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100講座中 1〜20件を表示 

  • 福岡教室
  • 教室開催

山ア教授のツキイチ経済教室

yamazaki yoshihiro.jpg
  • 山崎 好裕/福岡大学教授(大学院経済学研究科・経済学部) 東京大学博士(
  • 2024/07/03 〜 2024/09/18
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 8,580円
  •  毎日のニュースで目にし耳にする経済の話題、たとえば、円安のなかの日本経済、新NISAで変化する日本人の投資行動、金利正常化のへの展望などを取り上げ、東大出身の現役大学教授が、現代人に欠かせない教養である経済について、楽しく分かりやすく説明します。話題は講座当日の朝日新聞朝刊から探しますが、新聞とその他必要な資料は毎回配布いたしますので、気軽に身体一つでご参加ください。経済関係の一般向け講座としては日本一長い、二十数年続いている、定評ある講座です。

    • トライアル可
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

国際政治と日本の安全保障

川名晋史(新).jpg
  • 川名 晋史/東京工業大学教授
  • 2024/07/12 〜 2024/09/27
  • 19:00〜20:30
  • 全5回
  • 会員 17,325円 / 一般 22,825円
  •  今日、全ての国家は主権の上では平等ということになっているが、歴史的にみれば、そのような世界秩序のあり方は普遍的ではない。本講座では、われわれが今日考えるような「国際政治」がいつどのような形で始まり、どのような推移を経て今に至っているのかを考えていく。とりわけ、冷戦下において米ソの勢力争いは何をめぐってどのように行われたのか、またその冷戦に日本がどのように関わり、それをどのように克服しようと試みたのか。本講座のねらいは複雑な国際政治を理解するための視点を養い、「いま」を普遍のものだと考える固定的な視座を打ち砕くことにある。(講師:記) 【今期の予定】 第6回 日本の終戦と船出 第7回 朝鮮戦争―戦後の原型 第8回 日米安全保障条約 第9回 沖縄返還と基地問題 第10回 米中対立と日本 ※2024年5月開講 ※途中受講可 【全体の予定】 第1回 国際政治における「現実」とはなにか 第2回 国際政治における「理想」とはなにか 第3回 戦争と大国 第4回 第二次世界大戦 第5回 冷戦の幕開け 第6回 日本の終戦と船出 第7回 朝鮮戦争―戦後の原型 第8回 日米安全保障条約 第9回 沖縄返還と基地問題 第10回 米中対立と日本 【朝カルTimes:vol.8】 「日本の安全保障の核心とは」川名晋史さんに聞く(新宿)は[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/page/article/times008_240801_shinjuku/)

    • 見逃し配信あり
  • 北九州教室
  • 教室開催

ゼミナール民法

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  • 江藤 洋/元江藤洋司法書士事務所 所長
  • 2024/07/13 〜 2024/09/28
  • 15:00〜16:30
  • 全7回
  • 会員 16,940円
  • 特定の資格取得を目的とせず、ゼミナール形式で民法を学習しています。生涯学習として如何。

