旬開始) 7.「黙示録」と思想T 8.「黙示録」と思想U 9.「復活」とは何か 10.核の「黙示録」 11.黙示録(アポカリプス)と人新世(アントロポセン)T 12.黙示録(アポカリプス)と人新世(アントロポセン)U
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開宗850年! 浄土宗の美術とその法門(オンライン講座)

- 湯谷 祐三/名古屋外国語大学非常勤講師
- 2024/10/26土 〜 2025/03/22土
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 19,470円
今年は、法然上人が専修念仏の教えを広く提唱してから850年とされる記念の年である。東京・京都・九州の各国立博物館では特別展「法然と極楽浄土」が開催される(東京展は終了)。しかし、それらの宝法物は単なる「美術品」ではない。そこに表現された「法門」(教義)の理解なくして十全な鑑賞は成立しない。本講座ではカタチとテキストの両面から浄土教美術の深奥に迫る。 第1回 「浄土宗」以前の浄土教の世界―「阿弥陀堂」の諸相 第2回 法然と門弟たち―その風貌と法門 第3回 極楽浄土の姿(1)―当麻曼荼羅とその法門 第4回 極楽浄土の姿(2)―当麻曼荼羅をめぐる縁起と巡礼 第5回 来迎と往生の時 第6回 絵伝にみる「念仏宗」のドラマ
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開宗850年! 浄土宗の美術とその法門(教室受講)

- 湯谷 祐三/名古屋外国語大学非常勤講師
- 2024/10/26土 〜 2025/03/22土
- 15:30〜17:00
- 全6回
- 会員 19,470円
今年は、法然上人が専修念仏の教えを広く提唱してから850年とされる記念の年である。東京・京都・九州の各国立博物館では特別展「法然と極楽浄土」が開催される(東京展は終了)。しかし、それらの宝法物は単なる「美術品」ではない。そこに表現された「法門」(教義)の理解なくして十全な鑑賞は成立しない。本講座ではカタチとテキストの両面から浄土教美術の深奥に迫る。 第1回 「浄土宗」以前の浄土教の世界―「阿弥陀堂」の諸相 第2回 法然と門弟たち―その風貌と法門 第3回 極楽浄土の姿(1)―当麻曼荼羅とその法門 第4回 極楽浄土の姿(2)―当麻曼荼羅をめぐる縁起と巡礼 第5回 来迎と往生の時 第6回 絵伝にみる「念仏宗」のドラマ
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- 残りわずか
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通信 デカルト『省察』を読む 10月
10月受講開始

- 中村 昇/中央大学教授
- 会員 23,760円 / 一般 23,760円
哲学は、人間の根源的な問いかけに対して答えるはずなのに、専門の学問になると、なんだか、わかりにくい言葉を使った一部の人たちだけのゲームになってしまいます。デカルトはそういう専門的な哲学になる前に、近代哲学に最初の一撃をあたえた人です。この一撃によって、それ以降の哲学が始まりました。だから、デカルトの本は難解な哲学用語などは一切でてきません。平易な日常語で世界の謎に挑んでいきます。そんなデカルトの純粋な哲学的思考のエッセンスがつまっているのが、『省察』です。デカルトは数学者としても有名ですので、文章は明晰で、筋を追うのはとても簡単です。 『省察』とじっくりつきあうことによって、本当の哲学の醍醐味を味わっていきたいと思います。哲学は、面白いものだと気づいていただければたいへん嬉しいと思います。(監修講師・記) ≪学習の進め方≫ 毎月、課題箇所を読み、指定のテーマ(設問)で800字程度のレポートを提出していただきます。返却は締切日の約1ヵ月後です。
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通信 哲学のすすめ 10月
10月受講開始

- 中村 昇/中央大学教授
- 会員前期 24,420円 / 一般前期 24,420円
哲学>は、どこにでもあります。毎日毎瞬あらゆるところで、わたしたちは、哲学の問いかけにであっています。それなのに、この世界でながく生きていくうちに、そのことをすっかり忘れてしまうのです。わたしたちが生きている<ここ>は、謎や不思議が充満しているはずなのに、仕事や生活のもろもろの事柄のために、何の驚きもない当たり前の平板な場所になってしまっているのです。生きていくのは、大変ですからね。 大森荘蔵という稀有な哲学者の珠玉のエッセイ集『流れとよどみ』を読みながら、そんな平板な場所を壊してみませんか。わたしたちの日常が、実はとてつもない豊饒なワンダーランドであることを、一緒に経験してみようではありませんか。(監修講師・記) ≪学習の進め方≫ 毎月、課題箇所を読み、指定のテーマ(設問)で800字程度のレポートを提出していただきます。返却は締切日の約1ヵ月後です。 前期・後期 各6ヵ月(添削6回) /毎月開講 /1年で修了
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通信 聖書に親しむ 10月
10月受講開始

- 九里 彰/カルメル会司祭
- 今泉 健/カルメル会司祭
- 会員新規 21,120円 / 一般新規 21,120円
永遠のベストセラーといわれる『聖書』。けれども、初めて手にする人には、その内容はあまりにも膨大です。解釈も、難しいと感じることでしょう。ひとりで読むより、手紙などを媒体とした「読書隊」仲間と取り組み、親しんでいってはどうか。この試みが、「通信聖書深読」という形で確立し、永らく続いてきました。「新約聖書」を中心に、主として福音書から毎月1つずつテーマをひろい、現代の生き方にかかわる言葉として、共に考えるのがねらいです。 ≪学習の進め方≫ 毎月1回「個人素読」を提出していただきます。講師がコメントを記入し、約1ヵ月後に返却します。その際、講師による素読箇所の「解読」(聖書解釈)、提出者全員の「個人素読」をプリントにして併せてお送りします。
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基礎から学ぶ仏教の歴史と思想
インドにおける大乗仏教の思想と展開