    • 見学可
    • トライアル可
  • 横浜教室
  • 教室・オンライン自由講座

丸山眞男を読む

山口二郎 2022年政治を振り返る - コピー.JPG
  • 山口 二郎/法政大学教授
  • 2024/07/13 〜 2024/09/14
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円
  •  来年は、戦後80年の節目である。敗戦直後の混乱期を除いて、戦後政治を一貫して担ってきた自民党は様々な意味で変貌し、敗戦と戦後改革によって形成された戦後政治の基本的前提も崩れようとしている。この講座では、敗戦直後の日本に向けて、民主化や近代化のあるべき姿について様々な発信を行った丸山眞男の論文を読むことを通して、戦後政治の原点を確認し、日本が何を目指していたかを振り返りたい。テキストとして、丸山著『超国家主義の論理と心理』、『政治の世界』(いずれも岩波文庫)の2冊を用いる。(講師・記) *2024年4月開講。全6講。 <各回のテーマ> 【夏期:2024年7月期『政治の世界』より】 4.人間と政治、政治の世界 政治という営みの本質と、人間が政治にどう関わるかを考察する。政治という活動の醜さと恐ろしさ、および不可欠さは、現代を生きる我々にとっても難問である。 5.権力と道徳 政治権力の諸問題 政治につきまとう権力の本質、その役割について考える。権力の性質を知り、それを制御することが民主主義を担う市民に求められる資質である。 6.政治的判断 現代における態度決定 市民、あるいは有権者として政治にどうかかわるか。具体的な政治課題についてどう考え、自分なりの意見を形成し、選択を下すのか。現代民主主義を生きるうえでの必要な作法や行動の仕方について考える。 <全テーマ> 【春期:2024年4月期『超国家主義の論理と心理』より】 1.超国家主義の論理と心理 2.軍国支配者の精神形態 3.ファシズムの現代的状況 【夏期:2024年7月期『政治の世界』より】 4.人間と政治、政治の世界 5.権力と道徳 政治権力の諸問題 6.政治的判断 現代における態度決定       

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

現代社会と経済を読む 古典とともに
第1期 古代・中世

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  • 水野 和夫/元法政大学教授
  • 2024/07/13 〜 2024/09/14
  • 18:30〜20:00
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  「歴史は人間の狂気の集積である」(アルチュセール)、「世界は病院である」(鈴木忠志) 太古から現代に続く、人間の社会の営みでもある「経済」。現代経済、現代社会の事象にリンクしながら、古代から現代までの時間軸で考察します。解き明かすヒントには、もう一つの人間の営みでもある「古典」「芸術」を導き手とします。  第1回のアレキサンダー大王(在B.C.336-323年)時代の「正義とはなにか?」に対する答えの正解はあるのでしょうか。今般のロシア・ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス戦争の勃発は、21世紀の現在になっても正解がないことを明らかにしています。 第12回ではエウリピデス(B.C.480-406年)が書いた戯曲『トロイアの女』を取り上げます。解き明かされるのは、現代は「古代ギリシャの政治・経済に始まって、古代ギリシャの芸術に立ちかえる」こと。その帰結を検証する12回の講義、人間学としての経済を考える試みです。(講師・記) 【各回テーマ】※状況によって変更することもございます。(2024/07/27改) ★第1期〈古代・中世〉 2024.7月期 7/13●1)アウグスティヌス『神の国』と正義×アレキサンダー大王「国家と盗賊の違いは何か?」 ・トマス・アクイナス『神学大全』と公正価格×公正価格とは? 8/3●2)続・アウグスティヌス『神の国』と正義×アレキサンダー大王「国家と盗賊の違いは何か?」 ・トマス・アクイナス『神学大全』と公正価格×公正価格とは?  9/14●3)オリ―ヴィ(大黒俊二『嘘と貪欲』)と利子の正当化×13世紀に貨幣は「石」から「種子」へ 第2期〈「長い16世紀」(1450‐1650年)〉 2024.10月期 10/12●4)ダンテ『神曲』とルネサンス×「神と利潤のために」(ダティーニ商会の標語)、「私的な利益こそ、すべての人間を導く主である」(グィッチャルディーニ) ・ルターの宗教改革とアダム・スミス 11/9●5)トマス・モア『ユートピア』と「血の立法」×資本の自由化と労働の規制緩和(=「羊が人間を食べている」の21世紀版) 11/30●6)シェイクスピア『リア王』と「さかさま世界」×「シンボルエコノミー」と「ショック・ドクトリン」 12/14●7)『ハムレットとドン・キホーテ』(ツルゲーネフ)×エゴイズムVS.自己犠牲 第3期〈近代〉 8)宗教と国家(マルクス『ヘーゲル法哲学批判』)×トランプ現象=「国家と社会こそ倒錯した世界」(マルクス『ヘーゲル法哲学批判』) 9)ジョン・ロック『統治二論』と所有権×「人肉裁判」における正義と慈愛 10)ゲーテ『ファウスト』とマルクス、ゾンバルト×「経済とは錬金術的現象」(ゲーテ)であり、暴走する「目に見える神(貨幣)」(マルクス) 第4期〈現代〉 11)三島由紀夫「果たし得ていない約束」とケインズ×「からっぽの日本」(三島)と「貨幣愛の追求は病気である」(ケインズ) 12)ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』とハイエク ×中心と自由の喪失とビリオネアの興隆 13)エウリピデス『トロイアの女』と戦争×戦後の日米関係

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

アメリカ大統領選と思想潮流

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  • 会田 弘継/ジャーナリスト・思想史家
  • 2024/07/20 〜 2024/09/21
  • 10:00〜11:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  今年11月のアメリカ大統領選挙は、アメリカと世界にとって大きな分岐点となりそうです。7,8月には民主・共和の2大政党がそれぞれ全国大会を開きバイデン、トランプ両氏を大統領候補として正式に選びだし、9月からいよいよ一騎打ちとなります。さまざまな問題を抱えるトランプ氏ですが、支持は一向に衰えそうにもありません。激しく流動化しているアメリカの政治と思想の流れを、戦後思想史という大きな枠組みに置いて、受講者の皆さんと一緒に考えていきます。(時々の政治動向に合わせて解説していきます。)

    • 見逃し配信あり
  • 名古屋教室
  • オンライン(事前選択講座)

新聞から「いま」を読む〜時事解説(オンライン受講)

渡辺斉講師.jpg
  • 渡辺 斉/元朝日新聞論説委員
  • 2024/07/20 〜 2024/09/21
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 8,877円
  • 8/17と9/21の2回受講も歓迎・・・【オンライン受講コース】 情報過多な時代を生きる私たちはどのように情報を整理、活用できるでしょうか。新聞紙面から私たちの“今”を切り取り、講師と共に最新の情報を読み解いていきま しょう。 〈テーマ〉7月「東京都知事選、教育問題」、8月「医療・福祉問題」、9月「自民党総裁選」。

    • 見学可
    • 見逃し配信あり
  • 名古屋教室
  • 教室(事前選択講座)

新聞から「いま」を読む〜時事解説(教室受講)

渡辺斉講師.jpg
  • 渡辺 斉/元朝日新聞論説委員
  • 2024/07/20 〜 2024/09/21
  • 10:30〜12:00
  • 全3回
  • 会員 8,877円
  • 【教室受講コース】 情報過多な時代を生きる私たちはどのように情報を整理、活用できるでしょうか。新聞紙面から私たちの“今”を切り取り、講師と共に最新の情報を読み解いていきま しょう。 〈テーマ〉7月「東京都知事選、教育問題」、8月「医療・福祉問題」、9月「自民党総裁選」。 [オンライン視聴コースもあります](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7199904)

    • 見学可
  • 中之島教室
  • 教室開催

知っておきたい法律の知識

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  • 阪本 敬幸/大阪弁護士会所属弁護士
  • 土田 壮太郎/大阪弁護士会所属弁護士
  • 2024/07/23 〜 2024/09/24
  • 10:00〜11:30
  • 全3回
  • 会員 8,580円
  • 普段意識していなくても、日々の生活には法律がかかわっています。欠陥商品を買わされた、隣の騒音に迷惑している、遺言書を作りたい、憲法改正の問題とは何か等々、日常の中で目にする法律問題をやさしく説明します。(3人の講師が交互に出講します) 【カリキュラム】 7月23日 投資詐欺の実際と、悪徳弁護士・業者による二次被害(阪本講師) 8月27日 あおり運転をしない、させない、されたときの対応(土田講師) 9月24日 健康被害と法律(藤村講師)

  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

財政と民主主義〜危機の時代を考える

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  • 神野 直彦/東京大学名誉教授
  • 2024/07/26 〜 2024/09/27
  • 10:30〜12:00
  • 全2回
  • 会員 6,930円 / 一般 9,130円
  •  新自由主義の浸透は格差や貧困などの経済危機をもたらし、人間の絆としての社会も、人間の生命を育む自然環境をも破壊し、人間存在が絶滅しかねない「危機の時代」を生じさせた。この危機を克服するには、私たちひとり一人が「人間らしく生きる社会」を求めて立ち上がり、民主主義を取り戻し、財政を有効に機能させる必要がある。講義では社会の進路を決めるハンドルたる財政を、どう動かすのか考える契機を皆さんに提供したい。(講師・記) ※10時半〜12時の講座です(一部リーフレットの13:00〜は誤りです、訂正してお詫び申し上げます)。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