- 宮崎 展昌/鶴見大学准教授
- 2024/10/28月 〜 2025/03/24月
- 10:30〜12:00
- 全6回
- 会員 20,790円
現在、日本の仏教諸宗派のほとんどは大乗仏教を自認していますが、その淵源は、紀元前後以降の南アジアで成立・展開した大乗仏教の経典に求めることができます。本講座では、浄土思想を説く無量寿経・阿弥陀経や中期大乗仏教の展開、如来蔵・仏性思想を説く涅槃経・勝鬘経などを扱います。可能な限り、仏典の現代語訳を講読することで、それらに説かれる教えや思想について紹介し、わかりやすく解説します。(講師・記) ※2024年4月期開講。 <2024年10〜2025年3月のテーマ(予定)> ・無量寿経・阿弥陀経2 極楽浄土の有様と往生の教え ・東アジアにおける法華経および無量寿経・阿弥陀経の展開と影響 ・中期大乗仏教の展開 ・涅槃経1 如来常住の教え ・涅槃経2 仏性の教え ・如来蔵経と勝鬘経 如来蔵の教え ------1年間のテーマ予定------ ※当初の予定から一部変更となっています 1. 初期大乗仏教の思想と展開 菩薩思想を中心に 2. 般若経 無執着の教え 3. 法華経 1 方便の教え 4. 法華経 2 如来常住の教え、常不軽菩薩の教え 5. 法華経 3 観音経 6. 無量寿経・阿弥陀経 1 法蔵菩薩の誓願 7. 無量寿経・阿弥陀経 2 極楽浄土の有様と往生の教え 8. 東アジアにおける法華経および無量寿経・阿弥陀経の展開と影響 9. 中期大乗仏教の展開 10. 涅槃経1 如来常住の教え 11. 涅槃経2 仏性の教え 12. 如来蔵経と勝鬘経 如来蔵の教え ----------------------------------------
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通信 デカルト『省察』を読む 11月
11月受講開始

- 中村 昇/中央大学教授
- 会員 23,760円 / 一般 23,760円
哲学は、人間の根源的な問いかけに対して答えるはずなのに、専門の学問になると、なんだか、わかりにくい言葉を使った一部の人たちだけのゲームになってしまいます。デカルトはそういう専門的な哲学になる前に、近代哲学に最初の一撃をあたえた人です。この一撃によって、それ以降の哲学が始まりました。だから、デカルトの本は難解な哲学用語などは一切でてきません。平易な日常語で世界の謎に挑んでいきます。そんなデカルトの純粋な哲学的思考のエッセンスがつまっているのが、『省察』です。デカルトは数学者としても有名ですので、文章は明晰で、筋を追うのはとても簡単です。 『省察』とじっくりつきあうことによって、本当の哲学の醍醐味を味わっていきたいと思います。哲学は、面白いものだと気づいていただければたいへん嬉しいと思います。(監修講師・記) ≪学習の進め方≫ 毎月、課題箇所を読み、指定のテーマ(設問)で800字程度のレポートを提出していただきます。返却は締切日の約1ヵ月後です。
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通信 哲学のすすめ 11月
11月受講開始

- 中村 昇/中央大学教授
- 会員前期 24,420円 / 一般前期 24,420円
哲学>は、どこにでもあります。毎日毎瞬あらゆるところで、わたしたちは、哲学の問いかけにであっています。それなのに、この世界でながく生きていくうちに、そのことをすっかり忘れてしまうのです。わたしたちが生きている<ここ>は、謎や不思議が充満しているはずなのに、仕事や生活のもろもろの事柄のために、何の驚きもない当たり前の平板な場所になってしまっているのです。生きていくのは、大変ですからね。 大森荘蔵という稀有な哲学者の珠玉のエッセイ集『流れとよどみ』を読みながら、そんな平板な場所を壊してみませんか。わたしたちの日常が、実はとてつもない豊饒なワンダーランドであることを、一緒に経験してみようではありませんか。(監修講師・記) ≪学習の進め方≫ 毎月、課題箇所を読み、指定のテーマ(設問)で800字程度のレポートを提出していただきます。返却は締切日の約1ヵ月後です。 前期・後期 各6ヵ月(添削6回) /毎月開講 /1年で修了
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通信 デカルト『省察』を読む 12月
12月受講開始

- 中村 昇/中央大学教授
- 会員 23,760円 / 一般 23,760円
哲学は、人間の根源的な問いかけに対して答えるはずなのに、専門の学問になると、なんだか、わかりにくい言葉を使った一部の人たちだけのゲームになってしまいます。デカルトはそういう専門的な哲学になる前に、近代哲学に最初の一撃をあたえた人です。この一撃によって、それ以降の哲学が始まりました。だから、デカルトの本は難解な哲学用語などは一切でてきません。平易な日常語で世界の謎に挑んでいきます。そんなデカルトの純粋な哲学的思考のエッセンスがつまっているのが、『省察』です。デカルトは数学者としても有名ですので、文章は明晰で、筋を追うのはとても簡単です。 『省察』とじっくりつきあうことによって、本当の哲学の醍醐味を味わっていきたいと思います。哲学は、面白いものだと気づいていただければたいへん嬉しいと思います。(監修講師・記) ≪学習の進め方≫ 毎月、課題箇所を読み、指定のテーマ(設問)で800字程度のレポートを提出していただきます。返却は締切日の約1ヵ月後です。
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