民主主義再考

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  • 山口 二郎/法政大学教授
  • 2024/07/26 〜 2024/09/27
  • 13:00〜14:30
  • 全3回
  • 会員 10,395円 / 一般 13,695円
  •  今年は、アメリカ、イギリス、インドなど世界の多くの国で選挙が行われる。民主主義は先進国に定着した政治制度と言われるが、各国の政治は、様々な難問に直面している。民主主義の統治能力の危機ともいえる現象が広がっている。この講座では、民主主義を構成してきた基本原理や制度を振り返り、21世紀に入ってなぜ民主主義が変調をきたしたか考えてみたい。 (講師・記/2024年4月〜全2期・6講予定) 〈7月期のスケジュール〉 民主主義の現代的苦悩 4 グローバル資本主義と民主主義  1990年代以降、世界を席巻してきたグローバル資本主義が民主政治をどのように変えたのか、イギリスの政治学者、コリン・クラウチの言う「ポスト・デモクラシー」という概念を手掛かりに考察する。 5 メディア、世論、ポピュリズム  情報化、IT革命、ソーシャルメディアの発達が、世論にもとづく民主政治にどのような影響を与えたのか、先進国の事例をもとに考える。また、ポピュリズムと呼ばれる現象について分析する。 6 新しい独裁の時代?  2010年代の後半、欧米諸国の政治学者が相次いて民主主義の危機について警鐘を鳴らす本を著した。各国の民主主義が直面する課題を明らかにし、その克服の道筋について考える。 前期のテーマ(終了) 民主主義の基本 1 政治と民主主義  人間社会に必要な秩序やルールを形成するのが政治という営みである。秩序が自然の産物ではなく人間がつくったものという作為の感覚が広がる所から、民主主義は始まった。民主主義の始まりと広がりの過程の人間の苦闘を振り返る。 2 民主主義の理念  民主政治を支える基本的な理念や価値観、フランス革命のときの自由、平等、友愛という理念が近代、現代の社会でどのように展開したかを振り返る。それらの理念が現在どのような意味を持つか、考える。 3 民主主義の制度化  民主主義による統治のための制度がどのように形成されたのか、代表民主制と議会、多数決、権力分立、政治と行政などの仕組みについて解説し、現代的課題について考える。

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  • 新宿教室
  • オンライン開催

原爆投下と戦後日本の核認識

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  • 山本 昭宏/神戸市外国語大学准教授
  • 2024/07/27 〜 2024/09/28
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  2023年から24年にかけての日本社会では、例年に比べると原爆に関連する話題が多かったように思われます。G7の広島サミットから、映画『ゴジラ−1.0』や『オッペンハイマー』などが思い浮かぶところです。原爆による死者は、いまも追悼・慰霊の対象であり続けていますが、体験者世代の減少によって、具体的な顔を思い浮かべての追悼というよりは、やや漠然とした追悼になりつつあるのかもしれません。他方で、核兵器はいまも配備され続けていますが、核兵器に対する批判的想像力は弱体化しているようにみえます。現代の私たちは過去の原爆と現在の核兵器にいかに向き合っているのでしょうか。それを知るために、この講座では全三回で過去から現代にかけての日本社会の核兵器認識を探ります。(講師:記) @「被爆国」というアイデンティティ:占領下から50年代まで  「被爆国」というアイデンティティは、1945年8月6日と9日の直後から形成されたわけではありませんでした。敗戦から占領という過程で、核兵器に対する根本的な疑問はむしろ表面的には姿を消していきます。その理由としては、占領軍による検閲と、人びとの戦災復興への注力があったと言えるでしょう。ところが、1950年の朝鮮戦争勃発により核戦争の恐怖が高まります。また主権回復後には広島・長崎の原爆被害の実相が次第に明らかになり、これが反核運動の基盤となります。さらに、いわゆる「ビキニ事件」を端緒として核実験による被害が生じ始めたことにより、反核運動が盛り上がりました。こうして、「被爆国」というアイデンティティが1950年代の半ば以降に定着するようになったと考えることができます。第1回では、『ゴジラ』や『生きものの記録』などのメディア文化にも触れつつ、核兵器認識の変容を講義します。 A「核戦争の恐怖」のゆくえ:60年代から80年代  原水爆禁止運動の大きな盛り上がりは、60年代を通して沈静化していったようにみえます。いわゆる高度成長期の時期に、多くの人びとは、日米安保体制による「平和」を受け入れていったと考えることもできるでしょう。その「平和」は、全面的な核戦争を起こさないことで成立する「平和」でもありました。ところが、80年代初頭には再び大きな反核運動が起こります。80年代の反核運動の特徴は、サブカルチャーとの親和性にありました。反核意識が、そのときどきの社会状況を取り入れながら、多様な表れ方をしています。第2回でも、引き続き、マスメディアや世論調査、『はだしのゲン』などのメディア文化作品を参照しながら、核兵器の社会的位置づけを解明していきます。 B核戦争の想像力の変容:90年代から現在まで  「戦後50年」だった1995年は、戦争の死者をめぐる議論が盛り上がった時期でもありました。また、2000年代以降は体験世代の減少がアジェンダとなり「継承」という論点が広く意識されるようにもなりました。それと同時に、日米間や日韓間では、原爆が歴史認識問題の焦点になりました。他方で、対テロ戦争のように、戦争の様態が変化するなかで、従来の核戦争による絶滅のイメージは過去のものになりつつあります。第3回では、韓国人原爆犠牲者慰霊碑などのモニュメントや映画『ゴジラ−1.0』や『オッペンハイマー』などに触れながら、現代日本社会における核兵器を論じます。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • オンライン開催

一外交官が見たプーチンのロシア

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  • 亀山 陽司/元外交官、著述家
  • 2024/08/30 〜 2024/09/20
  • 19:00〜20:30
  • 全3回
  • 会員 9,900円 / 一般 11,550円
  •  「ロシアは頭では理解できない。ただ信じることができるだけだ。」とあるロシアの詩人が言いました。そんなロシアによるウクライナ侵攻は2年以上続いており、これまで私たち西側諸国が何となく信じていた国際秩序なるものに大きなひび割れを入れてしまいました。今年3月にはプーチン大統領が圧倒的な得票率で改めて大統領に選ばれ、プーチン政権は今後もしばらく続くことになります。西側諸国から見える姿とは異なり、プーチン大統領はロシア国民の強い支持を得ています。それは、彼が「ロシア文明とロシア国家」の存続と繁栄という大義に忠実な国家元首だからです。ロシアにとって、ウクライナ侵攻は「侵略戦争」ではなく「防衛戦争」という位置づけなのです。なぜそうなるのでしょうか。本講座では私が一外交官として見てきた「プーチンのロシア」の姿を紹介しながら、ロシアという国家の行動原理について考えていきたいと思います。(講師:記) 第1講義 プーチン政権下の現代ロシアとウクライナ侵攻 第2講義 ロシアの地政学的状況と祖国戦争 第3講義 プーチンとロシアン・イデオロギー 参考文献:[『地政学と歴史で読み解くロシアの行動原理』](https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85275-1)亀山陽司著 (PHP研究所)

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諜報国家ロシア 
現代ロシア情報保安機関の制度と手法

保坂三四郎 横.jpg
  • 保坂 三四郎/エストニア国際防衛安全保障センター研究員
  • 2024/08/31 〜 2024/09/14
  • 15:45〜17:15
  • 全2回
  • 会員 6,600円 / 一般 7,700円
  •  1990年代エリツィン政権期において、民主派の批判にもかかわらず、なぜソ連国家保安委員会(KGB)が連邦保安庁(FSB)として事実上の存続に成功したのか。第1回では、情報機関に対する議会監視が骨抜きにされた経緯を含め、ソ連崩壊後のロシア情報保安機関の展開を見る。KGBからの継続性と変化(特にマフィア、オリガルヒとの癒着)、そして現代のロシア情報機関のカバー(大学へのFSB将校派遣制度など)にも注目する。ロシア情報保安機関の具体的な工作(アクティブメジャーズ等)とはどのようなものか。第2回では、2012年のプーチン大統領復帰後に開始されたウクライナ取り込み工作、2014年以降のロシアによる「ドンバス自治」工作、2022年のウクライナ全面侵攻におけるロシア情報機関の失敗と成功、近年の西側に対するアプローチについて概説する。また、時間が許す限り、ロシア情報保安機関研究のための情報源や近年のアーカイブ研究の具体例も紹介したい。  前講座(2024/4/27開催)では、プーチン大統領の出身機関として知られるKGBについて、1917年のロシア革命時に創設されたチェーカーにさかのぼり、ソ連時代の指導者や組織の変遷、KGBの基本的制度や工作の概要を解説した。本講座(全2回)では、ソ連崩壊後のロシア情報保安機関の制度と手法について、さまざまな資料や情報源から分かっていることを解説する。(講師:記) 第1回 ソ連崩壊後のロシア情報保安機関の展開 第2回 ロシアによる対ウクライナ・対西側工作 【開催方法について(2024/8/23記)】 第1回(8/31)のみ対面での講義をオンラインでも配信します(講師は教室)。 第2回(9/14)はオンラインのみの開催です。どちらも見逃し配信(1週間限定)がございます。 【参考図書】 保坂三四郎著[『諜報国家ロシア』](https://www.chuko.co.jp/shinsho/2023/06/102760.html)(中公新書、2023年) 【アーカイブ動画(販売は終了しました)】 前講座[「諜報国家ロシア KGBの歴史からひも解く」](https://www.asahiculture.com/asahiculture/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=7311726)(収録日:2024/4/27)のアーカイブ動画を「朝カルアーカイブ」にて販売しています。 アーカイブ動画を事前にご視聴いただくと、より本講座の理解が深まります。 アーカイブ動画の視聴期限はご購入から7日間です。期限内はマイページで何度でもご覧いただけます。

    • 見逃し配信あり
  • 新宿教室
  • 教室・オンライン自由講座

AIと言語

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  • 川添 愛/言語学者・作家
  • 2024/09/07 〜 2024/09/21
  • 15:30〜17:00
  • 全2回
  • 会員 6,930円 / 一般 9,130円
  •  ChatGPTの登場以来、言葉を巧みに操る人工知能(AI)が大きな話題になっています。この講座では、言葉を扱うAIを読み解くための基礎知識を二回に分けて解説します。  第一回は、AIの開発の基盤となっている機械学習の概要と、第三次AIブームを牽引しているニューラルネットワークのしくみを解説します。第二回は、今のAIがどのように人間の言葉を扱っているか、またAIの言葉が人間の言葉とどのように違うかについて説明します。初学者向けですのであまり専門的なところまでは踏み込まず、受講者の皆さんにAIのしくみについておおよそのイメージを掴んでいただくことを目指します。(講師・記)

    • 見逃し配信あり
  • 名古屋教室
  • オンライン開催

対談・「虎に翼」から考える、私たちの社会

MurakamiT.jpg
  • 村上 一博/明治大学法学部教授
  • 水野 梓/朝日新聞withnews編集長
  • 2024/09/17
  • 18:30〜20:00
  • 全1回
  • 会員 3,465円 / 一般 4,015円
  • 法学者・ドラマ法律考証者とドラマ好き記者という立場から、NHK朝ドラ「虎に翼」で描かれる「法の下の平等」「ジェンダー」「家庭」「子ども」などといった視点について対談。このドラマが今の時代になぜこれほど大きな共感を得るのか、ドラマが投げかける現代社会へのメッセージなどについて考えていきます。 【オンライン受講 ご案内事項】 ・本講座はZoomウェビナーを使用したオンライン講座です。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者の映像、音声は配信されません。 ・オンライン受講に際し、ご留意いただきたい事項やキャンセルの扱いなどを[こちら](https://www.asahiculture.com/asahiculture/wp/online_notice/)にまとめました。ご受講前に必ずご一読ください。 ・キャンセル等のご連絡は、ng9info@asahiculture.comで承ります。 ・見逃し配信(1週間限定)は終了後1〜2日以内にマイページにアップします。メールでのお知らせはございませんので、各自ログインしてご確認ください。

    • 見逃し配信あり
  • 北九州教室
  • オンライン開催

ドローン入門 
はじめる前に学ぶこと

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  • 長岡 栄二郎/ドローン公認指導員
  • 2024/09/21
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,300円 / 一般 3,520円
  • 当講座では、ドローンに関する基礎知識や活用事例、航空法や飛行原理などを学んで頂きます。 ドローンに興味はあるけど何から始めて良いか分からない、空撮してみたいけど法律など詳しいことが分からない方など、まずはドローンに関する基礎知識を学ぶことでやりたいことが現実に! 少しでも興味を持たれた方、ドローン飛行への第一歩を踏み出してみませんか?

    • 見逃し配信あり
  • 千葉教室
  • 教室・オンライン自由講座

裏金事件の本質を話そう
自由民権運動150年と令和の提言

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  • 平野 貞夫/元参議院議員
  • 2024/09/22
  • 10:30〜12:00
  • 全1回
  • 会員 3,465円 / 一般 4,565円
  • 衆議院事務局で前尾繁三郎衆院議長秘書などを歴任し、参議院議員時代には小沢一郎氏と行動を共にし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称されてきた平野貞夫氏。国会や政界の表も裏も知り尽くした平野氏は、今回の裏金事件の本質や、政治とカネの実態をどう見ているのでしょうか。折りしも、今年は自由民権運動150年の節目の年。歴史に何を学べばいいのでしょうか。今の政治状況は如何に。国会と政治のプロが語る令和の提言≠ノ耳を傾けたい。

    • 見逃し配信あり
  • 千葉教室
  • 教室・オンライン自由講座

消えた絶景・美景ローカル鉄道

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  • 星川 功一/鉄旅ライター
  • 2024/09/24
  • 13:00〜14:30
  • 全1回
  • 会員 3,465円 / 一般 4,565円
  •  全国に貼り巡らされた鉄道路線の中で、主要都市間を走る幹線に対して、地方を走る路線はローカル線(ローカル鉄道)と呼ばれます。1〜2両の車両が田んぼの中や山間部をトコトコ走る姿は旅情にあふれ、鉄道好きにはたまらない魅力が詰まっています。本講座では、利用者が減ってしまった、また災害によって廃線(休線)を余儀なくされ、現在は乗ることができないローカル鉄道の中から、絶景・美景が楽しめるローカル線を紹介します(講師・記)。

    • 見逃し配信あり
  • 福岡教室
  • 教室(事前選択講座)

日本社会の過去・現在、そして未来へ 《プレ講座》
人々の個人化、保守化の趨勢に注目して

@社会学 友枝敏雄 トリミング済.JPG
  • 友枝 敏雄/九州大学名誉教授 大阪大学名誉教授
  • 2024/09/26
  • 10:30〜12:00
  • 全1回
  • 会員 2,860円 / 一般 3,740円
  • 10月新規開講の「日本社会の過去・現在、そして未来へ〜社会学のキーワードで読み解く」のプレ講座です。   第二次世界大戦が終了した1945年8月15日よりすでに79年のときが流れました。日本社会はこの79年間にどのような変動を経験し、どこに向かおうとしているのでしょうか。今回は、戦後79年という時代をいくつかの時期に分けて、日本社会の歩みが明瞭に理解できるようにしましょう。その上でグローバル化が進行するなかで、人々の考え方が、個人化、保守化していることについて、とりわけ21世紀の若者の意識に焦点をあててお話します。これからの日本社会を元気にする方法についても考えていきましょう。

    • 見逃し配信あり